2009年04月30日
HCL・U-18 vs ノルブリッツ
4月26日(日)の午後5時からアミューズメントパークで、北海道チャンピオンズスーパーリーグの第3節となる、ノルブリッツ北海道との試合がありました。
当日は雨が降っており、キックオフ時刻までに上がるかどうか微妙な感じだったので車の中から様子を見ていましたが、 どうやら濡れずに済みそうもないので諦めて出ようとしたら、フロントグラスに落ちて来る物体はザラザラしています・・みぞれかよっ! 審判は出てきますが、両チームの選手達はなかなか出て来ません。 やっと出てきて、ジャンプしながら体を暖めています。 日中から降っていた雨が溜まって、あちこちに池のような水たまりが出来ています。これは果たしてどっちに有利だろうか、と考えましたが、想像の域を出ません。 コンサの円陣 スタメンは、GK:松原、DF:大地・鈴木健・中山・十川、MF:菅原・上原・西田・福永、FW:工藤光・三上 でした。 みぞれは雪に変わって横なぐりに吹き付けます・・見てる方は「勘弁してくれ~!」と叫びたい気分ですが、選手達はかえって気合が入っている・・のか無理に入れているのか、元気が良いです。 気持ちは分からなくもないですが、体や手が冷た過ぎます。手袋を「はいて」いるものの、みぞれで濡れてしまって余計に冷たく感じます。指先の感覚が無くなって、シャッターを触ってるつもりが他のボタンを押したりするので、今回の写真は悲惨です。 5分に菅原が右を上がって深くからクロス、中央で三上が打ち込んで鮮やかに先制しました。(1-0) 7分にハンドでFKを与えましたが、これは上へ外れて行きました。 水中でのボール捌きは、ノルブリッツの方が手慣れているようでした。 コンサは力任せに蹴りながらドリブルしようとして、ボールを置き去りにする場面が多かったけれども、次第に要領が分かってきたようです。「(ボールを水たまりに)落とすな!」という指示も出ていました。 12分にノルブリッツの右サイドからの攻撃がゴール前での混戦になり、最後は直近から打ち上げられて失点しました。(1-1) 流れの中で破られた失点ではないので余りダメージは無いですが、足場が悪いのでこの先も何が起こるか分かりません。 14分にダヴィ工藤が倒されて、相手にイエローカードが出ました。工藤はなかなか腹の虫が収まらないようです。 18分にも三上が独走になったところを2人がかりで倒され、痛んでしまいました。どうやらマトモに走れないようで、22分に金子が交代して入りました。 27分に鈴木がファウルを受けて顔を痛めるなど、とにかくノルブリッツ側にファウルが多かったです。大人がテクニックで敵わないとなると、口と反則で対抗するしかありませんから。 34分に中山が攻撃参加して西田がインターセプトしたチャンスから、工藤が魂を乗せた強烈なシュートを打ちました。 これをGKが横っ飛びしてはじき、ボールを押さえられるかに見えましたが、左から金子が走り込んで打ち込みました。(2-1) ピッチの表面が雪で覆われて、すっかり白くなりました。 前半は(2-1)・・いつぞやのトップチームのスコアのようで、後半には同点にされそうな気がします。(大勝するとも思えないし) 後半の開始時に、大地に代わって松田、福永に代わって濱田が、それぞれ同じ位置に入りました。 雪はほぼ上がりましたが、代わりに風が出てきました。濡れた体に風が当たると体温を奪われ易く、春先に山で遭難するパターンです。 8分に中山がファウルを受けて得たFKを上原が蹴りましたが、はるか上方へ飛んで行きました。 正直に蹴ったってボールは進まないので、すくい上げるように蹴ります。 FKも2人がかりになり、1人がリフティングしたボールを隣の選手が大きく蹴ります。 写真を見るだけならば、南国のビーチのように美しい光景なんですけどね。 27分に、センターサークルを少し越えた位置でのFKからチャンスになり、最後は右の深い位置から打ったシュートが斜めに横切ってゴール左隅に刺さりました。(3-1) 喜んでいるのは菅原のようで、彼の左足ならば・・あると思います。 これで、かな~り楽になりましたが、逃げ切ろうとせずに追加点を取りに行くのか、選手を温存する目的なのか、37分に金子に代わって木島が入り、43分には工藤に代わって葛西が入りました。 大事なプリンスリーグを間近に控えているんだから、こんな大会で無理せずに、怪我をもらわないようにせねば・・と思っていると、 44分に葛西がチャンスを作ったところで上原?が倒されました。 このファウルでノルブリッツのDF(2番)にイエローカードが出され、2枚目になったので退場処分を受けました。 どうせ逆転できそうもないから、早く引き上げて先に暖まりたい、という心情は分かりますが・・え? ここで、十川に代わって菊地が入りました。 終了間際にノルブリッツのゴール前で混戦になるチャンスがありましたが、ヘディングが惜しくも左へそれて終わりました。 ノルブリッツでは、コンサOBの木島敦さんが監督に就任したことは知っていましたが、退場になった選手は誰かいな?と思って選手プロフィールを調べていたら、コンサU-15出身で昨年まで北翔大学にいた、伝庄拓也くんが入部していました。 スーパーリーグの途中経過(PDF)がやっと公表され、第3節まで消化してコンサU-18は3勝を上げ、他に勝点を稼いでいるチームが無いので、暫定首位です。(笑) 少なくとも第6節終了時までは、首位が入れ替わることが無いらしく・・理想を言えば、マークされていないダークホースが最後に勝ち残る展開が望ましいけれど、今年はコンサU-18が上位に食い込むのは難しいかな?などと書いたことを後悔しています。 (無事に勝ち続けてくれるのなら、いくらでも謝ります。) それにしても、雪が積もった4日後にもう夏日のようになっちゃうんだから、何が起こるか分かりませんね。
posted by 雁来 萌 |22:37 | 闘う若梟 | コメント(0) |
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