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2009年12月18日

「真冬の花畑」と「水脈の肖像」

12月の初めに病院へ行ったついでに、芸術の森まで 羽を 足を伸ばして、「真冬の花畑」展を見てきました。

この展覧会は「単に、花の絵を集めて見せるだけだろう」ぐらいに思っていたので、あまり気が乗らなかったけれど、色んな未知の手法を見れて予想外に面白かったです。

お約束の定点観測(浮き輪なし)
どんぐりころころ

・・の後は枯木に挟まれた小路を通って、
遊歩道

関口雄揮記念美術館へ通じる「ボザール橋」
吊り橋
・・を渡らないで、芸術の森美術館へ入ります。

美術館の展示室へ向かう通路で
期待させるいざない
展示室の内壁に掲げられた作品が見えますが、あまり近付くと写真撮影は出来ませんから。

個人的に一番面白かったのは、タンポポの種を集めて作った柱です。(あまり詳しくは書けない)
その次に良かったのが、ボタニカルアートですね。

この展覧会は、花柄の服か花のアクセサリーを身につけた人は団体料金(2割引)で観覧できる、という「花柄割引」が適用されます。
例えばこんな・・(笑)
花のアクセサリー

芸術の森の工芸館では、「クリスマスアート展2009」が催されており、室蘭の「ボルタ工房」の人形達が面白く、見てて飽きないです。


その週の土曜日は近代美術館に行って、「水脈の肖像09」展を見てきました。

正式名称は「水脈の肖像09―日本と韓国、二つの今日」展という催しで、会期が 12/5~12/13 の9日間だけという、異様に短い展覧会でした。

前回の「ジョルジュ・ルオー展」と、次回の「アミューズランド」との狭間を埋めるような、「ニッチイベント」という雰囲気の催しです。

この展覧会は、10年ほど前から日本や韓国で開催されていたようなんですが、今まで知りませんでした。
内容は、共通点があるような少し違うような両国の現代アートで、面白い作品もあったものの、観覧料の500円に見合うメニューでしょうか。

 
次回(12/20~)の「アミューズランド」は「土と炎=?」(つちとほのおで何だろな)という催しで、「~古代を夢見るやきものアート~」という副題が付いており、土器とか土偶とか埴輪とかに関する展示と体験のようです。

 
美術館の庭から見る札幌管区気象台
札幌管区気象台
かつて中央の塔には気象レーダーが格納されていましたが、レーダーは石狩湾を見通せる小樽の毛無山へ移設されました。

右下の鉄塔で風の観測をしていたんですけど、北西の風上側に背の高いマンションが建設されたため観測に適さなくなり、左側の高い鉄塔(開発局の電波中継用)のてっぺんに移されました。

観測場所(地面や建物からの高さ)が変わったため、札幌における風の観測の統計が切断されました。


posted by 雁来 萌 |20:41 | 雑念 | コメント(0) |

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