2009年11月12日
美術館 de コンサート
最後の公式大会であるJユースカップのホームゲームも終わって、先週の土曜日は晩秋の恒例行事である「墓地の冬支度」に行きました。 例年だとこの作業は11月下旬の行事で、今はまだ路面が乾いているし、11月は気温が高いから例年より根雪が遅いという見通しなので、特に急ぐ必要はありませんでした。 だからと言って先延ばしにしてると、急な用事とか積雪で墓地に車が入れなくなる恐れもあるしで・・思い立って墓地に行くのを「吉日」と表現するのは違和感があるでしょうか。
植木を縛ってしまえば、いつ雪が積もっても大丈夫です。葉っぱが真っ赤に色付くのは、もう1週間ほど先かな・・やっぱり季節の経過は遅れているようです。 これで心置きなく、休日は試合にでも練習見学にでも出掛けられます。 冬囲い もっとゆっくり 冬が来い 今年撮影した、他所様の素晴らしい墓石も紹介します。 こんな墓に入ったら、二度と出て来たくないですよね。 強化ガラスに「想」と刻んである、オシャレな墓石 石じゃないから、正確には「墓硝子」と呼ぶべきか・・しかし「ボガラス」と発音すると「母烏」という字が浮かびそう。 魔神の呪とは・・沢山あるから知らないけれど、北大恵迪寮の寮歌(大正6年度)だそうです。 ここの角地は立ち退いたので、分譲されます。 夏場に立っていた水汲み場の注意書き ここの水道を利用して洗濯しに来る人は流石にいませんが、洗車しに来る罰当たりな人もいるんです。
墓地の作業は昼過ぎに終わって弁当を食べ、富山チームの前日練習を偵察しに行っても面白くないの、キンビ(道立近代美術館)へ行くことにしました。 前庭に並ぶドウダンツツジの紅葉が、池の上で回転するオブジェに彩りを添えています。 館内に入ろうとすると、ホールの中に人だかりが出来ていました。 イベントが行われているとは知らずに来たんですけど、「ミュージック・イン・ミュージアム by 出光」というミュージアムコンサートが開かれていて、ピアノとバイオリンとチェロの組合せでした。 演奏は約1時間で、半分あたりから聞いたもんだから、冒頭に演奏されたムソルグスキーの「展覧会の絵」とか、ドビュッシーの「月の光」を聴き逃したのが痛恨ですけど、久し振りに弦楽器の生演奏を聴けて、俗言で汚れた耳を洗ったような・・漱石枕流を実践したような感覚です。 近代美術館には六花亭から寄贈されたピアノがあり、年に1回開かれる友の会の親睦会でも、このピアノが演奏されたりします。 特別展の方が出光美術館所蔵の「ジョルジュ・ルオー展」なので、演奏会も主催者に連動した企画なのですな。 常設展(これくしょん・ぎゃらりい)の方は、「シャガール」や「パスキン」や「鋳造ガラス」や「浮世絵美人画」の展示で、通常料金は500円なのに、1日~7日の「芸術週間」だけは無料で入場できました。 そのせいか、展示品に触ってしまう大人もいて、呆れてしまいます。 なんと今日(12日)も、天皇陛下在位20年の慶祝行事開催に伴って、「これくしょん・ぎゃらりい」の観覧料が無料になったそうです。
posted by 雁来 萌 |20:28 | 雑念 | コメント(0) |
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