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2009年05月30日

ドームで見た新鮮な光景

気候も暖かくなったため札幌ドームでの試合はいったん中断しますが、中断前の最終戦となった5月16日の岐阜戦で、目新しい物体を見かけました。

ドームには何年も前から限りなく通っているのに、いまだに新しい発見があります。チームの成績も世界情勢も刻々と変化していますから、当然といえば当然ですけども。

入場ゲートの近くの壁に、亀裂が出来ていました。
奇妙キレツ
雨で濡れるし、地震で揺すられるし、地殻変動も起こりますから。一斉に飛び上がれば揺れるし。

昼食に豪華でボリュームのある弁当では持て余すので、軽い食事を・・と思って探していたら、のり巻を見つけました。何となく「かぐや姫」を連想させるパッケージです。
役人の子はニギニギをよく覚え
商品名は「NIGIRY」(にぎりぃ?)というらしく、中にヒレカツを巻いてあって、ヒレカツ自体も薄い肉を巻いてあるように見えました。
他の具材を使ったバージョンもあり、外見が「のり巻」ならばネーミングは「Macky」とかが相応しいだろうと・・ハンバーガーと勘違いする?

飲み物は、「ざくろ」ソーダにクリームを加えてもらいました。
ざくろ曽田クリーム添え
この容器の原材料は、とうもろこしのデンプンから作った「バイオマスプラスチック」だそうです。

とうきびからはポップコーンも作れるし、大通公園の「焼きトーキビ」も作れるし、バイオエタノールも作れるし、痩せた土地でも育つしで、将来の人類の食糧をまかなう期待の植物かも知れません。
とうきびを主食にしていたマヤ文明では、焼畑の上に種を蒔いた直後に雨が降ってもらう必要性から、播種時期を決めるための正確な暦を発明した、とも言われるくらいですから。

誇らしげに「バイオマスプラカップ」と主張しています。
私のブラはCカップ
・・でも、プラスチックの原料が石油であれ「とうきび」であれ、燃やしたら同じ量の二酸化炭素が発生するはずだし、食糧(や飼料)に回す「とうきび」を横取りしてプラスチックを作っているのだから、それほど声高に主張することだろうか・・(将来は高価になるであろう)石油資源の(原料費の)節約にはなるだろうけど。

ドームの中を歩いていると、壁際の床に栓らしい管がありました。手前のパイプは恐らくガードでしょう。
用途を詮索しても栓ないこと
飲食売店用の水道栓か何かでしょうか。

試合中は後ろの席に女性の2人連れが座ってて、片方は常連らしく、もう片方は初心者のようでした。
初心者の方がダニルソンのことを「やつはチョロ松だな」と言ってた頃は「うまい表現を使うもんだな」と思ってたんです。
クライトンの頭に巻いていた白いヘアバンドが手拭のように見えたらしく、クライトンがボールを持つと「とっつぁん、ガンバレ!」と言い出して吹き出しました。(笑)

試合が終わって帰る途中、髪に紅白のリボンを着けた女の子達が楽しそうに歩いていました。
末は○○かドールズか
今日のフラッグキッズを務めた、ドールズジュニアのようです。
一応、顔が見えない後ろ姿だけを・・と言っても、思いっ切りテレビに映ったに違いないでしょうけど。
 

※参考:(社)日本有機資源協会の「バイオマスプラスチックQ&A


posted by 雁来 萌 |00:13 | 雑念 | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:ドームで見た新鮮な光景

http://www.biomass-hq.jp/precedent/focus/PLA/inv.html

上記をよく読みましょう!
燃やすのではありません。

posted by エコ推進| 2009-05-30 00:51

バイオマスカップについて

エコ推進(という名前ですか?) さん、いらっしゃいませ。

【ドームでの対応】
バイオマスカップを回収・再利用できるのであれば好ましいことですが、ドームでは分別して回収してるようには見えませんでした。ならば一般ゴミと一緒に焼却か?と思いました。

私自身はカップの「リサイクル」じゃなくて「リユース」でも構わないし、自前のタンブラーを使わせて欲しいです。

【バイオマスの性質】
記事の本文を書く前に、本文中の「バイオマスプラスチックQ&A」というサイトを読みました。
そこには、バイオマスプラスチックは「二酸化炭素の発生を削減できる」とか「焼却しても新たな二酸化炭素を発生させない」と書いてありました。
やはり「焼却すること」も前提としているし、「新たな」ってどういう意味?(疑惑)

バイオマスプラスチックの中には、微生物によって分解する「生分解性プラスチック」という種類があることも分かりましたが、「微生物が分解したって二酸化炭素を排出するだろう?」という疑問が生じます。
それを書くと話がややこしくなるだろうから、本文中では「燃やしたら」と書きました。「燃やす」ことも「分解する」の一種だし。

プラスチックの材料は、(今のところ)炭素と水素と酸素が主成分だと思われます。
その主成分を燃やして分解しようが、微生物が分解しようが、その結果生成するのは二酸化炭素と水しか考えられません。
微生物による分解では余り複雑な化合物を作れるとも考えられず、単純な二酸化炭素か、せいぜいメタン(それも温暖化ガス)あたりかな?と。

ですから、「炭素を原料として製品を作り、最終的には二酸化炭素を発生させる」という反応である点では石油製品と何ら変わらないので、「バイオマスプラスチックだから二酸化炭素の発生を削減できる」という論理には無理があると解釈します。

【理想的には】
二酸化炭素を発生させないためには、むしろ「分解しない」方が有利なように見えます。
石油製品でもバイオマスでも、「燃えないで、分解しないで、頑丈な製品」を「何度もリユースする」という循環が究極のエコですが、それは現状では無理そうなので、(次善の策として)使用済みの製品を「別な製品の原料として使う」という、(中途半端な)「リサイクル」しか出来ていないのが残念です。

posted by 萌| 2009-05-30 08:41

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