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2010年12月17日

痩せる(太らない)食事作法

肥満を防ぐためには、食べ過ぎない(+飲み過ぎない)ことが肝要であることは言うまでもありません。

食べ過ぎていないつもりでも、食欲のままに満腹になるまで食べるのが間違いなのであって、腹八分目で止めておけばいいんです。
でも、腹八分目で止めるつもりで食べると、実は食べ過ぎて満腹になってしまいます。

なぜなら、食物が消化されて血糖値が上がると満腹感を覚えますが、食べてから血糖値が上がるまでには時間差が生じるので、ここだと思った時点でストップしても行き過ぎてしまいます。

だから腹八分目で止めるためには、腹七分目だと感じるあたりで止めなければなりません。そうすれば食後に満腹感が増大してきて、腹八分目か九分目まで食べた気分になれます。

札幌ドームでも、腹8分目運動を推進するキャンペーンが行われました。
(2010/12/4)
8は縁起が良い数字

食事はゆっくり噛んで食べるように言われますけど、それは消化を良くする効果と共に、過食を防ぐ効果もあります。
時間をかけて食べてる途中に血糖値が上がってくるから食べ過ぎずに済むのであって、早食いの習慣がある人に肥満が多いことは疫学調査によっても裏付けられています。

ところが分かっていても、食べてる途中でペースをダウンするのは難しく、特に空腹時はガツガツと食らいついてしまい、結果的に食べ過ぎてしまって後悔しがちです。

たとえ途中で食べ終えたいとしても、丼飯なんて少しだけ残して食べ終わる訳にもいかないから、とにかく残さずに全部食べざるを得ません。

これで終わりだと言われて餌を取り上げられると、もっと食べたくなるのが人情というものだろうし、恐らく動物が生存競争に生き残るために、食べれる時に全部食べておくという本能が備わっているのでしょう。

 
そこで、私自身が己の身を実験台にして編み出した、逆転の発想で本能に打ち勝つ、世間の常識を覆す究極の節食作法(?)をご紹介します。


作法A:食事の途中で一休みする
半分くらいまで食べたら箸を置き、一休みして他の作業をするんです。

食事中の子供が手を休めてテレビに見入っていたら間違いなく怒られますけど、これは良いことなんです、実は。(笑)

既に途中まで食べているのだから、空腹感はある程度満たされているし、残りの半分を取り上げられる訳じゃないから焦ったりしません。

「まだ半分残ってる」と考えないで「また後で同じ量だけ食べれる」と考えれば、楽しみは後に取っておくように、何の苦もなく我慢できるもんです。

休んでいる間に血糖値が上がってきて、おもむろに残りの半分を食べてる途中で満腹に感じてきます。


 
作法B:甘いデザートを最初に食べる
デザートというものは、主食を食べ終わった後に出てくるのが普通です。
たとえ食後の満腹な状態に出されても、甘い物なら別腹に入るからでしょう。

なまじ別腹に入ってしまうもんだから、精神的なガードが崩壊してカロリーオーバーになってしまうんです。

スイーツが入る腹は別にあったとしても、代謝された脂肪が蓄積される腹は一つしか無いのだから、収入が増えたら支出も増やさないと通帳に貯まる一方なのと同様です。(←体験してみたい贅沢な悩み)

だから、カロリーオーバーを防ぐためには、甘い物を最初に食べるべきなんですね。
そうすれば、続いて主食を食べてる途中で血糖値が急に上がってきて、食べ過ぎずに済みます。

最初に甘い物を食べているのだから、さらに食後に追加して食べたくはならない(はず)です。


 
作法C:前かがみの窮屈な姿勢で食べる
すぐに腹がきつくなるので、食べ過ぎる心配がありません。
水分(ノンアルコール)を多く摂ることも、同様の効果があるでしょう。

苦しいからといって食後に横になるなんて、言語道断です。


 
今回列挙した方法は太り過ぎを防ぐ効果がありますが、一方で栄養不足にならないように注意する必要もあります。
ここまで分かったら、あとは実行あるのみ・・一番の問題は意思の強さ(弱さ)でしょうか。


posted by 雁来 萌 |07:18 | 雑念 | コメント(0) |

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