2010年06月02日
光は地球を7回り半する?
テレビのアナログ放送が2011年7月24日までに終了し、地上テレビ放送はディジタルに移行することが決まっているらしいです。 あと1年くらいしか残っていませんね。 これで困る事が・・私には何もありません。 地上放送がディジタルに変わるだけで衛星放送は変わらない(らしい)し、元々、テレビそのものを全く視ていないんですから。 テレビに向かって番組を見てる時間が惜しいので、36インチのディジタルハイビジョンテレビが居間の置物に成り下がっています。 宣伝に煽られて新しいテレビやチューナーを買う気も、サラサラありません。 テレビって、無くても何も困らないんですよ。困ると思ってしまう強迫観念から脱却すれば、平穏で優雅な生活を送ることが出来ます。 「地上波」って聞くと、あたかも電波が地球の表面を伝わるように考えがちですけど(←それは地震の「表面波」)、そうじゃなくって電波は空中を伝わっているだけです。 アンテナのことを「空中線」と呼ぶのも、違和感を感じますけど。 扇子のようにスマートなデザインの、テレビのリモコン(手前は単4電池) 以前は丸井にあった、「札幌スタイル」のお店で購入しました。 デザインが優れた物は少々値段が張りますが、財布の中身とは裏腹に豊かな気分になれます。(←でも使わないから、役に立ってない)
よく、「光が伝わる速度は秒速30万kmなので、1秒間に地球を7回り半する」と教えられます。 しかし一方で、「光は直進する」とも教えられます・・どっちがホントですか? 直進するはずの光線が、曲がりながら地球の周囲を7回半も回る、と(ご丁寧に図まで付けて)説明されるんだから混乱します。 学校では、間違ったイメージを抱いてしまうような概念を、堂々と教えていることになります。 もしこれがテレビやラジオの電波ならば、電離層で反射されながら進むから地球を回ることも可能でしょう。 光も電磁波の一種だけれど、波長が短いので電離層では反射せず、突き抜けて宇宙空間に去ってしまいます。(だから星が見える) 空気の密度が大きい地表付近ほど屈折率が大きいので光も少しは曲がりますが、その曲率で地球の表面に沿えるほどは曲がらないのに、どうやって地球の周囲を7回り半もできるのか?? 最近になって、このカラクリが分かりました。 地球の表面(海底を含む)には、世界中を取り巻くように通信用の光ケーブルが張り巡らされています。 光ケーブルの中ならば、光が地球を何回りでも出来るんです(笑)・・ケーブルが途切れないで繋がっていればの話だし、ガラスの中では光の速度が少し遅くなるんですけど。 そこまで考えずに、7回り半すると信じられる人は幸せです。 おいしおすえ~・・飲み過ぎると、地球が自分の周りを回っているように感じます。
posted by 雁来 萌 |21:56 | 雑念 | コメント(0) |
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