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2005年11月28日

新芽は冬の間に育まれる

11月26日に、雁来でU-18 vs 北海高校の練習試合がありました。ピッチの脇に雪が少し残っていて、石狩湾から冷たい北西の風が吹いていました。

相手の北海高校は、正月の高校サッカー選手権大会に北海道代表として出場するので、3年生はまだ現役で気合いも十分です。
北海高校のメンバーはあまり知りませんが、去年の高校サッカーでPK戦を制したGK瀬川くん(3年)とDF高橋一雄くん(2年)は、コンサ・U-15の出身です。見事なFKを決めたFW蟻川くん(3年)は、今年のプリンスリーグでも脅威を感じた選手です。

一方、コンサの3年生は、この時期には事実上ほぼ引退しています。練習場に来てランニングしたりボールを蹴ったりすることはありますが、試合に出場することはまずありません。
従って、今回の練習試合のメンバーは2年生と1年生、さらにU-15の中学3年生とで構成されていました。大雑把に言って、40分ハーフで行われた最初の試合のメンバーが来シーズンのAチーム、30分ハーフで行われた次の試合のメンバーが来シーズンのBチーム、という一応の目安にはなりますが、如何様にも変わり得る可能性があります。

★U-18(A) 2-3(1-2) 北海高校 :40分ハーフ  得点:横野、門間
スタメンは、GK塚本、DF廣中・谷川・松本、MF大西・大野・岡・長沼・久松、FW門間・横野で、大西と横野は1年生です。しかしながら、秋までの試合でも出場する機会が多かったメンバーばかりなので、極端に戦力が落ちている訳ではありません。
前半10分頃、左サイドをパス交換で抜かれてPA内からシュートを打たれ、ゴール左隅へ入って失点しました。24分頃には、GKがクリアしようとして蹴ったボールが突進して来た相手に当たってしまい、そのままゴール内に転がって追加点を許しました。コンサは31分頃、中央の岡から左に流したボールを横野が蹴り込んで1点を返しました。

前半と同じメンバーで後半が始まり、後半9分頃にDFラインでボールを回していた場面で蟻川のチェイスを受け、GKまでボールを下げました。これを中央に送って攻撃を開始しようとしたところ、走り込んで来た相手へのプレゼントパスになってしまい、対応が遅れたままシュートを打たれました。運良くポストに当たったものの、跳ね返りを打ち込まれて失点しました。
その後、久松をDFに下げて4-4-2とし、谷川を安藤(謙)に代え、大野を加藤(大)に代えました。26分頃に、門間が中央から思い切り良くミドルシュートを打ち、GKの頭上を越してゴールイン、点差を1点に縮めました。門間はその前にも40mくらいの位置から意表を突くシュートを打ちましたが、惜しくもクロスバーに当たってしまいました。終盤に門間に代えて岩月を入れ、右サイドからの速攻が増えますが、スコアはそのままで終わりました。

★U-18(B) 0-0 北海高校 :30分ハーフ
前半は、GK平加、DF熊澤・佐々木・鎌部、MF岩月・加藤(大)・小川・伊東・安藤(謙)、FW鶴野・能登で始まりました。佐々木は3年生、安藤は2年生ですが、他は1年生主体で、熊澤と鶴野はU-15の中学3年生です。
後半はさらに平均年令が若くなり、GK岩田、DF加藤(拓)・熊澤・福田、MF打矢・竹内・鶴野・小川・能登、FW安藤(大)・玉岡と、11名中の7名が中学3年生でした。

この試合はさすがにバタバタして落ち付きませんでした。(見てる方には面白かったんですが。)
後半に、能登の強烈なシュートがバーを叩いたシーンがありましたが、得点に結び付くような攻撃が出来ませんでした。
まだ慣れていない組合せなのでコンビネーションが良くありませんが、冬の間のトレーニングを怠らなければ、来春までにはチームとして熟成されるだろうと期待しています。

朝10時から始まって13時まで続き、体全体が冷え切ってしまいましたが、これに耐えられなければユースに付き合っていられません。


posted by 雁来 萌 |23:31 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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