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2011年06月29日

北海道クラセンU-18決勝

6月26日(日)の10時から夕張の平和運動公園で、「第14回北海道クラブユースサッカー選手権大会(U-18)」の決勝が行われました。

当然ながらこの大会は、「第35回日本クラブユースサッカー選手権大会(U-18)」の北海道予選を兼ねています。
→北海道クラブユース連盟の開催要項、試合結果、HFCオフィシャルのニュース

今年も例年通り3チームしか参加しないので、3チームによる変則トーナメントを行って優勝チームを決めます。

まず前週の6月19日に「クラブフィールズU-18」と「サンクFCくりやまU-18」とで準決勝を行い、勝った方のチームが決勝でコンサ札幌U-18に挑戦します。

ですが、準決勝でどっちのチームが勝ったのかは、いつも決勝の当日まで知ら(され)ないという、いわば闇鍋を突くような心境で夕張に向かうのです。

それでも過去に決勝でコンサが負けたタメシが無いので、「今年はどこが相手かなぁ?」と考えるのが当日までの楽しみでもある訳ですが。

試合会場は第2球技場で、試合時間は40分ハーフです。
上層の雲は多いながら陽射しは十分ありますが、北西の風がわずかに吹いていて涼しく感じます。

クラブフィールズU-18(オレンジ) vs コンサ札幌U-18(白)
メロン色だぁ
コンサのスタメンは、GK:今岡、DF:山下・永井・奈良・津川、MF:中川・中原・堀米・神田、FW:鈴木・近藤勝 で、永井がキャプテンマークを付けています。
ベンチには、渡邉・小山内・永坂・内山・榊・下田・國分 が見えますが、小山内と榊は合宿を控えていることもあり、出場しない雰囲気です。
このうち、中原・堀米・神田・永坂・下田は2年生で、内山と國分は1年生です。

波状雲を撮影しただけ・・煙突から出た煙ではありません。
雲に向かって打つ

8分にハイボールを競った奈良が横になって地面に落ち、痛んだようだけど続行できるのでシュート、こぼれ球を中原が打ったら相手に当たってCKを得ました。
この右CKを中川が蹴り入れるとGKがパンチの空振り、しかしファウルがあってゴールエリアからのFKになりました。
ファウルか

12分に鈴木が抜け出たチャンスで、中川が右手前からクロスを入れると中央に堀米が走り込んでへディングを当て、鮮やかに入りました。(1-0)
どこから出てきた
どうして堀米がそこにいた?という感じですが、見事でした。

13分に山下が右クロスを入れて鈴木がシュート、跳ねたボールをヘディングしましたが左へ外れました。

17分に中川が右サイドを持ち上がり、とぼけた顔をしながら足の裏で小さなパスを出し、山下が右クロスを入れると鈴木がへディングを当て、こぼれながらもゴールに転がりました。(2-0)
ターボヘッド

19分に前線の近藤へ渡ったチャンスから、パスを受けた鈴木が独走して打ち込みました。(3-0)
続いて2点目

直後に近藤がキープしながらふわっとしたシュートを打ったものの、これはキャッチされました。
24分に神田がからんで鈴木がクロスを入れ、中央で中川が低いボレー気味に打ちましたが、左へ外れて行きました。
ナカのボレー

26分には右へ大きくサイドチェンジし、オフサイドにならずに受けた中川がクロスを入れましたが、ラインを割ってしまいました。
28分には鈴木から受けた津川がシュート、クリアされたボールを鈴木が拾って打つもキャッチされました。
30分に中原が打ったミドルはバーを越えてしまいます。

34分に近藤が右寄りの手前からミドルを打つと、鮮やかに左隅に入りました。(4-0)
ナリミドル

36分には鈴木あたりからパスを受けた中川が迫ってシュート、どんどん畳みかけます。(5-0)
今度は決まった

37分に鈴木が右寄りからゴール前に詰め、自分で打つかと思ったらマイナスの浮きパス、近藤の胸に当たっ(てしまっ)てゴールに転がり込んだように見えました。(胸であって、決して腹ではないです・笑)
胸に腹は代えられない
これって、オウンゴールだったの?(6-0)

前半だけで6点を取り、すっかり安心してしまったかな?

