スポンサーリンク

2008年09月23日

高円宮杯(U-15)全道・決勝

9月21日(日)の10時から厚別競技場のサブグラウンドで、高円宮杯(U-15)・北海道大会の決勝が行われました。

既に両チームとも全日本への出場権を確保しているので、争うのは北海道のタイトルだけであり、見てる方も気楽に・・とはいきません。
私の場合はワクワクすると同時に、両チームのメンバーや攻守をメモする傍らに写真も撮るという、聖徳太子の偉大さを思い知らされる作業をしなければならないので、試合の展開を楽しんでいるヒマはありません。

天候は薄曇りで涼しく、既に半袖では肌寒い季節になってしまいました。私の夏はどこへ行ってしまったのでしょう?(笑)
札幌U-15(赤黒)vs 旭川U-15(白)
試合開始
何の理由かは分かりませんが、ベンチとは反対側のエンドを取りました。

旭川の円陣は通常のスクラムで、
旭川の円陣
スタメンは、GK:今岡、DF:田中・伊藤・成田・河原、MF:岸本・阿羅・中澤・玉田・山下、FW:武井 と、準決勝と同じメンバーでフォーメーションも4-5-1でしょうが、中盤の配置が変わっているようにも見えます。
控えには、武島・吉本・後藤・細岡・森木・高木・小手川・澤田 と、これも準決勝と同じようです。(追加:高橋)

札幌の円陣は準決勝と同じく「赤黒の勇者」でした。
札幌の円陣
スタメンは、GK:伊藤、DF:坂本・松浦・永井・堀米、MF:高木・荒野・中川・神田、FW:下田・近藤で、控えは花田・和田・石井・菊地・小山内・安居・深井・中原・前 と、準決勝と同じようです。

7分に、近藤あたりからの右クロスを中川が左から押し込んで、先制しました。(1-0)
中川の先制点

9分の旭川の右CKを阿羅が蹴り入れ、武井が打ったボールは止められて、こぼれ球に更に詰めましたがファウルになってしまいました。
武井詰める

10分に、中川(左端)がドリブルで相手をかわしながら突破し、右隅へ打ち込んで追加点を上げました。(2-0)
中川の追加点
なるべく札幌のチャンスと旭川のチャンスとを平等に写真を撮れるように・・と思って中途半端な位置に立っていたのが失敗でした。

14分には近藤がドリブルで突っ込み、こぼれ球を神田(審判の陰?)が右からシュート、GK今岡が触ったもののすり抜けて3点目になりました。(3-0)
神田が3点目
マズい構図がこれだけ続いたので、諦めて立ち位置を変えました。
この時間帯までに立て続けに3点も失ってしまい、旭川にとっては重い点差になりました。

15分に旭川は田中に代えて吉本を入れ、何とか反撃の糸口を作ろうとします。
序盤からパスをつなぐ精度には差が見られ、旭川のパスは意図や受け手がよく分からないことも時々あって、札幌に奪われる場面が多かったように見えました。

しかし確かに、吉本がオーバーラップして岸本と共にチャンスを作るシーンが多くなりました。
29分には吉本が右サイドを突破してクロスを入れ、中澤が打ったシュートのこぼれ球を武井が押し込んで1点を返しました。(3-1)
武井が1点返す

途端に旭川の気勢は上がりますが、34分にまたも中川(審判の陰?)が独走してシュート、一旦ははじいたものの、後方から走り込んだ荒野が至近距離から思い切り打ち込みました。(4-1)
荒野が突き放す
この場面の交錯だったのか、旭川のGK今岡が鼻血を出してしまい、治療のために3分ほど中断しました。
 

後半開始時に、札幌は高木に代えて小山内、下田に代えて前を、それぞれ同じ位置に入れました。
後半30秒ほどで近藤の突破があり、パスを受けた前がPエリアに入ったところで倒されました。
このPKを近藤が蹴り、右寄りに入りました。(5-1)
近藤のPK

旭川は気落ちせずに走り回り、何とか点差を縮めようとしてFKやCKのチャンスまでは持って行きますが、札幌にクリアされてしまいます。

札幌のビデオ係を担当しているチームメイト達
ビデオ掛
15分に札幌は神田に代えて和田をDFに入れ、堀米がボランチに上がりました。
21分には堀米に代えて石井をDFに入れ、永井がボランチに上がりました。

旭川も、23分に岸本に代えて澤田を入れてリフレッシュを図ります。
互いに深くまで攻め込みながらも、フィニッシュの精度が足りなかったりクリアされたりで、スコアは動きません。

28分に札幌は坂本に代えて菊地、中川に代えて安居を入れ、32分にはGK伊藤に代えて花田を入れました。
余裕の交代ではなく、この間も旭川が攻め込むチャンスがあって、GKがパンチングしたりキャッチしたりで凌いでいました。

残り時間内では逆転される可能性が少なくなったからか、札幌は35分に永井に代えて深井を入れ、近藤に代えて中原を中盤に入れ、小山内がFWに上がりました。これで、交代枠を使い切ったことになります。
同時に旭川も、中澤に代えて細岡を入れ、武井に代えて長身の小手川を入れて、最後の大作戦に命運を賭けるかのようです。

この後はセットプレイが多かったので判然としませんが、旭川は4-4-2に変わったようにも見えました。
疲れを感じさせない懸命の反撃も実らず、旭川の後半は無得点に終わって、札幌U-15が優勝、旭川U-15が準優勝になりました。
試合終了
やはり、立ち上がりの3点は大きかったです。

札幌のメンバーがギャラリーに挨拶します。
札幌の挨拶

旭川のメンバーもギャラリーに挨拶します。
旭川の挨拶
点差は付いてしまったけれど、よくここまで来ました。

横断幕を広げて選手達を労います。
横断幕

最後に、登録メンバーが並んで表彰式が行われました。
表彰式
病み上がりの身では反対サイドまで走って行く元気も無く、何を言われて何を渡されたのか分かりませんけど。


posted by 雁来 萌 |22:29 | 闘う若梟 | コメント(2) |

スポンサーリンク

スポンサーリンク

この記事に対するコメント一覧
LSINの高円宮杯戦評

LSINの最新情報に、高円宮杯(U-15)北海道大会の準決勝・決勝の戦評が載りました。
http://www.lsin.jp/info/?piid=465

posted by 萌| 2008-09-24 07:47

控え選手を追加

高橋くんもベンチに入っていたようなので、メンバーに追加しました。
準決勝もベンチに入っていたかどうかは、今となっては自信がありません。

posted by 萌| 2008-09-24 19:32

コメントする