2009年11月27日
名古屋が、ダニを狙ってるらしい&ホーム最終戦の観客動員数の話。
話題になってるから確認してみたら・・・ありましたね。 名古屋 札幌のダニルソンにオファー[ 2009年11月27日 スポニチ] 名古屋がJ2札幌のMFダニルソン(23)の獲得へ正式オファーを出したことが26日、分かった。 一応、“正式”って書いてますけど、スポーツ紙なので(苦笑)、 これが事実だとすればですが、 岐阜戦でのストイコビッチ監督生観戦の効果たかっ。 確か、3億だか4億の違約金(移籍金)が発生するし、本当にその話があるなら、 ダニのポテンシャルだけでいえばJ2レベルじゃないから、 私は誰にとっても悪い話じゃないと個人的には思いますけれど(-"-;A ... 出ることは素直に喜べませんけど、 そんだけありゃ、J2レベルならこれで一気に来季に向けて戦力整えられますからね。 ユース専用の寮もつくって欲しいし・・・ 現時点の札幌は、そうやって選手を売却して、 “わらしべ長者”していくしかないと思いますしね...( = =)
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2009年11月26日
石崎監督の続投決定と来季への生き残り。
コンサドーレ札幌 石崎 信弘 監督 契約更新のお知らせ 2009年11月25日 当ブログでは、 2009年11月11日 来季の監督人事については早急に決めるべき。 と求めてきただけに、最優先課題だった監督人事が、 石崎監督の続投決定でとりあえず一安心。 あと、フィジコ、分析担当も、経済難でも育成と結果を求めるなら維持すべきかと・・・。 これで来季は、大きなチーム戦術の変更もなく迎えることが出来ます。 補強ポイントもはっきりしてきます。 監督の求める補強は、ポストプレーの出来るFWらしい。 今季は、4-2-3-1の“1トップとして”、 キリノにもあまり得意ではないポストプレーも要求してました。 そこでキリノに無理にポストプレーを要求するのではなく、 ポストプレイヤーを入れて2トップにすることでポスト役を軽減して、 キリノの特徴であるDFの裏へ抜けるスピードを最大限活かし、 得点力アップを狙う意図でしょうか。 今季もトップにタメが作れる大伍が入った時、キリノがやりやすそうでしたしね。 現有戦力に合わせた合理的な要求かと思います。 来季は、4-2-3-1から4-4-2を主体にするってことでしょうか。
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2009年11月25日
“白馬の王子様”は簡単には現れないから、“白馬の王子様”。
経営問題に一応勝手な区切りをつけました(笑)。
HFCには中期経営計画の事業評価とその公開をして欲しいと思いますが・・・
まあ、ぶっちゃけ自分でも、それほど明確なゴールを持って書いていないことは
読み返してみるとわかりますね(苦笑)。
ただ、ゴールとして漠然と思っていたのは、誰か他の人に頼らない姿勢。
自分たちで何とかしていくことの重要性です。
だから、現時点で、他の誰かが助けてくれるというシナリオ、
行政が助けてくれるとか、親会社が現れるという可能性を否定したかった。
親会社が、未来永劫つく必要がないということを主張しているのではなくて、
まず、自分たちだけで何とかしようとする気持ちがないといけないだろうと。
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2009年11月24日
HFCは、中期経営計画の今年度の評価をして公開すべき。 -HFCの経営問題のまとめ その2-
昨日、HFCの経営問題を考えるのまとめ。 -その1-で、 HFCは、大前提として黒字経営をしながら、負から正へイメージの転換を狙っていくべき と書きました。 しかし、予め書いておきますが、もし私に何かを期待されている方がいたら、 おそらく、その期待には応えられないでしょう。 私が、経営問題を解決するための何か画期的なアイディアを持っているわけではありません。 私に出来るのは、HFCに経営問題があることを表に出し、その背景を整理して提示するだけです。 だからといって、この問題の解決のために私に何も出来ないとか、 関係がないといっているわけではありません。 しかし、経営問題解決の主体となるのは、HFC自身であって他の誰でもない。 したがって、HFC自身が危機を認識して、変わろうとすることが最も効果があると考えます。 そして、前回、そのキーワードになるのは、“長期的視座”と“地域密着”だ と書きましたが、そのような計画がHFCにないわけではないのです。
