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2006年01月13日

年令12の日々

コンサユースの中で私が最も気になるのが、最年少の「U-12」というカテゴリーです。気になる理由は、練習を見学する機会が最も少なくて、あまり選手の顔を覚えていないからです。ユース(U-12)は2002年に創立され、今シーズン入団してきた選手達は4期生になります。

1期生は既に中学1年生に進学し、2004年からは小学4年生~高校3年生までのユース全学年が繋がりました。
このことは、小学生から高校生までの一貫教育が可能になったことを意味します。それ以前も、小学校低学年やキッズのスクールの段階からトレーニングや教育は可能でしたが、小さいうちはサッカーに親しんで楽しむことに主眼が置かれるので、技術の習得は優先度が低くなります。

彼らは練習が始まる前には鬼ごっこなどをしてキャーキャー遊んでいますが、笛が鳴って練習が始まると黙って真剣にスタッフの話を聞いています。ただこの年代では、1人に1個ずつボールを預けておかないと、落ち着いて話を聞けないようです・笑。

今シーズンも結局、新加入の4年生の顔は半分程度しか識別できないまま終わりそうです。大抵の年は、4年生の大会に付き合って2・3日過ごしていれば、嫌でも顔を覚えるもんですが、今シーズンは予定していた4年生の大会日程に他の用事が重なってしまい、ほとんど試合を見れませんでした。

「どうやってユースの選手達の名前を覚えるの?」と聞かれる(呆れられる)ことがありますが、私だって動物園の猿山で遊んでいる子猿の顔はどれも同じ顔に見えます。ところが、飼育係の職員は1頭ずつ見分けられて個体の名前で呼べるんですね。その違いは、画像として認識し脳内に書込まれる回数と、愛情の有無ではないかと思っています。(サルと一緒かよ)

トップチームの選手ならば、たかだか30名の選手の顔と名前を覚えれば済みますが、札幌ユースの3カテゴリーと旭川ユースとを合計すると、約170名のユース選手が在籍しています。トップチームと合わせて200名の顔をシーズン中に覚えるだけでも大変なのに、親の都合などでシーズン途中から移籍してくる選手もいたりすると、さらに混乱します。

200名と言っても、全員が一度に入れ替わる訳じゃないので、新加入の外様の選手だけを覚えればいいんです。下のカテゴリーから上がってきた身内の選手は既に覚えているはずですから、U-12からU-18まで繋がった意味は大きいのです。
ただし、新加入の選手のうちに身内の選手が少ない場合は悲惨です。今シーズンはU-15の新加入20名のうち、U-12から上がってきたのは4名だけで、今年から楽になると思っていた当てが外れてしまいました。

普段の練習では、学年別に別れたトレーニングをしていますが、大会が近くなると下の学年を数名加えたグループ分けになる場合もあります。
便宜上、「○年生」という呼び方をしましたが、学年で分けるのは本当は正しくなく、国際大会やナショナルトレセンのように、年令(生年月日)で区分するように変わってきています。

表彰式


道新スポーツ旗・北電カップ大会表彰式(2005.7.31:小樽)


posted by 雁来 萌 |00:05 | 日々精進 | コメント(0) |

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