2009年10月29日
HCL・U-18 vs 札大GP
10月24日(土)の15時半から雁来練習場で、北海道チャンピオンズスーパーリーグのマッチ27となる、コンサU-18と「札幌大学 Goal Plunderers」との試合が行われました。 マッチ27は、元々は9月26日(土)に予定されていた試合で、急に道協会から「8月29日に変更」と発表されました。 ところがこの発表自体がニセ情報で、当日に雁来練習場へ行ってみたら誰もおらず、この試合は中止(延期)になったと更に後で発表されました。 その試合が改めて、先週末に突然行われた訳です。
実はこの日、トレセンU-12などがアミューズメントパークで行われるので、午後のトレーニングを見学しに行く予定でした。 午後に間に合えば良いのだからあまり早く起きる必要が無く、久し振りに寝ていられる(とは言っても7時まで)と思っていました。 ところが「スーパーリーグの試合が行われる」というタレコミが携帯に届き、夜中に起こされはしなかったものの、睡眠が浅くなったようで起き難かったんです。 やっと起きてパソコンを見るとオフィシャルブログに障害が起こっているし・・。
ここまでのコンサU-18の成績は、8勝1分1敗の勝点25で首位におり、一方の札大GPは2勝1分4敗の勝点7で、消化試合数が少ないせいもあって6位にいます。 しかし札大GPは、本命の道リーグでは優勝を決めています。→道リーグ最終結果(PDF) 後述しますが、この試合でコンサU-18が引き分け以上ならば、今年のスーパーリーグでの優勝が決まります。 試合開始時には、晴れて心地良い天候でした。 札大GP(白) vs コンサU-18(赤黒) コンサU-18のスタメンは、GK:今岡、DF:津川・工藤直・濱田・十川、MF:大野・西田・永井・葛西、FW:近藤・榊 でした。 控えには、渡邉・鈴木健・大地・松田・福永・金子・工藤光 がいるようですが、コートを着ていてよく見えません。 8分に榊(奥)が突破を狙います。 10分にカウンターとなり、近藤が右クロスを入れようとしてCKを得ました。このCKにファーから十川がヘディングを当てましたが、クリアされました。 十川は14分にも右から左へ流れながらシュートを打ち、津川も15分にシュートを打ちましたが、いずれもキャッチされます。 18分の札大の右クロスにファーからボレーを打たれ、ミートせずバウンドしたのでキャッチできました。 21分に近藤がフックをかけたシュートを打ち、狙いは良かったんだけどはじかれます。 23分に十川の腕を引っ張ったファウルで、札大にイエローが出されました。 26分に札大の右45度で遠めのFKを与え、打たれたミドルは威力が弱かったので難なくキャッチできました。 28分に十川が左サイドで粘ったチャンスから葛西がクロス、しかしヘディングでクリアされます。 札大の方は、裏を狙った1発のフィードが多いように感じます。 ゴールキックを蹴る今岡 後ろに並んで様子を見ているのは、隣のトレセン会場から来た協会スタッフのようです。 札大GPの池内に迫る永井(左) コンサOBの池内は左CBでしたが、時々攻撃にも参加していました。 近藤や榊や大野も、ボールを持った池内にまとわり付きますが、太陽を中心にして地球が運行するように振り回されていました。 41分に大野が右をえぐったクロスからCKを得て、この右CKに榊がヘディングを当てましたが、浮いてしまいました。 やがて太陽が手稲の山並に沈み、後半は次第に暗くなってきて、急速に冷え込んできました。 永井に代わって松田が入り、近藤に代わって大地が右SHに入って後半が始まりました。大野が左へ移り、葛西がFWに上がったようです。 相手を背負いながらキープする榊 8分の左CKからヘディングを打ちましたが、弾んだボールをヘディングでクリアされました。 この後で葛西が倒されたもののノーファウルでした。今日の審判はファウルスローを律儀に取りますが、体の当たりは割と流します。 札大のパスに大野や西田がよく詰めてボールを奪い、相次いでミドルを打ちましたが決まりません。 