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2008年07月25日

プリンスリーグ第9節

7月20日(日)の12時過ぎから浜厚真野原公園で、プリンスリーグの最終・第9節となる室蘭大谷高校との試合がありました。

今日の苫小牧方面は霧雨で、風もあるので肌寒いです。
そんなこともあろうかと、ジャンパーを用意して行きました。雨と違ってビショビショには濡れませんが、衣服や体の表面がジメジメします。
朝方に比べたら、明るく暖かくなってはきたものの、明日から7月下旬だとは思えない天候です。

室蘭大谷(白) vs コンサ(赤黒)
試合開始
奥の方は霧に煙っています。
コンサのスタメンは、GK:曳地、DF:打矢・熊澤・上原・松本、MF:鶴野・佐藤・福永・竹内、FW:金子・玉岡 でした。
ベンチには、松原・加藤・鈴木健・十川・松田・菅原・西田・工藤光・大地 が控えています。

濡れた芝が滑るので、パスを受けたりクリアしようとして転ぶシーンが多く、その分インターセプトできるチャンス(やピンチ)が多いです。

13分に室蘭大谷の右CKがあり、ゴール前でやや混戦になって右寄りから打たれ、GK曳地の頭上へ入りました。(0-1)
失点にも驚かなくなったし
今年のコンサは、まず相手に先制させて油断させておいて、後で一気にひっくり返すという作戦ですから。(え?)

すかさず(と言うほどではない)18分に、松本からパスを受けた福永が左からクロスを入れ、右から玉岡が打ち込みました。(1-1)
ヨングンの同点弾

さらに23分、右寄りから金子(フレーム外)がミドルを打ち、ゴール左寄りの上部に入りました。(2-1)
カネの逆転弾

畳みかけるように、鶴野や打矢がセンターサークル付近からミドルを打ちます。左サイドでは松本と福永が持ち上がってチャンスを作ります。

39分に松本(左手前)が速いシュートを打つと、途中で相手DFに当たってコースが変わり、ラッキーと思ったらGKが反応して際どくクリアされました。
怜大のブレシュート

42分には、佐藤が左寄りから打ったシュートがカーブしながら枠の右上へ向かいましたが、これにGKが飛び付いてパンチング、これもGKを褒めるべきでしょう。
終盤にはCKのチャンスが続きましたが、いずれも生かせずに前半が終わりました。
 

交代なく後半が始まりました。
1分に相手のパスミスが金子(右)に渡り、打ったシュートは外れましたが、GKが触っていたようでCKを得ました。
カネCK得る
このCKは得点に結び付きませんでしたが、サイドをえぐる攻撃が続きました。

16分に室蘭大谷の攻撃がラインを割ってしまい、コンサのゴールキックがそのまま玉岡に渡って独走になり、
ヨングン独走

1対1になったGKを外して左寄りへ打ち込みました。(3-1)
ヨングン追加点

17分に、福永に代わって西田が入りました。
19分にその西田のクロスから始まったチャンスで、玉岡や鶴野が打ったこぼれ球を、最後は鶴野(中央手前)が押し込む感じで右寄りへ蹴りました。(4-1)
ツルの4点目

21分に金子に代わって工藤が入りました。
24分に松本(奥)が左サイドを突破し、GKもかわして打ったのに、サイドネットの外側に当たりました。
サイドネット
イメージ通りに蹴れなかったのか、「あ~ん、もぅ!」と言ってるような仕草です。

28分の西田のクロスに、玉岡と工藤がヘディングで競りますが、クリアされました。
競る
ボールが無かったら、乱闘をしているようにも見えそうな・・。
ここで、打矢に代わって鈴木が入りました。

32分に鶴野(右)が右寄りを独走し、自分で突っ込むかと思ったら並走していた玉岡(左)に流しましたが、これは合わせられませんでした。
並走は左から

CKなどのチャンスが続いた後の35分に、竹内に代わって菅原が入り、中盤の配置を変えました。
40分に右CKのチャンスがあって、工藤、鶴野、玉岡が打ちましたがキャッチされ、41分には上原に代わって加藤が入りました。

残り時間も少なくなってコンサは早く終わりたいし、室蘭大谷もセットプレイからの1点だけでは物足りないですから捨て身で攻めてきます。何とか凌いで(4-1)で勝ちました。
終了の挨拶をした後に、ベンチ前に全員が固まって喜び合います。
勝利だぁ 優勝だぁ

そしてギャラリーの前に駆け寄り、
全勝優勝だぁ
整列して「皆さんのお陰で優勝することができました。」と挨拶しました。
前代未聞の全勝優勝を果たすことも出来ました。次は無失点優勝か?


今年のプリンスリーグの最終順位は、コンサが全勝で1位、2位が1敗の北海、3位が3敗の旭川実業、4位:帯広北、5位:室蘭大谷、6位:札幌第一、7位:札幌新陽となりました。
8位の登別大谷は地区リーグの3位チームとの入れ替え戦に回ることになり、9位の北星付属と10位の札幌山の手は降格することになって、地区リーグの1位・2位チームが代わって昇格します。

隣のピッチでの試合が終わるのを待って、表彰式が行われました。
チーム表彰
まず成績発表とチーム表彰があり、優勝したコンサには、賞状と、北海道サッカー協会のカップと、日本サッカー協会のカップ(片手で持ってる・笑)が渡されます。
フェアプレー賞はコンサドーレが受けました。そんな賞は今まであったっけ?・・第一、うちのチームはそんなにフェアじゃ・・確かに、竹内や佐藤が頻繁にファウルを受けてたから、相手に出たカードの数が多かったのかも・・。

続いて個人賞の表彰がありました。
個人表彰
左から、得点王の増川くん(帯広北)、同点で得点王の玉岡くん(コンサ)、最優秀選手賞の熊澤くん(コンサ)、アシスト王の鶴野くん(コンサ)、新人王の石川くん(室蘭大谷) が並んでいます。
半袖あり、長袖あり、ベンチコートありで、この時期の地元の気候を象徴するような装備になっています。

戦利品を持ち寄って記念撮影をしました。
集合
玉岡くんの盾は、後日にもらえるはずです。

プリンスリーグ北海道の1位チームは、9月7日~10月13日に行われる「高円宮杯全日本ユース(U-18)選手権」に出場できます。


posted by 雁来 萌 |08:23 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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