スポンサーリンク

2006年02月07日

大人の夜遊び

土曜日の夜に、札幌サッカーアミューズメントパークで行われたU-18の練習を見学しました。同所での「コンサドーレカップ」は観戦しましたが、ユースの練習がここに変わってから見るのは初めてでした。

雁来練習場と違ってアミューズメントパークでは、選手が目の前で走っています。
雁来ではネットが邪魔に感じて、「こんな目障りなモノ、無い方がいい」と思ったもんですが、ここのようにフニャフニャなネットで仕切られているだけだと、「こんな至近距離で見れていいものか?」という戸惑いを感じます。
まるで、サファリパークで車から降りて野生のライオンに近付くような・・知床でヒグマの生活圏に侵入していると感じるような・・身を守る物陰に隠れたいような、「あずましくない」という北海道弁がフィットする心境です。

ボールを追っているうちに勢い余って減速し切れず、ネットに突進してしまう場合もあります。ネットの外にいる見学者(ほとんどが親御さん)にぶつかることも無いとは言えない状況で、そういう緊張感も味わえます。ダートのラリーで車がギャラリーに突っ込む場面をTVで見てても身構えてしまうのに似ています。
スタッフから選手への連絡や指示、コーチングなども全部聞こえてしまうので、差し障りがある事は聞かなかったことにする(笑)場合もあります。

もう年も明けたので、来シーズンにU-18へ進む(であろう)U-15の選手達も数人混じっていました。一方で、寒さのせいなのか、ハードな遠征の疲れなのか、負傷調整中の選手も数名いました。
流行に乗り遅れまいとして?、インフルエンザを堪能して脱却したばかりの選手もいるし、まだあちらの世界に浸って苦しんでる選手もいるようです。
さらに当日は札幌周辺が大雪に見舞われ、交通機関が打撃を受けた影響で練習に来られなかった選手もいました。人数が足りない分は、コーチングスタッフも選手と一緒にペアを組んでトレーニングしたりします。現役を引退して間も無いコーチなどは、結構本気で向かって行ったりします。

館内には暖房が入っていない(と思う)ので、防寒着が必要です。靴底から人工芝上に落ちた雪片が、いつまでも融けないで残っていたくらいだし、窓にはびっしり窓霜が着いていました。トイレには暖房が入っていて、オフィシャルルームにも暖房が入っていると思うんですが、そこは選手達が着替えるのに使っているので遠慮してます。

練習が終わって帰る頃には車が再び雪だるまになっていて、路肩も先行車もよく見えない吹雪の中を走って帰らざるを得ないのに、何でそこまでして雁来に通うのか?って聞かれても困ります。およそ道楽というものは、他人を説得出来るほどの理由は無いのが普通ですから。
寒い夜に雪道を帰って来るのって、慣れると身が引き締まって気持ちがいいもんですよ。

私自身がサッカーやフットサルをするためにこの施設を利用する機会はまず無さそうですが、諸般の事情(ビールではない)を考慮して、NPOへの入会案内を取り寄せてみました。ご利用は計画的に。


posted by 雁来 萌 |00:42 | 日々精進 | コメント(0) |

スポンサーリンク

スポンサーリンク

コメントする