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2009年11月23日
HFCの経営問題を考えるのまとめ。 -その1-
今まで長々とHFCの経営問題について色々と書いてきましたが、 そろそろまとめていこうかと思います(-"-;A ... まず、問題の出発点として、HFCは経営危機にあるのかという認識ですが、 昨季、累積赤字解消のために減資、増資を行ったHFCですが、 それによって累積赤字が完全になくなったわけではありません。 したがって、HFCが引き続き経営危機にあるという認識はもたねばなりません。 具体的には、株式会社 北海道フットボールクラブ 決算・予算より、 昨年、25億5千万円あった資本金を7億9千万円に減増資して累積赤字を減らしましたが、 尚、7億3千万円の累積赤字を残しています。 つまり、 資本金(7億9千万円)-累積赤字(7億3千万円)=@6000万円 今季、6千万円を越える赤字額を出すと、再び債務超過に陥ります。(≒事実上の倒産状態) また、このような恒常的な赤字体質を生み出した原因は、 結果を出さなければサポーターもスポンサーも付いてこないからという理由で、 本来的には、経営責任の所在がはっきりせず赤字ができない経営体質でありながら、 毎年、HFCは博打的な予算を組むことを強いられていること。 このような昇格への圧力が生まれる背景として、 クラブの収入(2007年)は、上から5、6番目で昇格圏にない事実より、 観客動員数(2007年)は、仙台に次ぐ2位の昇格圏にある事実が過大評価され、 これだけ他のチームよりたくさんの人が応援しているのになぜ強くならないのか? という一般的な不満があることが推測できます。 このギャップを埋めるために、赤字を補填してくれる親会社の存在もなく、 行政への借金(すでに5億円)も期待できないにもかかわらず、 HFCは、経営規模に合わない(≒“身の丈”ではない)選手補強を続けてきたため、 放漫経営が続き、累積赤字をこれまで解消できずにきた。 まず、ここを厳しく反省しない限り、 HFCは常に存続の危機にあるといえます。 したがって、このような恒常的な経営危機にあるHFCに絶望を感じ、 親会社待望論や、HFCを潰してもう一度作り直せといったリセット論が出てくるわけです。 しかし、このような放漫経営の企業を肩代わりするような物好きな親会社が表れることは望み薄ですし、 リセットしたとして、昨今の大分やヴェルディといった日本サッカー界を巡る厳しい状況を鑑みれば、 今のHFCの状態より良くなるという保障もありません。 ですから、チーム存続を最優先と考えれば、 “身の丈”経営をして毎年黒字を出すことが大前提となります。
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2009年11月19日
『コンサドーレ札幌は、J1昇格を目指すのが当たり前のチームなのか?』 -HFCの経営問題 その3-
前回の記事で、HFCの構造的な経営問題の本質は、 結果を出さなければサポーターもスポンサーも付いてこないからという理由で、 本来的には、経営責任の所在がはっきりせず赤字ができない経営体質でありながら、 毎年、HFCは博打的な予算を組むことを強いられている と書きました。このことに気付いている方も多いと思います。 ですから、実際、無理に昇格を目指すのではなく、 基本的に、“身の丈”経営をして毎年黒字を出すことが望ましく、 また、それを望む方も多くなってきたと思います。 しかし、その一方で、強くないと飽きられる、 “J1昇格の看板は下ろせない”という現実があることも認めねばなりません。 ですが、まず、その前に、 コンサドーレ札幌は、J1昇格を目指すのが当たり前のチームなのか? を客観的に検証する必要があります。 確かに、J2のチームとしてJ1を目指すのは当たり前ではありますが、 何が何でも上がらなければいけないとか、上がるのが当然のチームなのかを検証するという意味です。 