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2013年11月16日

国境に接する町の軍事遺構

前々回の記事で紹介した沼川と稚内空港との間に、「恵北」〈けいほく〉という地区があります。

ここには、太平洋戦争が始まる時、択捉島の単冠湾を出港してハワイに向かっていた日本海軍の空母機動部隊(司令官:南雲中将)に向けて、開戦(真珠湾攻撃)の指令である「ニイタカヤマノボレ一二〇八」という電報を発信した通信所の遺構があります。
この片田舎に軍の指令部などあったはずもなく、大本営からの指令を中継打電しただけですけど。

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posted by 雁来 萌 |07:16 | 蝦夷の細道 | コメント(0) |