2010年08月31日
知事杯決勝 vs 札幌大学
どうせ試合の様子は実況放送されたし悔しいしで、記事を書く気力が足りないんですけど(笑)・・8月29日(日)の14時から厚別公園競技場で、知事杯の決勝となるコンサ札幌U-18と札幌大学との試合が行われました。 →HFCのニュース 天気は曇りで昨日よりは風が強めだけど、それでも大した風ではありません。おまけに風向は南東だから昨日より蒸してて、走る方は大変だろうし担架係やボールボーイも気の毒です。 スタンドに座ってるだけでもボーッとしてきましたから。(←元々?) 試合前のピッチ練習の後で引き上げる元チームメイト達 ・・態度が逆じゃね?(笑)
まず、両チームの選手入場です!(と、場内アナウンス) 続いて、審判団の退場であります。 ウソです。判定には何の不満もありません。 コンサU-18(赤黒) vs 札幌大学(白) コンサU-18のスタメンは、GK:阿波加、DF:永井・工藤・中山・葛西、MF:津川・實盛・西田・中川、FW:大野・山室 でした。 控えには、今岡・中原・濱下・小野・永坂 が見えます。 札大では、コンサU-18出身の安藤謙佑くんが右SB、福永貴弘くんがボランチに出ています。 十川祐樹くんはベンチに控えていたものの、準決勝も含めて出場はしませんでした。 知事杯での背番号は福永くんが17、十川くんが18でしたが、普段はそれぞれ33と34のようです。 開始2分にインターセプトから大野が突破して切り込み、打ったシュートはキャッチされました。 5分にも津川の突破から混戦となるチャンスが訪れましたが、大野が打ったシュートはボテ気味でキャッチされました。 雰囲気は悪くないですが、コンサが攻めて札大が守るというより、走らされているという感じがしないでもないです。 12分に實盛がボールを奪って左へ出し、葛西が打ったシュートはバーをかするように越えて行きました。 14分にも實盛が奪って右へ出し、津川がクロスを入れて西田が打ったシュートは、はるか上に飛んでしまいました。 意外にも札大はパスミスが多くて、なぜか奪いやすいのです。 15分には西田が左へフィードを入れて中川がドリブルシュート、しかしミートせずに右へ流れました。 左サイドでは葛西と中川がつないで運び、右サイドの津川が機を窺って飛び出すのに合わせてボールを出す、という攻撃が多かったかも。 この後は、やや札大に攻め込まれる場面が多いながらボールの競り合いが続き、あまり特記事項がありません。 34分にボールを奪われた札大のクロスをヘディングでクリアし、反攻に出ようとした山室が倒されて、笛の後に蹴った札大の選手にイエローが出ました。 このFKを西田が蹴ると、かなり大きく越えて行きました。今日のシュートは、気温に合わせて上昇する傾向が強いようです。 38分に山室に足がかかってファウル、この判定に何か言ったような相手GKは注意を受けました。 西田が蹴ったFKは低く飛び、葛西が当てたヘディングはまたもバーを越えてしまいます。 42分の札大の速攻を中山と津川が何とかクリアし、打たれたシュートは越えて行って助かりました。 ところが44分に札大の左サイドを攻め込まれ、対応が遅れて独走気味に思い通りのクロスを入れられ、中央右寄りからヘディングを打ち込まれました。(0-1) どうせ失点シーンだから、タイミングが遅れたピンボケ写真でもいいや。(←投げやり) 1点ビハインドになって、まもなく前半が終わりました。 コンサに交代なく後半が始まりました。 2分に山室へ出たパスから實盛がシュート、はね返りを津川が打ちましたが、またもやバーをわずかに越えました。 8分にも大野のシュートから山室が打ち切れず、最後は大野が打って何回目かのバー越えになりました。 10分に攻め込まれてCKへ逃れ、札大の右CKはキャッチしました。 札大のCKは、福永くんが蹴ることが多いです。 さらにピンチは続き、17分には体に当てて防いだり阿波加がセーブ ・・し切れずに打たれたけど、相手のシュートもバーを越します。 再三の山室の突破も得点には至らず、24分に中川の突破から葛西が体勢を崩しながらもシュート、ここで大野に代わって中原が入り、津川に代わって濱下が左SHに入ったので、中川が右に移ったようです。 25分に山室が左から切り込んでシュート、入ったかに見えたけどサイドネットに当たった糠喜びでした。 30分に中川がリフティングでキープし、濱下が左から切り込んでシュート、これが左へ外れます。ここから札大の攻勢を受け、たて続けのCKから打たれたヘディングは、やっぱり枠の上へ飛んでホッとします。 