手元に2007年の資料しかないので、 札幌がJ1に昇格した2007年を見ていきたいと思います。 観客動員は、35万人のトップ仙台に次ぐ2位の29万人です。 (※年度別入場者数推移(1999~2009)) 確かに、観客動員数だけで見れば、札幌は昇格圏であるといえます。 しかし、よりチーム強化に直結する“営業収入の総額”の順位は、 上から、ヴェルディ、京都、セレッソ、仙台、福岡、札幌の順で、 13チーム中6番目でした。 (※双葉社 『サッカー批評』 43号 P41 参照。) 札幌の営業収入は、トップであるヴェルディの約27億円のおよそ半分、12.5億円です。 (※ちなみに、昇格した2007年の札幌の収支は、約2億円の赤字です。 つまり、実際に使った金額は、5番目の14.5億円。) J2でも、札幌の営業収入は真ん中より少し上です。 真ん中より上ではありますが、収入だけでいえば昇格圏にいません。 まず、ここの部分で、 札幌はJ1、J2で見ても観客動員数は多いのだからJ1に上がれる と思っている人は誤解をしている可能性があります。 確かに、他の上位のクラブとの差は広告料収入の差なので、 HFCは広告料収入をもっと上げるべきだという批判はなりたちます。 しかし、HFCの肩を持つ気はありませんが、実は、札幌の広告料収入は僅かですが仙台より高いです。 この点に関して、このままで良いとはいえませんが、特に悪いというわけでもないということです。 前児玉HFC社長もよく言ってましたが、 このように単純な経営規模でいえば、札幌はJ2でも昇格圏にいないのです。
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2009年11月15日
『HFCの構造的な経営問題の本質。』 -その2-
まず、前回、問題があることを認識することが大事だと書きました。 では、次に、その問題をどうやって解決するかという話になります。 しかし、その問題の存在を認識したとしても、複雑な利害が絡んだ結果、 それを解決する具体的な手段は、自己矛盾を抱えてしまう結果になりがちです。
例えば、前回同様に環境問題なら、これを根本的に解決しようとすると、 CO2などの温室効果ガスの排出を今すぐ全面ストップするべきだという話になる。 そうなると、我々の今ある「大量生産、大量消費の生活スタイル」そのものを変えねばなりません。 しかし、これを完全に実行すると産業界の大きな反発を招きます。 大きな生活スタイルの変更を求められれば、一般大衆の受けも悪いでしょう。 発展途上国は、先進国だけが今まで散々CO2を出してきたのにと不平を言います。 だから、温室効果ガスの排出を抑えつつ、産業の発展も同時に目指すという 自己矛盾を抱えた玉虫色の“持続可能な開発”という話になります。
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2009年11月14日
『HFCの経営問題は、環境問題と同じ。』 -その1-
近年、“観測史上最大”、“観測史上初”という異常気象が立続けに起こっても、 「環境問題などない!」という人たちがいることも事実です。 例えば、地球温暖化は科学的に確かな根拠がなく、勝手に騒いでいるだけだと。 実際にあったとしても、大騒ぎするほどの影響はない。 むしろ、CO2の排出抑制は、経済成長に悪影響を与えるだけだと。 コンサドーレ札幌の経営問題もコレに似たところがあります。 経営のド素人が、よくわかりもせずにHFCの経営問題をアレコレいうのはおかしいし、 実際に周囲の人間が、どうにかできるわけではない。 むしろ、無闇に不安を掻き立てる方が、チームをネガティブな雰囲気にして害があると。 しかし、年々、様々な異常気象が伝えられ、実際に体感するにつれて、 一般人の間でも環境問題がないという意見は少なくなってきました。 HFCの場合もそうです(笑)。 様々な経営のお粗末が伝えられるにつれて、 HFCに経営を任せておいて大丈夫か?という声が次第に大きくなり、 支持されるようになってきました。 残念ながら、今のHFCの現状は、経営のド素人に 文句を言われても仕方のないような経営しか出来ていないともいえます。
