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2009年11月11日

来季の監督人事については早急に決めるべき。

大口スポンサー様撤退の報でゴタゴタな観のHFCですが、

来季の監督人事については早急に決めるべきではないでしょうか。


確かに、来季の強化費が見積もれない現状で、来季の選手の編成や補強もままならず、
来季の監督オファーを出すことは決して良いこととはいえません。

しかし、残されたリーグ戦3試合の選手のメンタルを考えても、
来季の監督人事に関しては早急に決めるべきですし、
何より、暗い話題が続く札幌にとって、
来季に向けて“明るい話題”が必要と思われます。


その際、まず、石崎監督に包み隠さずHFCの置かれている状況を説明するべきです。
強化費から考えても、来季は補強による早急なJ1昇格は難しい。
ある程度腰をすえて選手を育成していくと明確にHFCとしての意志を伝えるべきです。
育成ということであっても、今季からの継続性を考えても石崎監督が第一候補でしょう。

今季の戦力に大した補強もせずに、
是が非でも来季J1昇格を目指してくれという方が無理難題というものです。
むしろ、そっちの方が断られる可能性が高くなるでしょう。
そこは明確に伝える必要があると思われます。


その上で、もし断られたとしても、
監督人事に関しては今後のチームの根幹に関わる部分である以上、慎重に選ばねばなりません。
しかし、これ以上人事が後手後手になっては、
更に来季に希望が持てない結果になりかねません。
従って、監督人事だけでも来季に向けて早急に決めるべきと考えます。
(※報道を見る限りそういう流れのようではありますけれど(-"-;A ...)


スポーツライターの西部謙司さんが、
先日降格が決定した千葉についてスポーツナビで書いています。

降格した際に重要な点は、フランス1部で今や強豪となったリヨンの例を挙げ、
長期的な視野にたってクラブがビジョンを示せるかだと書いています。
(※続きに引用文あります。)


HFCは、希望が持てない時こそ、
将来に希望を持てるビジョンを周囲に示す必要があるのではないでしょうか。


そして、昨年J2降格が決定した後に、
HFCは『中期経営計画2009-2011』を出しているわけです。
それに基づいたチーム作りをHFCが、今こそ強烈に主導していかなければ、
HFCの構造上、再び経営が混迷することは過去の経験が示すところです。

いきなり苦しい立場で、HFCの社長になりたての矢萩社長ではありますが、
今後のビジョンを明確に周囲に向けて発信してほしいと思います。


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posted by whiteowl |12:20 | HFCの経営を考える | コメント(2) | トラックバック(1)