2010年07月22日
北海道クラブユースU-15準決勝
7月18日(日)に行われた準々決勝に続いて、翌19日(月・祝)の11時から夕張市の平和運動公園で、「北海道クラブユース選手権(U-15)」の準決勝が行われました。 準決勝に残ったチームは、コンサ札幌U-15、SSS、札幌ジュニア、アンフィニ になり、この4チームが勝ち残ったということは、何の波乱も無かったと言って良いでしょう。 17日に行われたベスト16には、北海道カブスリーグに参加している12チーム(シード)と、それ以外の4チームが加わっていましたが、道カブス以外のチームは全てここで敗退しました。 しかも、どの対戦も5~6点の差がついていました・・そんなに違うものなのか。 今日のキックオフは11時だから、かなり余裕を持って家を出れるはずです。ところがブログ記事を書くのに手間取って、そんなに余裕は無くなってしまいました。 それでも道路はすいていて、急いでもいないのに夕張まで1時間20分で着いてしまうとは・・地球の自転が遅くなったのでしょうか。 今日も曇りで、夕張に向かう途中から霧雨が降っており、かなり蒸します。 ピッチは濡れていて、試合中も時々雨粒が落ちて来ました。
SSS(黄青) vs コンサ札幌U-15(赤黒) コンサ札幌U-15のスタメンは、GK:輪島、DF:青木・濱口・内山・井端、MF:岡田・田代・前・安達、FW:國分・蒲生 で、キャプテンマークは前が付けています。 控えには、皆川・葛西・倉持・大見・佐々木祐・冨沢・住吉・兼好・川井 が見え、今日のビデオ係は滝口のようです。 コンサの円陣 開始早々、まだメンバーをメモしてるうちに、CKを得ました。 この右CKを岡田が蹴り入れ、内山がヘディングを当てるとゴール右隅に転がり込んでしまいました。(1-0) SSSを相手にして、こんなに簡単に点を取っちゃって良いんだろうかと思いました。 6分にも青木が右タッチライン付近からミドルを打ち、GKが触ってCKを得ました。 この左CKを安達が蹴り入れ、ファーから井端がヘディング、しかしバーをわずかに越えて2匹目のドジョウにはなりません。 14分に左から抜かれてミドルを打たれ、GK輪島がジャンプしてキャッチしました。 18分に安達が長距離を独走してシュート、これはGK正面でキャッチされました。 21分に国分がキープしてスルーを出し、蒲生が抜け出て独走、右隅へ転がしました。(2-0) ここでSSS側の観客から「キレたらダメだ、まだ間に合う」と聞こえたのは、さすがにSSSです。他のチームだと沈黙してしまうか、「頑張れ」としか言えない場合が多いですから。 23分にSSSが得たFKは、ヘディングが当たらずに流れてしまいました。 27分に岡田がスルスルと上がったチャンスで相手同士が衝突してしまい、青木が入れた右クロスを蒲生がトラップしてシュート、ゴールには入りましたがオフサイドでした。 31分のピンチをクリアして右奥まで攻め入り、戻して左の前へ出したパスもオフサイドになりました。 36分に左サイドからスルーが出て、蒲生が鮮やかに左上へ打ち込みました。(3-0) 右サイドから青木が打ったミドルは上へ外れて、前半が終わりました。(3-0) ハーフタイムで交代は無く、キックオフの笛を聞いてストップウォッチを押し、開始時刻をメモしたら相手ゴールにボールが入ってました。(汗) ボールはセンターサークルに戻されますが、主審は長い笛を吹いてセンター方向を指していたので、キックオフのやり直しではなくて得点のようです。(4-0) 恐らく、キックオフを直接か、ワンタッチの後にロングシュートを打ったのでしょう。下手人は國分のようです・・何をやらかすんだ、全く。(笑) 7分に前が倒されながらプレイオンのチャンスになりましたが、これがカウンターになってGKが誘い出されて危うくクリアし、10分には奥深くまで攻め込まれて青木がスライディングで止めたり、SSSが打ったミドルを上へはじいてゴールに入りそうになるピンチが続きました。 