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2009年11月11日
来季の監督人事については早急に決めるべき。
大口スポンサー様撤退の報でゴタゴタな観のHFCですが、 来季の監督人事については早急に決めるべきではないでしょうか。 確かに、来季の強化費が見積もれない現状で、来季の選手の編成や補強もままならず、 来季の監督オファーを出すことは決して良いこととはいえません。 しかし、残されたリーグ戦3試合の選手のメンタルを考えても、 来季の監督人事に関しては早急に決めるべきですし、 何より、暗い話題が続く札幌にとって、 来季に向けて“明るい話題”が必要と思われます。 その際、まず、石崎監督に包み隠さずHFCの置かれている状況を説明するべきです。 強化費から考えても、来季は補強による早急なJ1昇格は難しい。 ある程度腰をすえて選手を育成していくと明確にHFCとしての意志を伝えるべきです。 育成ということであっても、今季からの継続性を考えても石崎監督が第一候補でしょう。 今季の戦力に大した補強もせずに、 是が非でも来季J1昇格を目指してくれという方が無理難題というものです。 むしろ、そっちの方が断られる可能性が高くなるでしょう。 そこは明確に伝える必要があると思われます。 その上で、もし断られたとしても、 監督人事に関しては今後のチームの根幹に関わる部分である以上、慎重に選ばねばなりません。 しかし、これ以上人事が後手後手になっては、 更に来季に希望が持てない結果になりかねません。 従って、監督人事だけでも来季に向けて早急に決めるべきと考えます。 (※報道を見る限りそういう流れのようではありますけれど(-"-;A ...) スポーツライターの西部謙司さんが、 先日降格が決定した千葉についてスポーツナビで書いています。 降格した際に重要な点は、フランス1部で今や強豪となったリヨンの例を挙げ、 長期的な視野にたってクラブがビジョンを示せるかだと書いています。 (※続きに引用文あります。) HFCは、希望が持てない時こそ、 将来に希望を持てるビジョンを周囲に示す必要があるのではないでしょうか。 そして、昨年J2降格が決定した後に、 HFCは『中期経営計画2009-2011』を出しているわけです。 それに基づいたチーム作りをHFCが、今こそ強烈に主導していかなければ、 HFCの構造上、再び経営が混迷することは過去の経験が示すところです。 いきなり苦しい立場で、HFCの社長になりたての矢萩社長ではありますが、 今後のビジョンを明確に周囲に向けて発信してほしいと思います。
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2009年11月10日
相変わらずやっております(苦笑)。 -HFCの経営問題-
分が悪くなってくると、やれやれさん得意の“論理のすり替え”が発動されましたが、 前回の記事に引き続き、↓で、「HFCは、大企業に身売りするべきか?」から 経営の問題に関して相変わらずやっております(苦笑)。 "Consadole SAPPORO Information"の激論掲示板での進行。 まあ、ようやるわ!って方が多数とは思いますが、 3人だけでやるのも寂しいので(笑)、お付き合いいただける新規参加者大募集中!やれやれさんも、ひっそりやりたくないそうなので宣伝しときます!(笑)私は、やれやれさんの持論である 「HFCには親会社がなく、経営責任の主体がはっきりしないため、HFCは構造的な欠陥を持つ」 という指摘には一理あると思っています。 従って、そこから導き出される「HFCは親会社をみつけて経営譲渡するべき」という意見は、 私はそれなりの支持を集める意見だと思っています。 しかし、それは現実を直視しない逃げの議論だとも思っています。 ぶっちゃけ、やれやれさんの話は最終手段だと思ってます。 しかし、私には、手を尽くしているようには思えません。 しかも、やれやれさんはそれでHFCが消滅というシナリオはないといいますが、 昨今のJリーグ、日本サッカー界の状況を鑑みると、現状維持やそれ以上を望むのは難しく、 消滅に関しても私は保証はないと思っています。
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