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2009年10月06日

カブスリーグU-14終了

北海道カブスリーグU-14の最終節となる第5節の試合が、1部・2部とも10月3日(土)に「栗山ふじスポーツ広場」で行われました。

10時からコンサ札幌と札幌ジュニアとの試合、同じく10時からコンサ旭川とユニオンとの試合が行なわれるので困りました。
幸い、この会場は同時に両方のピッチの試合を見ることが出来て、注意力を札幌:旭川=8:2くらいに分散しながら見ていました。

一応、マジメに見ていた札幌の試合だけを報告します。旭川の試合については、「赤黒の今は小さな勇者達」のカブス2部残留決定。に書かれていますので、そちらをご覧下さい。

試合時間は35分ハーフです。
前夜に低気圧が通過して雨が降り、芝は濡れています。陽が差したり曇ったりして目まぐるしく変わり、背後から温い南風が吹いています。

ゴールの連結部が外れたようで、押し込んでいます。
枠を外した

こっちはネットに綻びがあったようです。
網をかいくぐる

気を取り直して、コンサ札幌(赤黒) vs コンサ旭川(赤黒)の兄弟対決
兄弟対決?
・・ではなくて、奥がユニオン(白) vs コンサ旭川(赤黒)です。

コンサ札幌(赤黒) vs 札幌ジュニア(紫)が始まります。
整列
コンサ札幌のスタメンは、GK:輪島、DF:大見・青木・井端・葛西、MF:岡田・佐々木祐・滝口・兼好、FW:國分・蒲生 でした。
控えには、川井・田代・冨沢・前・住吉 が見えますが、GKの控えはいません。

3分のチャンスで、ゴール前でのこぼれ球を蒲生が倒れながらも打ちましたが、右へ外れて行きました。
右へ外れる

5分に右CKを与え、ボールはGKを越えてファー側へ直接入ってしまいました。(0-1)
失点その1
思いがけなかったので、撮影のタイミングが遅れています。

札幌ジュニアはリードしているのに、クリアやフィードに焦りが見られ、対してコンサの方はピンポイントの強いパスがよく通っています。

8分に國分が突破するチャンスがありましたが、倒されて笛は鳴りません。
倒される

國分にボールが渡るチャンスが多く、いずれ同点に追い付くだろうと思っていました。
20分に独走を許すピンチになりましたが、シュートをはじきました。

23分に、兼好に代わって前がボランチに入りました。
コンサのフィードが長過ぎて相手のGKまで流れることが多く、これは修正しなければなりません。

33分にジュニアの右タッチライン近くでFKを与え、これがワンバウンドして弾んだボールを押さえられずにパンチしてCKへ逃げました。
はじく
これで得たジュニアの左CKに、ファーからヘディングを合せられてさらに失点しました。(0-2)
失点その2
1点差ならいつでもひっくり返せる感じがするけど、2点差はちょっと辛いです。
ロスタイムに右CKのチャンスが2回続いたものの、最後はクリアされて前半が終わりました。
 

後半に向けて、滝口に代わって田代がCBに入り、井端が左SHへ上がりました。
1分に國分が中央を独走し、左で受けた井畑がクロスを入れ、中央から國分が打ち込みました。(1-2)
反撃の狼煙
電光石火の得点で怒涛の反撃が始まる・・と思ったんですけど・・。

4分にオフサイドで得たFKからのフィードで井端が再び左クロス、これは合せられずにラインを割りましたが、このゴールキックを拾ったチャンスから蒲生がシュートを打つと、右ポストに当たって外へ出てしまいました。

9分に大見が右ライン寄りから入れたフィードに國分が合わせたヘディングは、叩き落とされました。
10分のコンサ左サイドでの競り合い
競り合い
これは抜かれてしまってシュートを打たれ、GKへ詰めた相手のファウルでFKを得ました。

24分にジュニアの左CKをヘディングでクリアし、さらに打たれたヘディングをパンチングで逃れます。
ネットに乗る
再び与えた右CKをはじき返し、浮き球をヘディングで打たれたボールはネットの上に乗って、一息つけました。

まだ1点ビハインドなんだから、そろそろ何とかしないと・・と見てる方は思いますが、慌てずに楔を入れたり裏へフィードを出すなどして崩そうとします。

ついに28分、相手のエリア付近で細かく回し、最後は國分が押し込みました。(2-2)
ついに同点
やっと同点に追い付き、パスで振り回したのが効いてきたのか落胆したのか、ジュニアに疲れが見えてきました。

