2011年07月01日
農機具の歴史と美術村
もう先月になってしまった6月18日(土)と19日(日)に、北海道カブスリーグの試合のために十勝地方へ行った際、周辺のあちこちを見学してきました。 その後で色々なイベントがあったし日時も経ったしで記憶が薄らいでいるんですが、今回は18日に訪問した風物を紹介し、次回は19日の分を紹介します。
他の用事で寄った占冠中学校・・こんな田舎にもGPS観測局が。 支柱に書いてある説明:1994年の12番目の観測局だということが分かります。 帯広市川西町の「とかち田園空間博物館」を訪れ、2年前には夕方になって閉館していた「とかち農機具歴史館」と「旧川原邸」の内部を見学しました。 まずは農機具歴史館(新館)の内部:「十勝農業の機械化の変遷」年表 最初(左端)はもちろん、「晩成社」を設立して帯広に入植した依田勉三から始まっています。 とにかく、様々な機械が展示されています。 作物や工程別に、それぞれの作業に適するように部品や動作(←想像のみ)に工夫を凝らしてあって、正しく人間は考える葦なんだと納得します。 この機械のお陰で、十勝の豆が日本一になったんだとか。花より団子「豆より板」:豆を選る板とうい意味 旧館の展示:この馬橇はテレビドラマに使われたそうです。 2005年の「ハルとナツ~届かなかった手紙」のようで、ロケ地は新得町です。(裏話) その馬橇と馬?・・トロい木馬か。 次いで、旧川原邸にお邪魔しました。 床の間・・いい造りですね。 浄土真宗の「講」を開ける広い部屋(10畳)にしたそうです。 隣の仏間(右上に神棚) 台所:止水栓付きの水道なの? 風呂場:展示するために作り直したとしか思えません。 急な階段を登った2階にも天井の低い部屋がありました。 「とかち大平原交流センター」のテラスを見下ろせます。 明らかにトイレ・・じゃなくて「厠」か「便所」ですね。 ずぁんねぇ~ん! トイレ評論家としては、是非とも試してみたかったのに。 次なる目的地は「中札内美術村」です。 芝生広場に散在する『MEMORY』by 青木三四郎 創作椅子展の入選作品を展示してあります。 今回は「小泉淳作美術館」を重点的に鑑賞しました。 水墨画風の日本画が多いんですが、対象を注視し尽くすことによって獲得される写実性が、量感や迫力を放っていました。 林内を歩いていると・・採る人がいるのっ?! スズランと、ベニバナイチヤクソウですな。←撮る人 わざわざ飲む人はいないと思うけどな。。 午後にお茶したレストラン「ポロシリ」の女子トイレ ドアの取っ手がハマナスの絵(by 坂本直行)でした。 男子トイレのドアの取っ手はエゾエンゴサクですが、 後ろめたさゆえにブレてます。笑 アメダス探訪「上札内」の巻 この地点は周辺に比較して雨量が多いし、気温が低いです。 よほど山際に位置してるのかと想像してたけど、意外にも単純な平地でした。 向こうの小学校の敷地内にあるだろうと思ってたら見当違いでした。 敷地に近付くと、左上の電線に止まってる鳥が逃げずに囀り続けるので、番兵をしてるんだと思います。笑 注意書き(手書きっぽいのは珍しい)
posted by 雁来 萌 |22:42 | 蝦夷の細道 | コメント(0) |
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