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2010年05月11日

プリンスリーグ第2節

5月8日(土)の12時から浜厚真野原公園サッカー場で、プリンスリーグ北海道2010の第2節となる、コンサU-18と帯広北高校との試合が行なわれました。

天気は小雨で肌寒く、Aピッチの観客席には向かい風となる南風に流された雨粒が、顔や体に当たります。
試合中は傘を使わなくても我慢できる程度ですが、メモ帳は濡れてヨレヨレになりました。

コンサU-18(赤黒) vs 帯広北高校(青橙)
試合開始
コンサU-18のスタメンは、GK:松原、DF:山下・小山内・工藤・堀米、MF:菅原・前・荒野・榊、FW:近藤・三上 で、キャプテンマークは三上が付けています。


4分にCKが続いたけれど得点にはならず、まぁそのうち・・と思っていた5分に菅原が右寄りから切り込んで左足でシュート、これがあっさり左寄りに入って先制点になりました。(1-0)
あっという間に

9分には左タッチライン近くから攻め上がった三上がPエリアの外からシュート、これも左へ入って追加点となりました。(2-0)
あら、まただ

足元の技術には少し差があり、楽につなげて相手を翻弄できる状態でした。
11分には三上が左寄りを突破してGKもかわし、軽く打ったボールがきっちり枠内に入りました。(3-0)
二度あることは三度ある

16分には帯北の左CKがありましたが、これをクリアして近藤のカウンターになったりします。

18分に右サイドでのスローインから近藤が攻め込もうとしたところで倒され、このFKを菅原(左端)が左足で狙いましたが、バーをほんのわずか越えて行きました。
おすぃ

楽勝かと思ってた20分、DFが抜かれたような感じで独走を許し、GKもかわされてふんわりしたシュートを打ち込まれました。(3-1)
前日からの雨で足場が悪いようですが、これで今年も無失点優勝の可能性は無くなりました。(贅沢)
よりによって、大量失点で最下位になっているチームの唯一の得点を、コンサが献上してしまいました。

近藤のシュートがかなり上へ外れたり、弾んだルーズボールに三上が詰めたり、堀米が左サイドを独走するなど、見てるだけなら楽しいです。

30分に三上が左寄りから迫って左足でシュート、ボールは右ポストに当たって内側に転がり込みました。(4-1)
ポスト
これで、三上はハットトリックになりました。

34分に榊へボールが出たけどオフサイド位置だったので受けられず・・と思ったら、堀米が後方から猛然と抜け出てこのボールを拾う、という痛快なシーンがありました。
公式戦には久し振りに出場する山下がオーバーラップして、自ら切り込んでCKを得たり、スルーを出して近藤が迫ったりしたチャンスもありました。

前半の終了間際に帯北が左をえぐり、クロスがゴール前を横切って行くピンチはありましたが、前半にこれだけ振り回しておけば後半には付いて来れないだろうと思われました。

ハーフタイム中に、「足で行かないで体をぶつけるように」みたいな指示が聞こえました。確かに、一発で止めに行くとアクシデントも起こり得るピッチ状態です。
「このまま行くから」とも聞こえ、後半に向けて交代はありません。

 
後半の立ち上がりに、榊が相手DFを倒しながらゴールに迫ったり、GKの直前でシュートを打ったりしましたが、クリアされました。
翔太突っ込む

6分に相手ゴール前で混戦気味になり、荒野あたりが打ったシュートはDFがクリアして、浮いたところをGKにキャッチされました。

7分に三上へフィードを入れ、相手GKが出てクリアしたのにあまり飛ばず、これを近藤が拾ってGKが戻る前にループを打つと、中央に入りました。(5-1)
ループ決まる

12分に右ライン寄りでFKを得て、荒野が蹴り入れたチャンスから打ったシュートは、GKが横っ飛びしてはじかれました。
拓馬のFKは横っ飛びクリア

14分には近藤がPアークから振り向きざまにシュート、しかしボテボテと転がってキャッチされました。
17分には堀米が左クロスを入れたけど三上が打ち切れず、続く榊のクロスにヘディングを当てても右へそれてしまいました。

