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2009年12月04日

4年間のアクセス数の経過

ここのブログを開設して半年ほど経ってから毎日、このサイトへのアクセス数を記録しています。
2006年から2007年にかけて1週間ほど抜けてる以外は毎日のデータが揃っており、その約4年間の経過を紹介します。

アクセス数を記録する目的は特になく、数値が変動するデータがあると収集して解析したくなる性格だからです。(逃げるネズミを猫が追い駆ける本能と同じ)

私は元々、アクセスランキングには執着が無いし、そもそも自分のサイトのアクセス数が増えることを歓迎していません。むしろ、アクセス数が増え過ぎないためにはどうしたら良いか、とさえ考えたりします。

もし増やそうと思うのなら簡単で、毎日投稿するとか、しかも1日に何回も投稿すればアクセス数は増えるでしょう。でも、それは私の目指す方向ではありません。

こういう解析を続けていると、不思議な現象に出会うことがあります。

例えば、ログインしたページの上部に「昨日のアクセス数」と「アクセス数累計」の数字が表示されており、両方とも元のデータは同じ物だと思われるので、両者の増え方は同じになるはずだと考えられます。
アクセス数表示

手始めの確認として、日付が変わった途端に読んだ「アクセス数累計」から、前日の同時刻に読んだ「アクセス数累計」を差し引けば、「昨日のアクセス数」と同じになるはずです。
大抵の場合は同じなんですけど、稀に食い違いが生じている場合があって、「アクセス数累計」の方が多くなっています。しかも、その差がだんだん大きくなっていったりします。(減ったのは今年6月の障害時のみ)

もし「アクセス数累計」を見る時刻の違いが原因で生じている差異ならば、差がプラスになったりマイナスになったりするでしょうけど、いつもプラスで、しかも差が開く一方となると、時刻の問題ではないようです。

 
次に、火曜日から翌週の月曜日までの7日間のアクセス数を合計した数字が、「週間アクセスランキング」に使われる「一週間のアクセス数」のはずです。
この計算はいつもビッタリ一致しているので、「週間アクセスランキング」に使われる数字は「日々のアクセス数を7個合計した値」であることが分かります。

やはり、7日間における「アクセス数累計の増加分」と「一週間のアクセス数」とは食い違いが生じる場合があって、「アクセス数累計の増加分」の方が多くなる現象が起こります。

どうやら、「アクセス数累計」は信頼できない数値だと思われます。
極端な例だと、ブログ開設以来の「アクセス数累計」がマイナスのとんでもなく大きな値を表示しているサイトもあるそうですから。


下記に、丸4シーズンにわたるアクセス数の変化グラフを示します。データの開始日が2006年5月10日、終了日が2009年12月2日です。
アクセス数の経過

ピンク色の細い線が日々の「昨日のアクセス数」ですが、その絶対値は変動が大きいので、それらを移動平均(15日間)した値を青色の太い線で加えています。

大まかに見ると、夏場に多くて冬場に少ないという傾向があり、それは試合数の多/少と関係しているのでしょう。
夏場の1日のアクセス数は、1年目が200前後、2年目は400~600、3年目は600~800、4年目は800~1000あたりで変動しています。

アクセス数が年を追って増えている理由は、ブログを読むサポが増えたとか、一般市民に認知されてきたとか、パソコンに向かう時間が増えたとか、よそのチームが情報収集に利用してるとか・・かも知れません。

昨年は春先の立ち上がりが急で(J1に昇格したから?)、秋に急降下しました。(J2に降格したから?)
今年は春先の立ち上がりが鈍く(J2だから?)、秋(冬)の降下がそろそろ始まったようです。

 
この4シーズンの中で、特異な現象が何回か起こっているので、1つずつ説明します。

★かなり以前(2006年の7月後半)に、「アクセスを多重にカウントしてしまう」というシステム上のエラーが起こっていた時期がありました。(図中のA)
「アクセス数が変だ」と気付いた人もいましたけど、「アクセス数を見る時刻の問題だ」とされて、2週間ほど放っておかれた後に「やっぱりエラーだった」と確認されました。

この時期の影響がずっと残っており、「アクセス数累計」はウソの数字が加わったままなので、「○○万アクセスありがとうございます」というメッセージや、「△△キリ番」というタイミングは、砂上の楼閣のように根拠が希薄だということになります。

 
★2007年の正月に、急に増えている時期があります。(図中のB)
2006年の年末に入院して、1週間ほど経った2007年の正月に退院しました。
入院した理由と経過を記事に書いたら、びっくりして急にアクセス数が増えたのです。

 
★去年の夏に1ヶ月ほど入院して、記事を書かなかった時期がありました。(図中のC)
「何も書かない」と宣言したのだから、確かにアクセス数はだんだんと減っています。しかし、なぜか400以下には下がらない・・何かを期待して毎日覗きに来てる人(あるいはロボット)がいたことになります。

退院した後は元のレベルまで戻りましたが、間もなく「降格決定」となり、アクセス数は次第に減っています。

 
★今年の6月にサーバー障害が起こって、6月16日は丸1日アクセスできませんでした。(図中のD)
アクセスできなかったのだから、翌17日に見た「昨日のアクセス数」はほぼゼロ(実際は25)になって当然です。

ところが16日の「昨日のアクセス数」、つまり15日の分のアクセス数までゼロになってしまいました。
その根拠は、「6月16日号 週間アクセスランキング」に書かれている数字が、9日~14日までの6日間のアクセス数の合計と等しくなっているからです。
実際には600くらいあったはずなのに、15日のアクセス数は「0」として集計されています。

おそらく、16日の未明に障害が起こったことが原因で、「昨日のアクセス数」のデータがブッ飛んでしまったのか、データが無いバックアップで上書きされたのか・・。

 
★私が注目しているのは、「1日分のアクセス数」ではなくて、「投稿記事1エントリー当たりのアクセス数」です。
記事1エントリー当たりのアクセス数 の経過
データの開始日は2006年5月13日で、変動をならすために10エントリーごとの平均値でプロットしています。最近は、1500[アクセス/エントリー]前後になっています。

この数値を増やすのは簡単で、「記事を書かない」ことが秘訣です。(笑)
記事を書かなければ割り算の分母が小さくなって、1エントリー当たりのアクセス数は大きくなります。(図中のE)
だからと言って、ずっと何も書かないでいると、そのうち誰も見なくなるのは明らかですけど。

逆に毎日更新し、しかも1日に何回も投稿してると、1エントリー当たりのアクセス数は小さくなります。


今回は自分のサイトだけの話でしたが、次回は他のサイトのアクセス数も解析して報告する予定です。
とは言っても、第三者が他のサイトのアクセス数を正確に調べる術は無いので、大まかな推定値を使った解析を進めつつあります。(既に驚愕の事実が判明し・・)

公表されているデータを使うだけなので、秘密を知られる心配はありませんから、安心して下さい。


posted by 雁来 萌 |06:57 | ブログシステム | コメント(0) |

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