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2009年03月13日

勿体ない春休みの過ごし方

もう、学校は春休みに入ったんでしょうか。
はるか昔に過ぎ去ってしまった話なので、定期試験の時期とか卒業式の日付はあまり覚えていません。

私の場合、3月の中頃に高校を卒業してから大学に入学するまでの間、約1ヶ月の自由がありました。
「何をして遊ぼうか」と考えるのがマトモな人間かも知れませんが、天邪鬼な性格からか「遊んで過ごすのは勿体ないな」と考えました。

1ヶ月の間、大学での勉強に備えて予習をしておけば良い・・とは思うものの、果たしてどんな勉強をするのか、全く見当が付きません。
唯一分かっていることは、第二外国語としてフランス語を選択してあったことで、フランス語を勉強するのは間違いないですから、春休み中に予習しておけます。

早速、本屋さんで教科書を買ってきて勉強する一方、教育テレビの「フランス語講座」も見始めました。
ところが語学に限らず教育講座というものは、新学期の4月に始まって3月に終わるのですから、たとえ初級講座であっても、年度末の3月に放送される内容はかなりレベルが高くて、初心者には難しいものでした。

とはいえ、他にやることと言ったら高校時代の教科書を復習する程度ですから(をぃ)、朝から晩までフランス語の勉強に集中していれば、じきに講座の内容を理解できるようになりました。何しろ、中学時代に「通信高校講座」を見聞きしてた人間ですから。(どんな子供だ)

他のアプローチとして、レコードを買って聴いていました・・アダモとか、ミッシェル・ポルナレフとか、ダニエル・ビダルとか、ミレイユ・マテューとか・・ラジオで「午後のシャンソン」という番組も聴いていると、生の言い回しや発音は教科書やテレビに出てくる言葉とは違って、現地に留学したような学習効果がありました。

そうやって折角の春休みを潰して4月の中頃に入学し(学生運動の影響で入学式は無かった)、新学期からフランス語の講義も始まりました。
自分は1ヶ月間の学習成果が積み上がっている人間、他の学生はズブの素人ばかりなので、スタートから恐ろしい差が付いていますよ。

ほとんど予習も復習もしなくて済む分、全く馴染みが無かった教科の勉強に精力を注げました。
その甲斐あってか優秀な成績で卒業し(←ここ棒読み・笑)、最近は舞妓になった夢を見るような人生を送っています。

春休みの過ごし方として、どっちが勿体ないのか有意義なのか、自分の生き方(というか発想というか性格)が正しい物なのかどうか、今でも答えは分かりません。
人生に正解は無いのだ・・と自分を納得させています。

posted by 雁来 萌 |23:45 | 雑念 | コメント(0) |

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