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2008年07月14日

北海道クラブユース選手権(U-15)準決勝

7月12日(土)の10時から夕張市の平和運動公園で、日本クラブユース選手権(U-15)の北海道予選を兼ねる、北海道クラブユース選手権(U-15)の準決勝が行われました。

前日に行われた3回戦では、コンサ札幌とコンサ旭川との対戦があり、コンサ札幌が(2-1)で逆転勝ちして準決勝に進んでいます。
準決勝の対戦相手は、スプレッドイーグルを(1-0)で降したユニオンになりました。

試合時間は、35分ハーフの前後半です。
曇り空で風があり、半袖・短パンではちょっと肌寒いくらいで、後からは雨粒も落ちてきましたが、濡れるほどではありませんでした。

ユニオン(白) vs コンサ札幌(赤黒)
試合開始
コンサのスタメンは、GK:伊藤、DF:坂本・永井・松浦・和田、MF:高木・荒野・堀米・神田、FW:小山内・下田 でした。堀米・神田・下田は2年生です。

ユニオンには、U-12出身の畑中悠希くんの他に、今回初めて気が付いた生田翔くんがMFに出場していました。

11人が集まって、何やら話し合っています。
会議型の円陣
「二酸化炭素の排出量を半減させようよ」「いや、それは賛成できないね」(いずれも推定)

立ち上がり3分頃に、坂本の右クロスと神田の突破から堀米がヘディングを打つチャンスがあったものの、カウンターを受けて危うくクリアするピンチもありました。

8分に、和田からのロングフィードが前線へ飛び、小山内がヘディングで打ち込もうとしましたが、クリアされました。
貴哉ヘッド

14分に高木が下田へスルーを出すと、GKと1対1になりそうで間に合わず、タッチラインへクリアされました。
下田届かず

20分に坂本(右端)が右サイドを深くまでえぐってクロスを入れ、堀米が飛び込みましたが、届かずにクリアされました。
悠斗も届かず

25分には坂本が右サイドを上がったチャンスにやや戻され、神田(フレーム外)が中央の遠めからシュートを打つと、バーに当たって撥ね返りました。
夢実バーに当てる

28分に堀米が蹴られて、20mくらいの距離でFKを得ました。このFKを神田(右端)が打ちましたが、GKが正面で危な気なくキャッチしました。
FKはキャッチされる

30分に得た右CKを高木が蹴り入れ、松浦がヘディングを打ちましたが、これは上へ浮いてしまいました。
悠汰ヘッドは上へ

チャンスは沢山ありながら、前半は得失点なく終わりました。
コンサの方が6割ほどボールを支配しているように見えますが、前線ではやや競り負けて、ミートするシュートを打たせてもらえません。
一方のユニオンは、やや攻め急いでいる印象を受け、せっかくのチャンスでもパスの精度が悪く、流れたボールを奪いやすくて助かる状況でした。
前夜の雨のせいで芝がやや滑るらしく、ファウルを受けてないのに転ぶことが時々あって、判定が難しいようでした。
 

後半開始時に、高木に代わって2年生の深井が入り、和田に代わって中川が中盤に入り、堀米はDFに下がりました。

0分に深井(右端)が粘っこく侵入してから戻し、神田(手前)が右寄りからシュートを打ちましたが、左上へ外れて行きました。
夢実のシュートは左上へ

6分に再び深井(25)がキープしてパスを渡した小山内が足を払われ、FKを得ました。
貴哉倒される
すぐ蹴りに行かないので不思議だと思ったら、Pエリア内の出来事だったのです。

このPKを小山内(22の陰)が左へ打ち込んで、先制しました。(1-0)
狙って先制

14分には中川と堀米とのコンビで左サイドを攻め上がり、クロスに小山内がヘディングを打ったらサイドネットの外に当たったというチャンスもありました。

17分に下田の裏へボールが出て独走になり、GKを外して打ち込んで追加点を上げました。(2-0)
下康の独走

22分に、今度は神田が右寄りから切り込んだところを倒され、またPKを得ました。
夢実倒される

このPKを神田(奥)が右寄りへ蹴りましたが、GKが反応してはじかれました。
はじかれる
3回戦での旭川U-15との対戦でもPKをはじかれ、その後に失点したことが気になります。心なしか、攻め込まれるピンチが多くなったようにも感じます。

24分に、小山内に代わって盛本がボランチに入り、神田がトップ下、荒野がFWに上がったようです。
さらに26分には下田に代わって前がFWに入り、リフレッシュを計ります。

31分にユニオンの右CKがあり、コースが低かったため伊藤がファーでキャッチしました。
雄也キャッチ

32分に神田に代わって安居がFWに入り、荒野がトップ下に下がりました。
ロスタイムに入ると自陣のコーナーやライン際でキープする場面もありましたが、機を見て中川が突破し、GKが出て防ごうとしたチャンスもありました。結局は打ち切れませんでしたけど。

無難に(2-0)で勝てました。
完封でよかった
相手のボールに対しては2対1で奪いに行き、そこから攻め返す場面が多くありました。しかし、たまにエアポケットのようにピンチに陥ることもあって、そこで失点していたら別な展開になっていたかも知れません。

準決勝の第2試合は、札幌ジュニアが(2-0)でDOHTO Jr.を降して決勝に進みました。1点目はオウンゴールに見えました。


posted by 雁来 萌 |22:22 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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