2010年11月19日
芋蒸かし隣は何を擂る人ぞ
秋も深まりました。 元日から数えて323日目、立春から数えても289日目になりますから。(←数えたのかっ!) 最近、街路樹のイチョウが黄色に変わってきましたが、例年よりも黄葉(おうよう)の時期が遅いような気がします。 イチョウの葉の色も、例年より綺麗じゃないように見えるのは気のせいかな? 気象台の観測記録によると、札幌でのイチョウ黄葉は平年より4日遅い11月7日だったそうですが、感覚的にはもっと遅れているように感じています。 →観測値一覧表、平年値(いずれもPDF) 道内で生物季節を観測している他の都市の観測所でも、軒並み9日以上遅れています。 イチョウの落葉はもちろん、モミジの紅葉や落葉も平年よりかなり遅れていて、過去の最晩記録も少し見られます。 やっぱり、長期的には都市化の影響が加わった上に、暑い夏が長く続いたせいで冬を迎える準備が遅れているのでしょうか。 札幌芸術の森にて(2010/11/10) 芸術の森美術館の20周年記念としての「札幌美術展 さっぽろ・昭和30年代」に因み、展示室内では昭和30年代の懐かしい映像を流していました。
道立近代美術館の前庭(2010/11/3) 書道の展覧会が催されており、特別企画として「平安古筆名宝展」の展示もあって、三跡の小野道風や藤原行成、三十六歌仙の紀貫之の墨跡を見ているうちに、自分まで達筆になった気がしました。 ホールでは、影山裕子さんによる「生誕200年記念 ショパンを聴く」というピアノコンサートが催されていました。 レストランで遅い昼食を味わいながら、流れてくるショパンの調べに耳を傾け・・るつもるだったのに、オバサン達のおしゃべりのせいで何も聞こえませんでした。 12月4日に、彼女のピアノリサイタルが Kitara で行われるそうなので、リベンジしたい・・と思っても無理ですね。 11月7日に美術館で行われた箏の演奏会も聴きたかったんだけど、試合がある日なので残念、12月18日にウェディングショーとフルート演奏会があるらしいから、期待しています。 若い頃はバリバリのスキーヤーだったので、夏が過ぎて秋風が吹いてくるとワクワクしたもんです。 毎年9月頃に発行されるスキー雑誌のシーズン第1号を心待ちにしていた流れで、いまだに冬は嫌いじゃないんです。 タイヤ交換は先週末に済ませたし、墓の冬支度も済んだし、いつ冬が来てもいいぞ・・と思ってるのに当分降らないらしい。
posted by 雁来 萌 |06:56 | 気象細事記 | コメント(0) |
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