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2009年05月26日

HCL・U-18 vs ノルブリッツ

5月23日(土)の12時半からアミューズメントパークの天然芝ピッチで、北海道チャンピオンズスーパーリーグの第10試合となる、コンサU-18とノルブリッツ北海道との試合がありました。

コンサU-18としては5試合目になり、チームによって消化した試合数に違いがありますが、これまで全勝しているために首位を走っています。
対するノルブリッツはコンサU-18に負けたものの、札幌大学と札大GPに勝って2位に付けています。

この試合にも勝って独走体制を固められるに越したことはありませんが、まだ先は長いし、故障者を出してプリンスリーグの試合に響くようでは本末転倒になり兼ねないので、(そこそこに欲張って頑張って欲しいところです。

風はほとんど無いものの、雨が落ちてきます。
ノルブリッツ(オレンジ) vs コンサU-18(白)
2匹目のドジョウを狙う
コンサU-18のスタメンは、GK:松原、DF:松田・鈴木健・中山・十川、MF:金子・福永・上原・菅原、FW:工藤光・三上 でした。
控えには、今岡、濱田、大地、奈良、西田、荒野、榊 が入っています。

ノルブリッツでは、コンサU-15出身で昨年まで北翔大学チームに所属していた、伝庄拓也くんがCBに出場していました。

左ライン際を抜けようとする菅原と、受けようとする三上
伝庄くん
左端のDF(23)が伝庄くんです。

コンサU-18の方が何かと優勢に見えます。松田の右クロスに工藤がヘディングしたり、三上へ出たボールをループで狙ったりと、積極的に攻めています。
ノルブリッツの方は連携がチグハグな感じを受け、攻撃にも戸惑って一瞬出遅れる場面が何度かありました。

12分に右から左へサイドチェンジし、追った工藤が倒されてFKを得ましたが、このFKに合わせた鈴木のヘディングは左へ外れて行きました。
15分には競り取ったボールを左へ出して、十川が打ったシュートは右へ流れてしまいました。

21分に、右ラインからのスローインを前線へフィードし、工藤(右奥)のヘディングシュートはふわっと飛んで、GKがジャンプするタイミングが合わなかったように見えましたが、体勢を崩しながらもキャッチされました。
惜しくもキャッチ

28分に右サイドの深い位置でのスローインから、受けた菅原が切り込んでシュート、これは右足だったためか、ゴール前を横切って左へ流れてしまいました。

32分頃のシーン
高見の見物
ベンチメンバー以外の選手が、バルコニーに並んで見下ろしています。
ノルブリッツの木島監督(ベンチ右端の赤い人)は途中から立って指示を出すようになり、独特の声が響き渡ります。

シュートはたくさん打ちましたが、ミートして枠へ行った数は少なかったようで、ピンチもたまにありながら、前半は(0-0)で終わりました。 
 

後半開始時にコンサU-18の交代はありませんでしたが、ノルブリッツは6人も交代しました。
翌日に北海道リーグの試合(vs札大GP)を控えているので、選手の消耗を少なくしたいのでしょう。
その試合の結果は、そのままスーパーリーグでの対戦結果と見なされます。

8分に右ライン際での競り合いでボールを奪い、左から十川がミドルを打ってCKを得ました。
この左CKを金子が蹴り入れ、松田(手前)がジャンプしてヘディングを叩き付けると、ボールは1呼吸おいてからゴールに入ったので、ゴール前で工藤が何かやらかしたようです。(1-0)
先制点は蜜の味
カメラに雨滴が付いてしまって見難いですけど。

12分に金子(手前)が打ったシュートがバ-に当たり、
バーその1
跳ね返りを再び金子が打ちましたが、今度はDFに当たってしまいました。

16分に、十川に代わって濱田が同じ位置に入りました。

20分にピンチとなり、DFが相手の独走を防ぐ一方で松原がセーブして助かりました。
21分の右CKに三上が頭から飛び込みましたがミートせず、中山が腰を痛めたようです。三上の頭はそんなに硬いのでしょうか。

24分にノルブリッツ左サイドで振り回されて大ピンチとなり、2人がかりで対応して松原がセーブしました。
チャンスの後にはピンチ来る
逆サイドにフリーの選手が2人走り込んでいたので、中央へ出されなかったのが幸いでした。

これがカウンターになり、金子が攻め上がって最後は菅原がシュート、バーに当たって落ちたボールを時間が止まったように見送っています。
バーその2
この後で、松田に代わって奈良が入りました。

27分に濱田が左の深い位置までえぐってクロスを入れ、ゴール前で三上(左向き)がヘディングしてファー側に流し込みました。(2-0)
陽輔が頭で流す
ここで、福永に代わって荒野が入りました。

30分にノルブリッツ右サイドで振られて、左から打たれたボールは上へ外れて行きました。
このゴールキックから金子(右手前)へ渡って独走になり、余裕を持って狙ったはずのシュートはわずかに上へ外れてしまいました。
カネ・・力を抜いて

この頃になると、譲り合いの精神など捨てて我も我もと、ドリブルで突っ込んでシュートを打ちに行きます。
トップチームでも・・などと考えていた34分にピンチとなり、交錯してこぼれたボールをGKが押さえました。直後の35分にもパスをインターセプトされて大ピンチとなり、かろうじてクリアしました。

三上と工藤とのコンビでゴールライン付近まで攻め上がったのに、滑ってしまってチャンスを逸した後の36分に、工藤に代わって榊が入りました。

39分に、右ラインからのスローインを左へ回し、菅原(左端)が左足で矢のようなシュートを打って突き離しました。(3-0)
康介らしいシュート
ゴール前には榊が詰めています。

ノルブリッツとの2戦目も完勝になりました。
2タテ・・キジさんの頭も煮立って
コンサU-18は5試合を終わって5勝、相変わらず1位のままで勝点を15に伸ばしました。


2位のノルブリッツは翌日の試合に引き分けた(86分から3点差に追い付いた!)ため、勝点が7になったようです。
次いで札幌大学と道都大学とが共に勝点4、札大GPが勝点1なので、首位が入れ替わる可能性としては、
  9月19日まで札幌蹴球団が5勝して得失点差が上回る、
  9月22日まで札幌大学が4勝する、
  9月23日まで北海高校が5勝して得失点差が上回る、
  9月26日まで札大GPが5勝する、
  9月27日まで道都大学が4勝する、
 10月12日までノルブリッツが3勝する、
・・という計算で合っているでしょうか・・いずれも、コンサU-18がそこまでの4~5試合を全敗するという条件付きですけども。

コンサU-18はスーパーリーグが12試合あるうちの5勝したのだから、たとえ残り試合を全敗したとしても、最終的には少なくとも中位の成績にはなれるはずです。


スーパーリーグの試合の後に練習場の方へ移動して、出場しなかった選手と出場時間が短かった選手とで、文字通りの紅白戦が行われました。
おめでたい紅白戦


posted by 雁来 萌 |07:41 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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