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2010年11月24日

Jユースカップ vs 水戸

11月21日(日)の10時から宮の沢サッカー場で、Jユースカップ予選Cグループの最終・第8戦となる、水戸ホーリーホックユースとの試合が行われました。

→Jリーグの大会概要Cグループ日程戦績表

この試合は開催日時や会場が未定だったので、いつぞやのように前日になって突然発表されるかも知れない、という心配の種になっていました。

一方で、冬も近付いた(というか始まった?)ので、2008年の千葉戦のように札幌ドーム(屋内)で行われないかなぁ、という期待もありましたが、日程の調整が付かなかったのかな。

コンサ札幌U-18の前節までの成績は、予選Cグループで4勝1分2敗して2位となっており、決勝トーナメントに進出することが既に決まっていますから、今日の試合は差し詰め決勝Tへの壮行試合となります。

本州方面の移動性高気圧に覆われて穏やかな天候となり、気温自体は涼しいものの雲が無い空から暖かい陽射しが降り注いでおり、風もほとんどありません。

札幌ドームより宮の沢の方が、却ってホームアドバンテージを存分に活かせると思って防寒の準備も怠りなかったのに、なんですかこの暖かさは。

 
コンサ札幌U-18(赤黒) vs 水戸ユース(青)
整列
コンサ札幌のスタメンは、GK:松原、DF:山下・永井・奈良・堀米、MF:中原・前・深井・葛西、FW:榊・近藤 で、キャプテンマークは葛西が付けています。
控えには、今岡・小山内・中山・西田・津川・鈴木・山室 が見えます。
その他のチームメイトも、ボールボーイや担架要員に配置されています。

1分に榊が蹴られてFKを得ましたが、このチャンスはオフサイドになりました。

5分にも、Pエリアの手前で近藤が倒されてFKを得ました。
FKは外れる
このポイントに立っていた前と榊のうち、前が右足で蹴ると枠の左上に飛んで行きました。

このゴールキックをヘディングで返すと近藤に渡り、突破してシュート、こぼれ球を葛西が打ったけど相手に当たってキャッチされました。

9分に相手のフィードを奈良が跳ね返したボールを深井が左へ振り、堀米が突破して深い位置からクロスを上げ、ファーで榊が折り返して中原が蹴りましたが、これもキャッチされました。
彰吾のシュート
こんな展開、楽しくてたまらないよぉ。

11分にも奈良がヘディングで大きく返したボールが榊に渡り、抜け出して独走となって左隅に転がしました。(1-0)
翔太が先制

中原が右を突破して切り込んだり、葛西がするするっと持ち上がってシュートを打ったりします。
相手DFがクリアして得たCKで、蹴る前にファウルがあってCKのやり直しとなり、奈良が当てたヘディングは右へ逸れてしまいました。

19分には山下がオーバーラップし、右奥で3人に囲まれながらも中原へ渡します。
ヤス頑張る

右からのパスを受けると思った榊がちょんと当てて前に送り、近藤が拾って左ポストぎりぎりに転がしました。(2-0)
ナリが追加点

前がチャージを受けながらも突き進んでプレイオンになり、山下が右クロスを入れたけどニアでクリアされました。
山下からパスを受けた近藤が遠めからシュート、これはゴロでキャッチされました。

堀米あたりから不意に長いスルーが出たけど榊には届かず・・などのチャンスが続いた後、水戸の左サイドから中央にフィードが入り、オフサイドかと思ったけどセーフ、胸トラップされたボールを松原がキャッチして防ぎました。

25分にボールを奪ったチャンスはオフサイドとなり、水戸の攻撃からのシュートが枠を越えて助かったと思ったらワンタッチあってCKを与えました。
このCKの前に、ゴール前で競っていた相手にイエローが出ました。ファウルを繰り返した咎のようです。

遅れて28分になった水戸の左CKを、松原がパンチでクリアしました。
パンチ de クリア

29分に右寄りの榊へフィード、これはオフサイドにならずに葛西が受けてシュート、いったんは止められたボールが葛西の前にこぼれ、拾って交錯しながら押し込みました。(3-0)
大が3点目

33分に右奥へ入れた長いフィードに近藤がゴールライン上で追い付き、クロスを受けた山下が中央からシュート、コース上にいた深井がよけようと飛んだけどブロックしてしまい、こぼれ球を後方から中原(Pアーク上)が打ち込みました。(4-0)
得点したら喜びなさい

