2008年03月20日
練習試合・U-18 vs サテ
3月16日(日)の12時から宮の沢練習場で、U-18チームとサテライトとの練習試合があり、前日の試合に出場した選手などが11時からリカバリーした後に、練習試合が始まりました。 ※このサイトはユース本位なので、レポートの内容はユースの攻防が中心になり、スコアもユース側を先に書きます。 敵チームであるサテライトのメンバーや布陣は、あまり見てないし、一部に偏見や誤解があることは、デフォルトの仕様ですから御了承下さい。
アップ中のU-18チームと、リカバリー中のトップ選手達 ・・の間を、控えメンバーがゴールを運んでいます。昼前までは曇って寒かったんですけど、少しずつ陽射しが出てきて暖かくなりました。 U-18(白) vs サテライト(赤)(2008.3.16:宮の沢) スタメンは、GK:曳地、DF:打矢・熊澤・上原・松本、MF:鶴野・佐藤・竹内・古田、FW:金子・玉岡 で、新3年生と新2年生のメンバーです。 メンバーを記録して安心した後でしばらく様子を見ていると、何だか良い感じで・・贔屓目ながら、ユースの方のパスが通っています。 ユースは去年からの積み上げがそのまま活きてますが、サテライトはまだ熟成が進んでいないので連携がお粗末です。ユースがサテに勝つとすれば、今の時期が絶好のチャンスだろうと思っていました。 クネクネコンビの金子や古田がサテメンバーをかわして抜けたり、鶴野がワンタッチで前線にスルーを通したり、玉岡が躊躇なく突進してサテゴールに迫ったりすると、何かが起こる予感がします。 その「何か」とは・・サテがフィジカルに物を言わせてユースを突き飛ばしたり、蹴り倒したりすることなんですが。 審判は、どちらかと言うとユース側に「思いやり」があったかも知れません。サテにしてみれば、「そんなことで一々ファウルを取られたらたまらない」と感じたでしょうけど。 ユース陣内のコーナー付近での攻防 どっちが取るか、ジャンケンで決めようぜ! サテメンバーは、たとえ中盤では好きなように回されても、最後の壁ではね返せば失点しないで済むということを、昨年の試合で十分に学習しています。それがJ1で通じるかどうかは別の話ながら・・。 堅守速攻と言えば聞こえが良いですが、前線の長身選手をターゲットにしてロングボールを放り込む、ということを「速攻」と呼ぶような昨年の戦法を踏襲している感じで、それだけなら大した脅威にはなりません。 前半のチャンスはユースの方が多かったかも知れませんが、砂川が中山にパスを出し、砂川がオーバーラップして中山からのパスを受けて上がった頃からは、プロチームのようになってきました。 39分頃、サテが右CKを得ました。 これを蹴り入れる上里がショートコーナーにして砂川に渡し、やや戻った上里が右ライン際から左足を振り抜くと、上里らしい軌道を描いてゴール左隅に突き刺さりました(0-1)・・これは事故のようなものだから。 41分頃には、石井が突破してマイナスのパスを入れ、 中央付近でごにょごにょした後に、やや後方から岡本が打ち込んでゴール右隅に転がり込みました(0-2)・・これも事故のようなものだから。 勝てるかも知れないと思っていたのに終盤に立て続けに2点取られて、なんだか、前日のマリノス戦の後半を見ているような感じになりました。周囲ではマリサポも観戦してるし。 しかしねぇ、トップチームの試合では途中からの出場だったとは言え、仮にもレギュラーの選手なのだから、こんな練習試合でユース選手を倒してファウルを取られたり、FKを妨害して距離不足でイエローカードをもらうなんて・・罰金を払うと思って後で御馳走してやれよ。(笑) ハーフタイムの団らん・・腿上げしなくていいから。 後半は交代なく始まり、サテの方はルーキーの横野や堀田が出てきました。 点差はありますが、ワクワクする攻撃は相変わらず続き、玉岡が突っかけるし、金子がキープして踏ん張るし、古田が突破してGKにクリアされたりします。 誰が先に取るんだ? 13分頃のサテのチャンスで、横野の前に絶好なボールがこぼれましたが、ミートしたかに見えたボールは西側のネットを越え、場外へ飛び去りました。ちょっと伸び上がってる体勢で打ったため、押さえが効かなかったようです。 16分に、上原に代えて鈴木(健)が右CBに入り、玉岡に代えて鈴木(巧)が左サイドに入って、古田がFWに上がりました。 調整の甲斐あって、高木がここまで飛び出せるほどに回復しました。 21分頃、DFの裏に出したパスに石井が追い付きそうでしたが、熊澤が石井を押し出してゴールキックにしました。この争いならば勝ち目もあります。 28分に、古田のシュートが左サイドネットの外側に当たったところで、 金子に代えて工藤を同じ位置に入れました。 31分には竹内に代えて大地をFWに入れ、古田はトップ下に戻りました。 左SBの松本が岡本に競り勝って置き去りにしたシーンには萌えましたが、 この場面で左の鈴木(巧)へのパスは、オフサイドを取られました。 41分には、鈴木(健)に代えて加藤を右CBに入れました。 松本の攻撃に対応する横野 去年は考えられなかった構図です。 ハンデ戦とは言え、後半は得失点なく (0-2)のまま終わりました。 終了後のストレッチ 控えGKだった新1年生の松原は出場しなかったので、奥で練習をしています。 楽しそうな後片付け ミーティングをして解散・・来週は韓国遠征です。 芝の状態は、もっと柔らかくてグチャグチャに傷んでるかと思いましたが、春先にしてはしっかりしていて、刺し応えがありました。最近は晴天が多くて気温が高く、育ちが良いようです。 今年は「北海道チャンピオンズスーパーリーグ」が始まり、ユースチームがトップチームやサテライトや社会人チームと対戦する試合が去年より多くあるはずです。次は勝てるように頑張ろうね。 しかし・・そんな長い名前を誰が使うのか・・Hokkaido Champions Super League・・「CSリーグ」だな。(←我田引水)
posted by 雁来 萌 |07:51 | 闘う若梟 | コメント(0) |
スポンサーリンク
スポンサーリンク