2009年06月25日
審判5人制の試験的導入とその背景。
今、何か札幌について書くと、果てしなくネガティブなことを書ける自信がある(苦笑)。 あぁ、指が重い(-"-;A ...
ということで、ちょっと時期外れになりますが、 最近の気になるサッカー関連のニュースから。 審判5人制を試験的導入へ[2009年6月1日8時31分 日刊] 国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は31日、 試合でピッチに立つ審判員数を現行の3人から5人に増やすことを 来季の欧州リーグで試験的に導入することを明らかにした。 欧州リーグは各国のカップ戦覇者などが参加する大会で、 今季までの欧州連盟(UEFA)カップを改編して新たにスタートする。 ブラッター会長は「レベルの高い舞台で、シーズンを通した長いスパンで実験できる」と説明した。 2人は両チームのゴール近辺に配置される可能性が高い。
審判5人制導入とその背景に関する解説は、↓のサイトが詳しい。 蹴球計画 ~スペインサッカーニュース~ 0809チャンピオンズリーグ準決勝 チェルシー 1-1 バルセロナ ハンド事件に終止符を そして、5人制導入に対して、若干的外れな批判をされている方↓ 二宮清純「唯我独論」(水曜日更新) : 第386回 美しくないサッカー審判5人制 サッカーで一番もめるのは、ゴールにかかわるシーン。 確かに、ゴールラインを割ったかどうかは、ICチップを埋めれば分かるかもしれない。 しかし、毎度物議を醸しているビデオ判定を導入しないのであれば、 たとえICチップをボールに埋めたとしても、 現状の審判3人制ではゴール前のハンドに対する有効な解決手段はない。 蹴球計画さんも怒っているが、ハンドは最も“アンチフットボール的行為”だ。 手を使っていいなら、最早サッカーではなくなる。 審判5人制導入の背景にある問題の本質は、ボールがゴールラインを割ったかどうかではなく、 得点に直結するゴール前のハンドや不正を厳しく取り締まることにある。 それに、ICチップやビデオ判定だと、多くのサッカーの試合に適用するには費用がかかりすぎる。 確かに、審判5人制も、審判を準備するのが大変になるが、 比較的試合会場がどこでも実行可能なのは、5人制だろう。 ただ、審判を5人にして、ゴール前の不正をどの程度見破れるかはやってみないとわからない。 映像技術の発達によって、鮮明な映像でリプレーが見れるようになって、 世界的に審判の判定に対する不満が高まっている。 (※つい最近もあった。ブラジル、終盤のPKで辛くもエジプトを下す/コンフェデ) 審判5人制の結果が、ビデオ判定導入の流れを加速させるかもしれないし、 5人制でいいんじゃないかという流れになるのかもしれない。 ビデオ判定導入の流れを人間(審判)の力で抑えこめるのか、今後を注目したい。
posted by whiteowl |12:40 | Overseas Football (海外サッカー) | コメント(0) | トラックバック(1)
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