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2007年06月12日

プリンスリーグ第4節

  ~~ 酢ナマコは大人の味? ~~

6月9日(土)に芦別・なまこ山で、プリンスリーグ・第4節の5試合が行われました。

14時10分キックオフの第三試合で、コンサU-18は室蘭大谷高校と対戦しました。
10時キックオフの第一試合から見るとなると、7時頃には札幌を出発しなければなりません。仕事じゃないので、朝早くても起きれますけど。(笑)

3節までの戦績は、コンサが3勝・得失点差が+17で2位、室蘭大谷は2勝1分・得失点差が+6で3位ですが、一気にひっくり返される恐れがあります。
他のチームだって残りの対戦カードを考慮すれば、中ほどにいるチームが最終的に上位へ上がってくる可能性も十分にあるし。

旗めく
青空と体育館を背景に(2007.6.9:芦別なまこ山)

2日ほど前の天気予報では「晴れ時々曇り」程度の見通しでしたが、雲が多めになるように変わってきました。天気予報は「なま物」なので、賞味期間があります。
自宅を予定通りの時刻に出発し、途中で昼食を買ったりして、道の駅「スタープラザ芦別」に着いたのが9時ちょうどで、開店と同時に道の駅のスタンプを押しました。
去年は何ヶ所かに曲がり角があった芦別バイパスも、ほとんど直線的にショートカットされて走り易くなりました。

会場に着いた朝方から既に日射が強くて気温も高く、雲がほとんど無くて風も弱い、という灼熱な状態だったので、コンサの試合が行われる午後にはどれほど暑くなるんだろう、と心配になりました。
先週の後半は、上空に寒気が停滞した影響で山沿いでは毎日のように午後から局地的な雷雲が発生し、芦別でも前日には雨が降りました。

首位にいた第一高校が第一試合で負けたので、「コンサは勝てば首位に立てる」という皮算用を聞いて、「いや、引き分けで首位に立てるさ」という余計なことを考えてしまった私のせいですかね・・。

開始
室蘭大谷(白) vs コンサ(赤黒)

円陣
コンサのスタメンは、GK:平加、DF:山川・加藤(大)・熊澤・松本、MF:竹内・鶴野・佐藤・能登、FW:大西・横野 でした。

暑さのせいだとは思えませんが、何だかチグハグしてます。立ち上がりは慎重に入ろうとするのは理解できますが、この試合が重要な対戦であるから緊張しているのか、呼吸が合わずにパスが流れたりします。
20分に、室蘭大谷の左サイドにパスが通り、あっけなく失点してしまいました。(0-1)
この状況はオフサイドに見えました。バックスタンド側の副審は、最終ラインの動きに追い付いていなかった場面が時々ありました。

1点を追う立場になりましたが、(良いのか悪いのか)特に慌てる様子も無く、後ろでボールを回しながら崩そうとするトライを繰り返します。前半のうちに反撃は実らなかったものの、自分でもあまり悲壮な感じはしませんでした。

日中に気温が上がったためか雲が少しずつ増えてきました。大気の不安定はせいぜい昨日までで、今日は曇る程度だろうと思っていましたが、富良野の方角の空では雷雲が次第に発達してきました。
雲
43分頃に、頭の上も「雲が厚くなってきた」とメモに書いた途端に、大粒の雨が落ちてきました。まぁ、そのうちに上がるだろうと思って、ウインドブレーカーを頭に被って凌いでいました。
頭上から後ろは晴れていて前方だけ雨が降っているので、虹が出るに違いないと思って時々上空を観察していたんですけど、結局、虹は現れませんでした。午後3時頃でしたから。
 

ほぼ雨が上がった頃に後半が始まり、交代は無かったものの、少しは動きが良くなった感じです。

詩音
6分に、山川が右サイドを突破して相手と交錯し、山川は起き上がりましたが相手は頭を押さえてうずくまっていました。頭に膝あたりが当たったのかも。
洋平
笛は鳴らないし、「続けろ」という声で山川が思い直してクロスを入れ、混戦から大西が中央で蹴り込んで同点に追い付きました。(1-1)
祝福
手荒く祝福される大西と、奥で痛んでいる横野(を見ずに駆け寄る加藤)

連携の良い攻撃が次第に増えてきて、追加点を期待させる展開になってきました。
洋平
14分、大西がGKと1対1になるも、上へはじかれCKになる。

純貴
18分、竹内からの右クロスに横野が・・惜しくも合わず。

ボレー
20分、竹内(左端)が中央に切り込もうとして阻まれ、いったん後ろ向きになってから振り向きざまに・・ボレー打つかも、とは思ったけれど、右足を振り回す動作がスローモーションのようにゆっくりだったので期待しませんでしたが、ゴール右隅へ入ってしまいました。(2-1)

逆転したまま室蘭大谷の反撃を防げれば申し分ないんですけど、29分にDFの裏を取られて抜かれ、1対1になったGKもかわされて失点しました。(2-2)
失点
この失点も、オフサイドだとDFが(勝手に)判断して一瞬止まったようでしたが、反対側のエンドで起こったことなので、最終ラインとの関係は分かりません。

第一試合の北海vs第一の対戦中に、北海のスタッフからDFに指示があり、「オフサイドに頼るな」と聞こえました。オフサイドだと思っても取られない場合もあるので、セルフジャッジしてプレイを止めないでセイフティーに対応しろ、という意味ではないかと思われます。
たとえオフサイド位置にいたとしても、積極的に関わらなければ取らないことになった・・ということは記憶していますが、前節までは、特に変わった素振りは見られませんでした。(←不審者?)

終盤に追い付かれて振り出しに戻り、やや気落ちしたには違いない筈ですが、このまま終わる訳にはいきません
詩音清弥
35分、山川と竹内とのコンビネーションによる攻撃があったり、

左へ
36分、竹内のシュートは左へそれたり、

39分のカウンター攻撃でCKを得て、
純貴
鶴野のショートコーナーからのクロスに横野が合わせようとするも上へ飛んだり、
42分、山川の突破からのチャンスはゴールラインを割ってしまい、
43分、鶴野が右を駆け上がって入れたクロスは流れてしまう、
などと攻め続けたんですけど、追加点を上げられずに終了しました。
終了
双方とも悔いが残り、痛み分けになったでしょう。


結果は想定の範囲内だったし、負けた訳でもないのでダメージはあまり無いですが、自分としては、予想に反して雨に当たったことの方が不愉快ではありました。(笑)・・まぁ、雨の後は風も出て凌ぎやすくなったんですけども。

雲の側面
帰る途中で横から見た雷雲(山間部に大雨・洪水警報が出ていたらしい)

引き分けて勝点が増えたので、コンサは現在首位にいます・・いますが、2位の第一高校との勝点の差はわずか1で、3位以下を含む上位は混戦状態になっています。
次節と次々節は、6月30日(土)と7月1日(日)の連チャンになり、帯広の森球技場で行われます。1日目にコンサは旭川実業と対戦し、第一試合なので10時キックオフ・・ということは、よほど朝早く札幌を出るか、前夜から出てどこかで寝るか、ですね。当日夜の宿泊先も確保せねば。


道南の港町で生まれ育った私は、子供の頃、市場や魚菜で買ってきたナマコを酢の物にして食卓に出されましたが、あんまり好きじゃなかったです。
いくら活きが良くたって、子供にとっては歯応えがあり過ぎるし、こんな酸っぱい気色悪い物、どこが美味しいんだろう? と思いながら仕方なく食べていました。
あれはやっぱり酒の肴に適する珍味であって、子供が好む料理ではなかろうと思います。


posted by 雁来 萌 |22:54 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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