ここで、近藤に代わって鈴木が入りました。
早速、左クロスが鈴木に渡り、CKを得たものの反対側のタッチラインへ流れてしまいました。

22分にフィードを入れたけど相手GKが出てクリア・・と思ったら蹴り損なう、というビックリシーンがありました。
23分には三上(奥)がチェイスしてボールを奪い、独走して中央へ打ち込みました。(6-1)
陽輔が奪って打ち込む
三上はこれで4点目、通算で5点目ですから現時点で得点王になっています。

25分に榊に代わって下田がFWに入り、三上は左サイドへ移動します。
下田は30分に荒野からのパスを受けてフックがかかったシュートを打ちましたが、わずかに右へ外れました。

32分には前線で3人が並んでパスを回しながら攻め上がり、最後は菅原が打ったもののGKに当たりました。
33分の堀米のクロスに菅原が滑り込んだけど届かず、今日はうまくいかない日のようです。

34分には工藤に代わって葛西が入り、菅原に代わって西田がボランチに入って、前が右サイドへ出ました。
この時のベンチの指示は、「攻撃は好きにやっていいから、守備だけはしっかり」というものでした。

しかしこの指示とは裏腹に36分にピンチとなって、打たれた浮き球をかろうじて胸に当ててそらせました。
さらに帯北の右クロスに左からスライディング、これは届かずに助かりました。

40分に鈴木がPアークからシュートを打ったもののダフってしまい、ピッチはだいぶ荒れているようです。
41分にはバックパスでお見合いをしてしまって奪われ、独走されて打たれたシュートを松原が何とか止めました。

44分に山下に代わって實盛が入りました。
十分な点差はあったけど、最後はドリフターズを思い出すドタバタな感じで終わりました。(6-1)
危ない場面も多かった

芝はあちこちで捲れています。
痛めつけられた芝
この冷涼な土地での春先だし、雨水を含んで土が柔らかくなっているので、若者の踏ん張りには耐えられません。


その他の結果:
札幌新陽高校(1-3)札幌創成高校
札幌第一高校(1-1)旭川実業高校
北海高校  (0-3)室蘭大谷高校

札幌第一がPKで先制し、旭川実業が後半に追い付きました。

室蘭大谷が前半にレッドカードで1人退場となりましたが、数的不利ながら追加点を上げました。
後半に室蘭大谷のシュートがネットを越えて管理棟の窓を直撃し、大きな音をたててガラスが割れました。
直撃弾

幸いにも怪我人は出ませんでしたが、こういう窓ってどんな材質のガラスを使っているのか気になりますね。
ヤタガラス
サッカー協会の基準に適合する「ヤタガラス」だそうで、建物の左上にはメーカーの適合証が掲示されています。(おぃ)

第2節が終わった段階で、コンサU-18が2勝して1位、得失点差で室蘭大谷が2位、3位:札幌第一、4位:札幌創成・・となっています。

次の第3節は、6月6日まで間が空きます。
開幕ダッシュに失敗したチームも、この間に立て直してくるかも知れません。


全試合が終わった後にコンサの選手達がユニフォームを着て集まり、集合写真を撮りました。
集合写真
クラセンや高円宮杯などの大会プログラムに使うのでしょうか。

今年のプリンスリーグは8チームなので、試合数が少ない分だけ終了時刻が早いから楽だなぁ・・と思っていたら、その後で「ノルディーア」(赤)の練習試合が行われ、取材陣も来てました。
ノルディーア
相手(白)はジモトの男子(U-15)チーム「ASC」と思われ、スコアは(1-0)だったようです。

結局は、例年と同様な時刻に帰宅することになってしまいました。


posted by 雁来 萌 |07:06 | 闘う若梟 | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:プリンスリーグ第2節

油断していると思いもかけないところから「ぶはっ(笑)」っとくる。
いつでも集中力を切らすなという教えでしょうか。

試合後にそんな美味しいシーン(写真撮影)があったのですね。
あの雨風のなか残っていたからこそ見れるご褒美みたい。
今年こそ全員のっぺらぼうみたいな画質じゃありませんように・・・。

posted by あきっく| 2010-05-11 12:28

ぶはぶはっ

今回はホントに自分へのご褒美(←何の?)だと思いました。
練習試合も無いし、後片付けするにしても、出場しなかった選手までユニフォームを着てゾロゾロ歩いてるのは何なんだ?と思った後、写真撮影だと気が付いて近くまで走って行くのが大変でしたけど。
当番になった節は全員が集まるから、写真を撮るのに都合が良いんだろうと理解しました。

posted by 萌| 2010-05-11 12:57

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