2010年12月01日
妻を人質に取る立て篭もり
全国的に「カネは天下の回り物」と言いますが、私の周りでは無回転のような気がします。
誰ですか、頭まで無回転だと言ってるのは。
歳の瀬になると、資金繰りが苦しくなったり借金の返済の目途が立たなくなったりした挙句に、自棄を起こしてコンビニ強盗や銀行強盗などを思い付く人もいます。
勢いで押し入ったはいいけれど(←良くない)、立て篭もった末に自分でも収拾が付かなくなってきて、人質に取った銀行員を釈放する代わりに、自分の妻を人質に取って立て篭もる場合が時々あります。
こんな場合、「妻を人質に取って立て篭もる」が正しい日本語なのに、報道記事を読んだワタシの頭の中では、勝手に「人妻を質に取って立て篭もる」と変換されてしまいます。
これは多分、「女房を質に入れてでも・・」という言葉からの発展だろうと思われ、勘違いする原因が明白だからまだ良いものの(←良くない)、最近は原因がよく分からない読み間違いが多くなりました。
例えば、雁来に向かう途中で「個室食堂」という看板が目に止まりました・・看板を止められる目って、どんだけ頑丈なまつ毛なのか・・。 料亭や喫茶店じゃあるまいし、なぜ個室で定食を食べなきゃならないんだ? と少し考えたら「根室食堂」と正しく読めて、落語にも出てくる「根室のサンマ」(嘘)などの海産物を使った料理を食べさせるんだろう、と想像できて納得しました。 この料理は、本文とは直接関係がありません。 北海道無料写真素材 DO PHOTO ・・と書くつもりだったのに、札幌ドームで行われた先日の試合に行った折、2階で「毛ガニ」、「毛ガニ」と言い合ってる人達がいたんです。 毛ガニの剥き身が乗った丼を売ってる店は1階だし、毛ガニが当たるプレゼントなんてあったかな~? と考えてみても思い出せないし、もし毛ガニが当たったらどうやって持ち帰るんだ? などど考えてしまいました。 落ち付いて周りを見渡すと、そこは実は鶴を折るコーナーらしく、「怪我人が多い」、「怪我人だらけだ」などと言い合っていたようです。 場内DJで「レラカムイのクイッキー」と言ったのが、なぜか「ムラカミのクッキー」と聞こえる始末だし。(あるんだね) 航空会社の客室乗務員が覚せい剤を使っていた、というニュースには驚きました。 それ以来、まどろみ中に機内アナウンスが流れると、「当機は水平飛行に移りましたので、これより覚せい剤の機内販売を致します。」と聞こえてビックリしながら耳を澄ませば、「背もたれのカタログをご覧になって、お近くの客室乗務員にお申し付け下さいませ。」と正常?に聞こえて安心します。 安心はしながらも念のため、カタログを開いて注射器が載っていないことを確認し・・たりはしませんが、CAを呼ぶのに若干の緊張感を伴うようになったのも事実です。 このような見(聞き)間違いの症状って、もしかしたら目や耳が衰えてしまったせいかも知れないし、日本語を忘れてしまったのかも知れないし、常識が無くなったのかも知れないし、あるいは逆に脳の思考回路が柔軟になった吉兆なのかも知れません。 まだ交差点の赤信号が青く見えたことは無いものの、制限速度の標識は読み間違えることがあるし、「止まれ」の標識が「出たとこ勝負」に見えたらヤバいから、次回の免許更新時にはその種の検査を受けた方が良いかな~とも思っています。 そんな検査の対象となる年齢には当分達しないけれど、頑固になって人の忠告を聞かなくなってからでは逆効果なので、脳が柔軟で性格が素直なうちに(←え?)テストを受けた方が良いだろうと。 ※北海道警察の認知機能検査
今週(11月30日号)の「週間アクセスランキング」の数値はおかしいです。 11/23分のアクセス数が加算されていません。 昨年の6月にも、似たような不具合が起こりました。
posted by 雁来 萌 |07:07 | 雑念 | コメント(0) |
スポンサーリンク
スポンサーリンク