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2007年05月20日

頭の写真を撮りました

正月に退院して以来、3~4週間毎に通院して薬を処方してもらっています。
主治医から「5月頃に、頭の写真を撮ってみましょうね。」と言われていました。「頭の写真を撮るのなら、美容室に行かなくっちゃ・・」と考えたりしません(笑)、いくらトンチンカンな私でも。

で先日、 美容院 病院へ行くと、まず検査を受けて、その後で写真を見ながら診断するので、検査結果をその日のうちに説明されます。これが「2・3日してからまたおいで」と言われたんじゃ、通院意欲が削がれてしまいますから、合理的なシステムだと思います。

検査というのはMRIで、火葬場の窯の中に入るように(笑)、寝た状態で頭だけを巨大なコイルの中心に入れます。そのコイルに電流を通して強力な磁場を発生させ、「核磁気共鳴」という現象を利用して頭の中の構造を調べる方法です。

磁場を発生させるのに影響があってはいけないので、検査の前に身に付けている金属類を外します:眼鏡とか、時計とか、小銭入れとか、ベルトとか、入れ歯(もしあれば)とか。
ポケットの中のキャッシュカードやウイズユーカード、フロッピーディスクなどの、磁気による影響を受けるような物も全部出して、無一文になります。

患者さんの中には閉所恐怖症の人もいるので、「狭い所に入ると具合が悪くなったりしませんか?」と確認されますが、私は一向に平気です。むしろ、狭い所の方が落ち着く傾向があります。寝台車の狭いベッドや乗用車の中でも熟睡できるし、戦闘機のコクピットに閉じ込められても何も感じませんね、きっと。トンネルは嫌ですけども。

検査が終わって30分ほどすると写真が出来上がって、診察室で説明を受けました。以前は細くて写らなかった、後ろの方の血管が見えるようになったそうです。そう言われて写真を見れば確かに見えますけど、細いことには変わりが無くて糸ミミズのようで・・改善されたという実感が無いんですが。

この次に行った時には、血液検査をするそうです・・ダイエットしなくっちゃ。


※「核磁気共鳴」は学生の頃に習った覚えがあり、頭文字を取って「NMR」と呼んでいました、確か。その解析画像を表示する装置だから「NMRI」になるはずですが、日本人は「核」という言葉にアレルギーがあるという配慮で「N」を外したとか。
レントゲンやバリウムなどの放射線を使った検査には、何も不安を感じないんでしょうか?

※登山などで落雷の危険がある場合に、身に付けている金属を外すという信仰がありますが、それは間違いです。雷は貴金属を狙っているのではなくて、地面から突出している物体(人間)に放電した方が楽だから、人間に落ちやすいのです。立ってベルトを外すなんて危険極まりなく、そんなヒマがあったら姿勢を低くした方がマシです。
絶縁体であるゴムの長靴を履いてるから大丈夫、というのも間違いで、雷は絶縁体である空気の層を何百メートルも飛び越えて放電するくらいであって、わずか数ミリ厚のゴム底なんか有っても無くても同じです。

posted by 雁来 萌 |23:51 | 雑念 | コメント(0) |

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