しかし12分、青木がオーバーラップして右クロスを入れ、國分が左へ渡して打ったシュートはゴール右奥のポストを叩きました。(5-0) 打ったのは安達かと思ったら岡田だったようです。 ここで、青木に代わって倉持が入りました。 14分には、早速倉持が右を上がってゴールに迫ってからシュート、こぼれ球を前がヘディングで押し込みました。(6-0) この後の15分に、岡田に代わって佐々木祐が入りました。 20分にはズルズルと押されて攻め込まれましたが、オフサイドになって助かりました。 ここで、内山に代わって葛西が入り、田代に代わって住吉がFWに入ったので、蒲生がMFに下がりました。 23分にも倉持が右サイドを独走してシュートを打ち、ゴール枠の左上角に当たって跳ね返りました。 倉持はDFかボランチで配球するシーンしか見たことが無くて、こんなに攻撃参加するのは新鮮な驚きでした。 次第に好き放題な攻撃を出来るようになってきて、24分には國分が抜け出てGKを越えるループを入れました。(7-0) 26分にも國分が抜けてクロスを入れ、中央の住吉がスライディングで合わせようとしますが届かずに流れました。 28分頃からはSSSの捨て身の総攻撃のようになり、深くまでえぐられて打たれたシュートがサイドネットの外側だったり、打たれたミドルがゴロでキャッチできたりしました。 さらに左奥をえぐられたピンチに倉持がスライディングで止めてCKとなり、左CKにファーから打たれたヘディングをヘディングでクリアするピンチとなりました。 32分に、蒲生に代わって大見が右SBに入り、倉持がボランチに上がりました。 36分に國分が再びか三度の独走となり、ループを狙ったつもりが弱くて、相手GKへのパスになってしまいました。 38分に住吉が抜けてシュート、こぼれ球を国分が打ってCKを得ました。 この右CKを安達が蹴り入れると、國分がゴール前を右へ横切りながらヘディングを当ててファーへ流し込みました。(8-0) これは見事としか言いようがありません。 終盤のSSSのクロスもキャッチでき、8点も取った上に無失点で終了しました。 正直言って、ちょっと意外なスコアになりました。
もう一つの準決勝は、札幌ジュニアとアンフィニが対戦しました。 雨が降ったせいか、少し強まった風が涼しいを通り越して肌寒くなり、ジャンパーを着ました・・真夏だというのに、さすが夕張です。 どちらかと言うと、チャンスはアンフィニ側に多かったと感じました。でも惜しいだけで、ゴールが決まらないんです。 後半34分に、札幌ジュニア(白)の右CKから打ち込みましたが、ファウルがあってノーゴールです。 双方譲らずに(0-0)で終わり、20分間の延長でも得失点は無くて、アンフィニの先攻でPK戦となりました。 アンフィニは1本目と5本目を止められ、札幌ジュニアは1本目を外して5本目はバーに当てたため、サドンデスとなりました。 アンフィニは6本目を止められた一方、札幌ジュニアの6本目が決まって、PK(4-3)で札幌ジュニアが勝ちました。 札幌ジュニアは来週の決勝戦に、優勝を賭けてコンサ札幌U-15と対戦します。 決勝戦は7月24日(土)の11時から、夕張市平和運動公園の第二球技場で行われ、勝った方が日本クラブユース選手権に出場し、負けた方は「デベロップカップ」に出場します。
posted by 雁来 萌 |07:26 | 闘う若梟 | コメント(1) |
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この記事に対するコメント一覧
Re:北海道クラブユースU-15準決勝
SSS相手に意外な大差になりましたね!
決勝戦もがんばれ~~~!
posted by HIGE| 2010-07-22 22:48