 
後半は、奈良に代わって永坂が入りました。いくら頑強な奈良でも、地球を相手にするほどフィジカルは強くないでしょう。
永坂が加わる
永坂が加わるのを待って円陣を組みます。北西風は少し強まったかも。

後半の立ち上がりは、ファウルやオフサイドでチャンスを失いました。
逆に、危うくフリーで持ち込ませるピンチとなり、永井がスライディングでボールを止めてゴールキックにしました。

5分に神田のシュートで得たCKから、ファーで中原が競るもキャッチされました。

8分に中川から右へサイドチェンジ、山下が切り込んで打ったシュートはバーを越えてしまいました。
ヤス越える
津川からも右へ振って山下が受け、神田が中央で振り返りシュート、しかし狙いは外れて枠をそれます。

手を変え品を変えてシュートは打つんですが、左右に外れたりバーを越えたりして得点にはなりません。

17分に裏へ出したボールで堀米が独走してシュート、しかしはじかれてCKになりました。
CKへ
ここで、鈴木に代わって國分が右SHに入り、神田がFWに上がったようです。

22分には、堀米に代わって内山が左CBに入り、永井がボランチに上がったようです。

24分に山下が抜け出してシュート、はじかれてCKを得ました。
これもCKへ
この右CKに当てたヘディングはクリアされ、拾って入れた右クロスに中原がヘディング、しかしキャッチされました。

26分に中原が打ったミドルは場外へ飛び出し、山下の右からのシュートも越えて行きました。
30分に、今岡に代わって渡邉が入りました。

36分に近藤が左寄りを上がり、戻して永井が強烈なミドルを打ったけど、GKがよく飛んではじいたボールはバーを越えました。
よく防いだ
これで得た右CKから神田が独走して打ったシュートは、GKに当たってしまいます。
このシュートが枠に入らぬか

38分の右クロスに中川が突っ込んで打とうとしても止められ、
自爆攻撃か
一人気を吐いている感の中川は、GKと交錯して痛んだようです。

後半はまだ追加点を上げれていないどころか、パスを奪われてシュートを打たれ、左へ外れて行きました。

43分に山下が抜け出てシュート、これで得たCKをショートパスでつないで神田が右クロスを入れると、永坂が飛び出してスライディングしながら押し込みました。(7-0)
やっと後半の1点目

シュートやCKが何回あったか数えてませんが、後半は詰めの精度が足りなくて、大差の割にもどかしい内容でした。
やれやれ疲れたなぁ

 
試合終了後に表彰式が行われました。
優勝の賞状(全国への出場証書)を受ける永井
ゆうしょうしたよ

見守る選手たち
全員集合

準優勝のクラブフィールズ
じゅんゆうしょうしたよ
クラブフィールズの監督は、コンサU-18出身の中村拓朗くんでした。
道都大学を卒業した後、数年前からクラブフィールズのスタッフを務めています。


アメダス探訪「夕張」の巻
夕張市街地の裏手には、北海道遺産の「北炭鹿の谷倶楽部」(別名:夕張鹿鳴館)という古い屋敷があるんですが、以前に見学したことがあるので今回は通過して山の方に向かいます。

途中にレトロな感じの教会堂がありました。懺悔しましょう。
悔い改めよ

廃墟となった施設は北炭の「石炭分析室」だったらしいです。
ダイヤ鑑定所

アメダスはこの旧「鹿の谷小学校」の敷地内にあるだろうと思ったけど、見当たりません。
忽然と現れる校舎

校舎はかなり朽ちています。
古城の趣き・・夜に来てみたい・笑
開校は大正10(1921)年で、平成9(1997)年に閉校したらしいです。

かつては北炭の幹部社員の子弟が多く通ったので、「夕張の学習院」とも呼ばれたそうですが、炭鉱の衰退と同じ運命を辿ったようです。
「建物内に立入禁止」という看板も当然かと・・間もなく解体されるとか。

藪をこいで校歌を読みに行く気にはなりません。
栄枯盛衰

少し彷徨った挙句に・・あった!
みっけ・・本命はこっちだから
背後(西側)の樹高が少し高過ぎるかも知れません。

雨量計(中央)と積雪深計(右上)
雨が多いんだよなぁ


posted by 雁来 萌 |22:36 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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