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2007年08月22日

北海道国際ユース大会3日目

8月18日(土)に、グループリーグ3日目の試合が行われ、第1試合は、日本代表vsサンパウロFC の対戦でした。

サンパウロのスタメン
サンパウロのスタメン
「マテウス」が3人います。「ブルーノ」も「クレベル」もいます。

サンパウロ-日本
サンパウロ(赤黒縦縞) vs 日本代表(青)(2007.8.18:厚別)
日本代表のスタメンは、GK:川浪、DF:中島・茨田・岩本・岡、MF:古田・椎名・都並・関原、FW:堀米・坂田 で、古田は右から2番目に並んでいます。
サンパウロのユニフォームは赤黒縦縞、しかも間に白いストライプがあって、往年のコンサユニに似ています。

川浪セーブ
6分に、サンパウロのFWがGK川浪と1対1になるようなピンチがありましたが、強烈なシュートを川浪がはじきました。
川浪は、この他にも絶体絶命のピンチに何度も好セーブを見せて、跳ね返したりCKに逃れたりしました。
てっきり得点できると思ってたサンパウロの選手は、ゴール前で地面を叩いたり、大の字になって倒れたまま起き上がれないことが何度もありました。
しかも、明らかなオフサイドで何度も笛を吹かれて、ブラジル人はオフサイドが分からないんだろうか、と思うほどです。
 

後半開始時に、岡に代えて海田を入れました。

椎名ゴール
9分に、PAまで攻め込んだチャンスで跳ね返されたボールを、後方の左寄りから椎名(日本航空の手前)が思い切って打ち、鋭い軌跡を描いてサンパウロゴールに入りました。(1-0)
16分に、堀米に代えて榎本を入れました。

古田の突破
古田は、前半から右サイドを上がってクロスを入れたりシュートを打ったりと、盛んにチャンスを作っていました。

古田倒される
36分に古田が中央から切り込み、Pマーク付近で倒されましたが、笛は鳴りませんでした。

GKのFK
終盤になると、ハーフウェイライン付近で得たサンパウロのFKを、GKが蹴りました。一斉になだれ込む構えですが、このピンチも凌ぎました。

古田キープ
ロスタイムには、古田がコーナーフラッグ付近でリフティングしながらキープし、さらにCKを得ます。もう、身悶えしてしまうほど痛快なシーンです。

結局、日本代表が虎の子の1点を守り切って勝ちました。
サンパウロとしては、日本に負けるはずが無いと思っていたでしょう。テクニックもフィジカルも明らかに上なのに、得点のチャンスはことごとくはじかれてしまって、すっかり凹んでしまったようです。おまけに日本のガツガツした守備も嫌なようで、次第にイライラしてきました。
トップチームが、散々シュートを打たれても失点しないで、なぜか勝ってしまったという試合を思い出します。

万歳
試合終了後に、スタンドの前に並んで万歳をしました。予選ラウンドでブラジルのチームが負けたのは、北海道国際ユース大会では初めてのようです。(引き分けはありましたが)
これで日本代表は明日の決勝戦へ進み、サンパウロは3位決定戦を戦うことになりました。


第2試合は、北海道代表vs1860ミュンヘン の対戦でした。

ミュンヘン-道代表
ミュンヘン(黄) vs 北海道代表(白)
北海道代表のスタメンは、GK:伊藤、DF:*松田・*鈴木健・*熊澤・近藤、MF:*大地・藤間・*佐藤・福原、FW:*金子・石澤 でした。*はコンサU-18所属の選手で、藤間は札幌U-15の出身、近藤は旭川U-15の出身です。

金子ゴール
ドイツと日本のサッカーとはスタイルが似ているし、ブラジル-日本の対戦の後でもあるので、安心して(?)見ていられます。
6分に、石澤(中央)が相手のボールを奪って左寄りからシュートし、はじかれたボールを金子(主審の奥)が右から蹴り返して先制しました。(1-0)

失点
喜んだのも束の間、9分にあっさり同点にされてしまいました。(1-1)
ボランチの佐藤は、足を捻じ込むように相手ボールを奪い、精力的に攻守に活躍します。普段はもっとサボっているような・・。
 

後半開始時に、福原に代えて東海が入りました。
そして2分後、近藤に代えて*上原が入りました。近藤は腰を痛めたのでしょうか。
さらに19分には、大地に代えて西口が入りました。

西口FK
26分に、Pアークの手前でFKを得て、これを西口(左向き)が蹴りましたが、枠を捉えることができませんでした。

逆転
32分に、スルーパスに反応した選手に抜かれてフリーで打たれ、逆転されてしまいました。(1-2)
この時間帯でリードされる展開では苦しいです。
ここで、藤間に代えて*工藤を入れました。

工藤
敗戦濃厚になったロスタイムに、道代表のゴールキックのボールに工藤がダッシュして追い付き、ドリブルで独走して狭い角度からゴールに打ち込みました。(2-2)
会場中が大喝采になりましたが、こういうシーンも最近デジャビュしたような気がします。

終了
2分ほど後に終了の笛が鳴り、ミュンヘンの選手達は倒れ込んでしまいました。そりゃぁ、勝てると思ってた試合にロスタイムで同点に追い付かれたらショックですよね。
道代表も、ホッとしたのか勝てなかったからなのか、へたり込んでしまう選手もいました。

控え(出場なし):関口、大竹、山口

北海道代表は、明日の5位決定戦で北海道選抜と対戦し、ミュンヘンンは3位決定戦でサンパウロと対戦することになりました。今日試合の無かったソウル特別市が、優勝を賭けて日本代表と対戦します。 


posted by 雁来 萌 |23:04 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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