長いフィードやクサビ、逆サイドへ振るボールも、面白いように通ります。
深井が長い足を伸ばしてインターセプトしたり左右へ捌くプレイは、ダニルソンを思い出させます。逆サイドへ送ったボールが途中で奪われて、ピンチを招いたこともありましたが。

41分に近藤が足元の競り合いで奪い勝ち、出したスルーを榊が追って拾い、左へ打ち込みました。(5-0)
また翔太だよ

44分にカウンターを受けそうになったのを前が止めて、FKを与えました。
足を痛めた相手が担架で運び出された後、水戸のFKはクリアしたものの左クロスに中央でヘディングを当てられ、流れたファーからの折り返しを松原がパンチして逃れました。

ここで前半が終わり、5点の大量リードです。

 
ハーフタイム中に、運営スタッフがピッチ上で気温や湿度を測っているようです。
何をしているのかな
多分、熱中症の危険度の指標となる「WBGT:湿球黒球温度(しっきゅうこっきゅうおんど」を測る器械だと思うんですけど。

ハーフタイム中のベンチの指示は、「点差があることは忘れる」ことなど(他は秘密)でした。

後半に向けて3枚を交代し、前に代わって西田、堀米に代わって津川、榊に代わって鈴木がそれぞれ同じ位置に入りました。

1分に永井から鈴木へ、さらに中原へと渡ったチャンスからCKが続きましたが、クリアされてしまいます。

5分にスルーを受けた鈴木が倒されたFKからCKを得て、西田が蹴り入れた右CKからのルーズボールを深井が右手前からシュート、左へ外れたけど触っていてCKになりました。
一希のシュート

点差は忘れるとは言っても前半よりは押されるシーンが多くなり、10分のピンチをスライディングで止めたボールを打たれ、左へ外れたから良かったもののゴールは空いていました。

DFの戻りも遅れがちで対応がルーズになり、松原が咆えて気合を入れます。

13分にもDFがかわされて1対1となり、最後に松原が止めました。
最後の砦

17分に出したスルーに、鈴木は届きません。
ターボ届かず

相変わらず、裏へ出すスルーやサイドへ深く出すボールでチャンスを狙います。

18分に、山下からの右クロスに合わせられずに流れてしまい、これが左コーナーポストに当たって止まり、葛西が追って拾いました。

20分に、深井に代わって中山がCBに入り、永井が右へ、山下が左へ移って、葛西が左SHに上がりました。ベンチへ戻る深井には、観客から拍手が送られます。

27分に水戸のスルーが通って1対1になりかけ、松原が飛び出してタッチラインへ蹴り出しました。
28分には水戸の右クロスに合わせた長身FWのヘディングが流れるピンチもありました。

29分に葛西が入れた左クロスに鈴木が走り込みますが、間に合いません。
鈴木はしばらく負傷調整中だったせいか、過給装置の作動に「もたつき」があるようだし、バイタルエリアでも切り込まずにパスを選ぶシーンが多くなったような・・。

32分に、永井に代わって山室が左SHに入り、最終ラインの両翼は元の配置に戻りました。
36分にDFがかわされ、打たれたシュートが正面で助かりました。

39分に津川が奪って前線の鈴木へ渡すと倒されてFK、この時コンサゴール前で倒れている相手がおり、足が攣ったらしいのは走り回ってイエローをもらった選手です。

右寄りからのFKに、ファーで飛んだ中原の頭は届かずに流れたところで、山室がFWに上がって近藤が左サイドに下がりました。

41分に、エリア付近で中原が頑張ってキープします。
彰吾が出し所を探す

このチャンスからのこぼれ球を最後は山室が転げながら打ちましたが、GKへのパスになってしまいました。
伸のシュート?

45分に水戸の右クロスが入り、これを中央にいた相手が空振り、しかし左から打たれて右隅に入りました。(5-1)
予想がついた失点

3分ほど過ぎて終了となり、最後の失点が悔やまれます。
5勝目だぜ

声出し応援のサポに挨拶します。
めざせ優勝
今年のホームゲームは全て終わり、Jユースカップの予選リーグも終わりました。


これでコンサ札幌U-18の最終成績は5勝1分2敗で堂々のグループ2位となり、20チームが参加する決勝トーナメントは12月5日から始まります。(決勝は12/26@長居)

ということは、12/19~12/29に行われる高円宮杯全日本ユース(U-15)と重なってしまうかも知れないなぁ。

ピッチの芝は元気が良く、根元の土壌もしっかりしていました。朝露のせいか散水のせいか、湿ってるというよりは濡れていましたけど。
芝いたろか
今日シュートを外した人は、このフォークでお尻を・・。笑


posted by 雁来 萌 |12:17 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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