13分の左クロスに榊が足を当てて流しますが、惜しくも右へ外れて行きました。 16分にコンサGKからDFへパスし、GKに戻されたボールを再びDFへ出そうとしたら弱過ぎて相手に拾われ、右隅へ打ち込まれてしまいました。(0-1) 慌てて撮ったのでブレています。暗くなって照明も点きました。 気を取り直して、速攻で攻め上がります。 18分に、池内からのパスが大野に渡るというハプニングがあり、意外なプレゼントに焦ったのかシュートは左上へ外れてしまいました。 25分に札大が左をえぐってクロスを入れ、ファーから綺麗にヘディングを当てられて失点しました。(0-2) このタイミングだったのか不明ですが、今岡に代わって渡邉が入りました。 31分に、葛西がキープして右へ出し、オーバーラップした大地が右をえぐってマイナスのクロスを入れ、西田がPアークの手前から豪快に打ち込みました。(1-2) これで勢いが付いたように、濱田が左寄りからミドルを打ったりします。39分にはインターセプトした大野が左を上がって、オフサイドになりながらも打ったシュートは枠に入りました。 40分に西田が倒されてイエローが出た後にも、大地から西田、さらに大野へと渡って左からシュート、しかしボールは右ポストの前を横切ります。 攻めている分だけ反攻を受けるピンチも多く、鋭いクロスから打たれたシュートが外れて助かったのは、相手も疲れてきたからでしょう。 ベンチからは「がんばれ、あと2分!」という声が飛び、オフサイドによるFKを得た時には「全員上がれ!」とさえ。 左タッチラインでのスローインからの攻撃で、西田が倒れながらもシュートを打ち、軌跡を残して上へ飛んで行ったのが最後のチャンスでした。 すっかり暗くなったのでシャッター速度が遅く、ゴール前に詰めているのが誰なのかも分かりません。 懸命に攻めたんですけど、追い付けませんでした。 惜しくも優勝決定はお預けになりましたが、よく頑張りました。
スーパーリーグは全42試合のうちの31試合が終わり、今後は週末に3試合ずつ行われる日程になっています。 コンサU-18の残り試合は、11月28日に行われる予定の「札幌蹴球団」戦のみとなりました。 まだ他チームの残り試合数が多いので最終順位はまだ予想し難いけれど、残り試合を全勝してもコンサU-18の勝点には及ばないチームが既に4チームあります。 従って現時点では、コンサU-18の3位以上が確定しています。→10月24日現在の途中結果(PDF) 当面のライバルは「ノルブリッツ」と「札幌大学」で、両チームとも残り4試合を全勝すればコンサU-18と勝点が並び、得失点差の争いとなります。 ただし「11月28日にコンサU-18が札幌蹴球団に負ける」という条件も付いていて・・そんな時期に試合が出来るのか?という心配もありますけど。 去年は11月30日に予定されていた試合が「積雪のため開催不能」という扱いになって、未消化のままスーパーリーグが終了しましたから。 この他にも、未消化で日程が再決定していない試合が2試合あり(うち1試合は11/7?)、これらの試合もどうなるのか・・。
posted by 雁来 萌 |20:16 | 闘う若梟 | コメント(1) |
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この記事に対するコメント一覧
HCL:U-18 vs 札大GP
高校選手権北海道予選準決勝、決勝で新聞一ページが埋まる中、隅にスコアのみ記載されるHCLとJユース(怒泣)。
写真付解説にほろりと涙が出るような感涙紹介、感謝致します。
スコアだけで判断したら、春は札大GPに勝っていたのに、結局この時期は力が逆転するもんだなぁ。
と勝手に思い込む中、終了間際まで接戦、OB池内出場という紹介があると、宝を見つけたようで嬉しいものです。
そろそろ新人戦全道大会。
プリンスリーグの札幌勢、蘭谷が予選敗退する今年、浜厚真で若梟の躍進を期待しております。
posted by すずらん| 2009-10-29 22:14