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2010年06月23日

組織的な守備。

開催国の南アフリカは、フランスに2-1で勝利も得失点差で
予選リーグ敗退が決まってしまいましたが、
今大会、開催国の南アフリカを始めとして、
アフリカのチームが非常に組織的な守備をすることにまずびっくり。

今までのアフリカのチームといえば、欧州で活躍する選手も多くなり、
身体能力を活かした破壊力をもちつつも、
精神的な弱さ、そして、組織的な守備の脆さが指摘されてきました。

今まで弱点とされてきた守備がこのまま改善されていけば、
元々頭抜けた身体能力を持つだけに、これからアフリカ勢は
もっと強くなっていきそうな気配を感じています(-"-;A ...





アフリカ勢に限らず、スイスがスペインに勝ったり、
ニュージーランドにイタリアが引き分けたり、
と強靭なフィジカルと高さを持った、組織的な守備力を発揮するチームが、
サッカー強豪国を苦しめている今大会。


“高さ+フィジカル+ブロックを形成する組織的な守備”は、

どこかで見たことのある組合せですが(笑)

弱者が強者に立ち向かう時の有効な手段であるということが
改めて証明されている大会かもしれません。


ただ、守備戦術の発達が実力差を縮めたとしても、
そのサッカーが面白いかどうかは別の問題であるし、
基本的に、堅守速攻は、相対的“弱者”の戦術であることに
変わりはないと思うんですけどね。


目指すべき王道は、絶対的強者というのは理想論でしょうか(苦笑)。


posted by whiteowl |13:20 | World Cup | コメント(0) | トラックバック(0)

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