ロスタイム1分が掲示された34分、右寄りの裏へ出したボールを國分が受け、左足のアウトサイドで浮かし気味に蹴ったボールが見事に入りました。(3-2)
将のハットでさらに逆転
これで國分はハットトリックになり、2点を失ってから3点取って逆転する快感は、いつぞやの愛媛戦以来です。(そんな快感は嬉しくないから)

試合が終了して次の試合の選手達がアップしてると、激しい雨が降ってきました。
すんげぇにわか雨
優勝に花を添えるシャンパンのようですが、風も伴っているので傘を差しても裾や腰が濡れるほどで、無防備の選手達はたまりません。


【その他の結果】
1部:
 ・SSS(5-1)DOHTO
3分にDOHTOのPエリア内で倒してしまって一発レッド、このPKをSSSが決めて先制しました。
DOHTOのユニはもう少し明るい水色ですが、雨に濡れたので濃い色のように見えます。
SSSのPKが決まる
1人少ないDOHTOは間もなく追い付いて善戦しましたが、徐々に点差を広げられました。

 ・アンフィニ(5-1)スプレッド・イーグル

2部:
 ・コンサ旭川(3-0)ユニオン
 ・フォーザ(5-1)シュペルブ釧路
 ・フロティアトルナーレ(2-0)帯北アンビシャス
 

これらの結果により、1部の順位(と勝点)は
 ①コンサ札幌(15)
 ②札幌ジュニア(10)
 ③アンフィニ(8)
 ④スプレッド・イーグル(6)
 ⑤SSS(4)
 ⑥DOHTO(0)
となったため、DOHTOが2部へ降格することになりました。

一方、2部の順位(と勝点)は
 ①フロンティアトルナーレ(15)
 ②帯北アンビシャス(8)
 ③ユニオン(7)
 ④コンサ旭川(6)
 ⑤シュペルブ釧路(4)
 ⑥フォーザ(3)
となったため、フロンティアトルナーレが1部へ昇格し、シュペルブ釧路が2部参入戦(注)へ回って、フォーザはブロックカブスへの自動降格が決まりました。

フォーザさんたら、たとえ勝ったとしても自チームの自動降格が決まっているのに、頑張ってシュペルブを引き摺り降ろして、コンサ旭川の残留をアシストしてくれました。
この御恩は「1年間だけ」忘れません。


(注)
「北海道カブス2部参入戦」は、2部の5位チームと各ブロックカブスの1位(5チーム)との計6チームが参加します。
3チームずつの2グループに分かれてリーグ戦を行い、それぞれのグループの1位(計2チーム)が翌年の2部へ昇格します。
日程は10月31日、11月1日、3日で、組合せ決定は10月20日と予定されています。

この参入戦に進出するチームを決める「参入戦進出チーム決定戦」が各ブロックで行われており、進出が既に決定しているチームは、恵庭恵み野中(道央ブロック)、室蘭SC(道南ブロック)、プログレッソ十勝(道東ブロック)です。

札幌ブロックの決定戦は、3グループの上位8チームが参加して10月中旬に行われ、道北ブロックの決定戦は10月18日までに終わるようです。(複雑で頭が痛くなるよ~)

栗山ふじスポーツ広場の自販機で見つけた懐かしいデザイン
キャラメル味のミルクセーキ


posted by 雁来 萌 |21:13 | 闘う若梟 | コメント(3) |

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この記事に対するコメント一覧
胸中・・・・・。

土曜日のカブスリーグでは、札幌:旭川=8:2の応援(笑)有難う御座いましたっ!!他力本願での2部残留となり胸中複雑ですが・・・・・。
これからも応援&暖かい励まし宜しく御願い致しま~す!!

posted by 5番のおやじ| 2009-10-07 18:10

目指せ3年連続の全国出場

何だか、開始1分も経たないうちに得点したみたいだし、終盤にも得点したよな~、後半にも得点したみたいだけど・・まさかオフサイドじゃないだろうな・・と思ったりして、戻ってきた旭川の選手に尋ねて確かめました。

とにかく2勝出来たんだから、それなりの実力があったということで・・来年は、もう少し安心して見ていたいですけど。

次は高円宮杯に頑張ってもらわねば。

posted by 萌| 2009-10-07 23:31

ですね。

来年こそ余裕の観戦が出来る様に頑張ってほしいですね。

早いもので今週末からは、いよいよ高円宮杯です。3年連続の全国目指すぞ~っ!!

posted by 5番のおやじ| 2009-10-08 17:21

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