32分には山室が打ったシュートがはじかれ、こぼれ球を中原が打ってもはじかれて、CKを得ました。 このCKからカウンターを受けて札大は2人が独走する大ピンチとなり、左クロスを阿波加がキャッチして防ぎました。 33分にも札大に独走を許し、葛西が対応して打たれたシュートは外れました。 葛西はだいぶ前から足が攣っており、他の選手もかなり疲れが見えて、度重なる札大の攻撃を必死にクリアしたり、最後の砦の阿波加が押さえる状態が続きました。 活きの良い中原がヒールパスを見せたりミドルを打ったりしますが、がっちりキャッチされました。 続いて中川がゴール前に浮かしたパスを出すと、アイディアは素晴らしかったけど誰も反応できません。 この窮地に余裕なのか苦し紛れなのか、いずれにしてもトップチームの試合では見られそうもないプレイです。 42分になって、阿波加のクリアが弱くて相手へのプレゼントになってしまい、左クロスを難なく押し込まれました。(0-2) ロスタイムが2分と示されてから、中川に代わって小野が入りました。 46分になって工藤が入れたフィードに山室は届かず、流れたボールを拾おうとした實盛も追い付けません。 ついに終了の笛が鳴り、その場に蹲ってしまいます。 終盤はかなり振り回されたので、力尽きてもう動けません。 積極的に攻めはしたけれど、惜しいチャンスが多いながら1点を奪うことも出来ずに負けました。(0-2)
続いて行われた表彰式では3位以上の成績が発表され、まず準優勝の賞状を葛西が受けます。
続いて優勝チームへ渡されるカップなどは、知事杯、NHK杯など、沢山あります。
おぼつかない足取りで引き上げて整列し、観客に挨拶します。
これで、コンサU-18の知事杯(および夢の天皇杯)は終わりました。
もし優勝してたら、たとえ行けないとしても天皇杯1回戦のチケットを買って、額に飾るつもりだったんだけどな。(笑)
さて来週末からは、2種の最強チームを決める「高円宮杯全日本ユース(U-18)選手権」が始まりますから、こっちも頑張ってもらわねば。
私のゴミ箱ではありません。
ゆうべ、暑さのせいか柱に頭をぶつけてしまい、今日も額が腫れたままです。
木の柱だから良かったようなものの、これがもし豆腐の角だったら死んでましたね。
posted by 雁来 萌 |20:42 | 闘う若梟 | コメント(4) |
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この記事に対するコメント一覧
Re:知事杯決勝 vs 札幌大学
こんばんは。
タカの肩に腕を回しているのはニシケンでしょうか?
笑いました。
・・じゃなくて、十川くんとタカの番号、ほんとはそっちだったのですね。
なんでみんなてんでバラバラな(関係のない)シャツを着ているのだろう?と
不思議だったのです。そっちが本命だったとは。
それにしても額は災難でしたね。
部屋の隅に豆腐が釣られてなくてよかったです。
posted by あきっく| 2010-08-31 20:58
Re:知事杯決勝 vs 札幌大学
こんばんは。
ユーモアたっぷりのレポ楽しいです。
私の師匠と(勝手に)言わせてもらってる、あきっくさんと
ユース関係では、これまた勝手に双璧と思ってる(済みません)雁来萌さんの
お名前が、縦に続けて表示されてる!
感激です。
posted by tnfaki| 2010-08-31 21:12
思い出した災難
時々あるんですよね。
冷奴を食べながら「ここで居眠りすると危険だな」って思うことが。
子供の頃、室蘭の「大黒屋」というお菓子屋さんの前に首振り人形があって、そこに向かう細い道路を渡ろうとしたら躓いてしまい、路面が目の前に急接近した次の瞬間に額を打ち付けたんです。
親は慌てて病院に連れて行ってレントゲンを撮ったんですけど、異常はありませんでした。(と信じている)
posted by 萌| 2010-08-31 21:26
天皇杯は来年以降に…
気力を振り絞りし、レポートありがとうございます。
結果は別として、コンサドーレの育成年代というものが、道民に知られればいいのだと勝手に思ってます。
道新にも、記載されておりました(ただ、敗者のコメントは皆無というのも、トップと対照的に若梟へ非情な道新らしい…。)
道内でほぼ負けなしの若梟の敗戦と、楽器に頼らない手作り感溢れるコンサドーレ応援歌が、妙に新鮮でした。
御存知でしょうが、東京代表は東京Vユースでしたね。
また、育成年代が放映されるよう、より一層の精進を願いあげ奉ります。
posted by すずらん| 2010-08-31 22:51