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2008年07月02日

クライトンのCHをどう考えるか。

相互リンクをしていますフラッ太さんが、
みうみう頑固とわかっちゃいるが それでも書かずば落ち着けぬ。
というシステムの記事を書いていたので、対抗して書きます(笑)。
コメント書くと長くなりそうだったので、こっちに書いたという(笑)。

まあ、そもそもシステムは、強いチームならばそんな拘らなくていい。
なぜなら、選手が優秀ならどうやっても強いから(笑)。

だから、弱いチームこそシステムや戦術を工夫することで、
強いチームに対抗していかねばならない。
これこそ、監督の存在意義。ですから、戦術で勝つことは監督冥利に尽きるでしょうね。


で、現在札幌は4-4-2で中盤をフラットに並べて、この3ラインで
均等に自陣を分割したエリアを守るという徹底したゾーンディフェンスをしています。

この戦術でキーになるのは、CH(セントラルハーフ)(=ボランチ)の二人です。
現状、クライトンが守備面では機能していないので、守備は芳賀がほとんどしています。
なので、芳賀の攻撃参加が少ないという記事も散見しますが、今の状態で芳賀が
攻撃参加すると守備がもっとざるになるか、運動量が多すぎて芳賀が死にます(笑)。

このクライトンのCHをどう考えるかです。札幌のバイタルエリアおよび中央からの攻めに脆いのは、
ボランチのところでうまく止められていないことが大きな原因だからです。
芳賀は運動量はありますが、決して当たりが強い選手ではありません。
屈強なJ1のFWにぶっ飛ばされているのを散見しています・・・(・・;)

ただ、芳賀が悪いというわけではなくて、真ん中を一人でカバーするのは、
よっぽどすごい選手じゃないと無理です。
昨季のJ2では、ここに守備的なCH(ボランチ)を2枚置いたので崩壊しませんでしたが、
今季は、J1に上がって相手の攻撃力が増したのに、
実質CHが1枚に減ったので、そこが弱くなっているのだと思うのです。


なので、クライトンをどうするかなのだと思うのです。
クライトンの攻撃面での貢献を疑問視する気はありませんが、守備面での貢献は疑問です。
アンデルソンが、トップである程度球を収めることができると判明したので、
このままクライトンをCHで使い続けるなら、もっとクライトンも守備をする必要があります。
もしくは、クライトンはあくまで守備より攻撃重視なら、芳賀よりもフィジカルの強いCH、
マーカス、大塚あたりをいれるか、クライトンが現状このまま、たまに守備の攻撃メインなら
いっそのこと前にあげるかサイドに置くかして、CHからははずすべきです。

そうしないと中央から崩されたりバイタルエリアが危険な状況は、
ボランチが止めきれていないことが原因なのでこのままだと改善されない。


以上の現状分析を踏まえてシステム変更を考えると、クライトンに
今より守備を求めるならそのまま4-4-2でいいことになる(笑)。

また、クライトンを前にあげるなら4-3-3ということになります。
ただ、4-3-3にして、中盤の3が真ん中に絞って中を固めると
今度は両サイドが薄くなるのが心配なら、4-2-3-1or4-4-1-1にするとします。
ただ、4-2-3-1or4-4-1-1だとクライトンは2列目から飛び出すとか
突破するのに優れた選手ではないので、中盤のサイドに置くのは疑問なので、トップ下。
トップの1は、ポストプレイのできるアンデルソンで決まり。
となると、今度はダヴィが問題になってきます。
ダヴィにサイドで守備をしろということになります。これもかなり疑問ですが(笑)、
ダヴィがサイドで守備をするというなら、4-2-3-1もありだと思います。


で、結局、選手の適正を考えると4-4-2がベストかもしれないという堂々巡りに終わったかも(笑)。
クライトンに守備をもっとさせるか、CH(=ボランチ)にいい選手を補強するか、大塚の復帰を待つか、
芳賀とマーカスでターンオーバーにして持ちこたえてもらうか・・・。
この辺りが、妥当かつ現実的なのでは?(笑)

posted by whiteowl |12:27 | Consadole Sapporo | コメント(3) | トラックバック(1)