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2007年05月16日

プリンスリーグ第3節

  ~~ これでも足りないのか ~~

5月13日(日)に行われたプリンスリーグ第3節の会場は、浜厚真の野原(やげん)公園サッカー場で、コンサの対戦相手は函館大学付属有斗高校でした。

プリンスリーグは参加チームの地元を会場にする場合が多いので、昨年の地区リーグ決勝大会の結果により、函大有斗がプリンスリーグに参加することが決まった時には、「来年は函館に行かなきゃならんのか?」と気付いて色々と思いを巡らせたものです。しかし結局は函館開催が無くて、密かに(脂肪が多くなってきた)胸を撫で下ろしました。

第2節までの函大有斗の戦績は2敗、得失点差が-8で9位になっています。現実の結果として、地区リーグから新規参入したチームは既存のチームになかなか勝てず、勝ち点を稼げないまま単年で降格してしまうケースが多いようです。1998年のJリーグの戦績を思い出して頂ければ・・。

金曜日の段階での天気占いによると、当日の苫小牧方面では10時頃から雨が降り始める、という御託宣を授かりました。その後、若干の情勢変化があったので降雨の時間帯は多少前後するかも知れないものの、雨を避けられるとは思えませんでした。10時といえば第1試合の開始時刻で、試合に合わせて雨が降り始めるのかいっ!

会場に着いたのは9時ちょうどで、その時にはまだ雨が降っていませんでした。朝刊を読んだりしていると、大会関係者がプリンスリーグの横断幕をネットに張り始め、雨もポツポツと降ってきました。9時半頃には普通の降り方になってしまったので、もう観念するしかありません。

コンサの試合はピッチBの第2試合(12時5分開始)なので、まず10時開始の第1試合(北海高校 対 旭川実業)を端の方で見ていました。その間も、雨の降り方は弱まることはあっても止む気配はありませんでした。
 

コンサ-函大有斗
コンサ(白) vs 函大有斗(赤)(2007.5.13:浜厚真)
今後の対戦相手を考えると、今日はなるべく得失点差を大きくしておきたいことろです。もちろん、失点しないで得点だけを多くするという虫の良い・・。

開始の円陣
開始前の円陣・・何か気になる物でも落ちてますか?
チームベンチはアウトドア用のタープ(2坪弱?)を1棟立ててあるだけで、スタッフ・選手が全員入ると、すし詰め状態になります。座ってるだけなら寒くなるし、どうせ後で濡れるのだから、サブの選手達はベンチから出てアップしたりしてました。

スタメンは、GK:平加、DF:熊澤・加藤(大)・福田、MF:山川・鶴野・佐藤・能登・古田、FW:大西・横野 でした。

山川
ライン際で競る山川・・有斗はサンタクロースのようなユニフォームです。
得点が多かったので写真も多く、得点シーン以外のことを書いてるとキリが無いので、なるべく省略します。

加藤
開始10分に右CKを能登が蹴り入れ、加藤が飛び込んでヘディング、先制しました。(1-0)

横野
14分には古田が右からクロスを入れ、中央で横野がシュート、追加点を上げました。(2-0)

ピンチの場面で福田がボールをクリアした際に足を痛めてしまい、交代は必至という感じなので凍り付きましたが、ほどなく復帰して事なきを得ました。何しろ気温が低いし、雨で濡れて体が冷えるし、足元も悪いしで、気を付けなければなりません。

ちょっと中弛みでもないでしょうけど、シュートチャンスは多かったのにしばらく得点できませんでしたが、
古田
写真が悪いのは勘弁してもらうとして、42分に古田(右端)が右サイドの深い位置から左足でシュートすると、ゴール左ポストに当たってゴールに入りました。(3-0)

前半を終わって(3-0)では、ちょっと物足りない結果です。確かに攻める一方ではあったんですけど、チャンスを確実に決めておかないと後で苦しくなるかも知れません。
 

後半開始
後半開始時に、山川に代わって岩月が入りました。

大西
キックオフの笛の残響がまだ聞こえている(嘘)開始40秒あたりに、相手GKがキャッチし損ねたボールを大西がかっさらって、ゴールまで運んでしまいました。(4-0)

16分に右サイドを突破した岩月が、柔道か相撲の技のように転がされてしまい、相手は2枚目のイエローをもらって退場になりました。
ここで、GK平加に代わって岩田が入りました。うちのGKは何回ボールに触ったかな?と考えても思い出せないほど暇でした。

佐藤
19分に岩月が右からクロスを入れたチャンスで、こぼれ球を佐藤(主審の後方)が倒れ込みながら打ち、点差を広げました。(5-0)

古田ミドル
21分に古田のミドルが決まった(6-0)頃からは、もう、やりたい放題の展開になり、クリアされたボールもハーフウェイラインを越えることはほとんど無くて、交代でシュート練習をしてるような雰囲気になりました。

岩月
23分に岩月(右端)が右寄りからドリブルで切り込んでシュートし(7-0)、

純貴
26分に右クロスを横野が蹴り込んで(8-0)、一方的なスコアになりつつあります。
ここで、鶴野に代わって伊東が入りました。

ボレー
31分、岩月の右クロスに横野(9)のボレーがミートしてゴールに入りましたが、これはオフサイドでした。
意識して副審を画面に入れたつもりは無いんですけど、フラッグを上げてる副審が右端に写っていました。画像が大きいので、別窓で確認して下さい。http://www.consadole.net/account/kariki/images/20070515-15.jpg

福田FK
32分には中央でFKを得て、福田(フレーム外)の狙いすましたシュートがゴールに突き刺さりました。(9-0)
ここで熊澤に代わって鎌部、古田に代わって小川が入りました。
この交代のポジションを確認してる間の34分、不意を突く能登のミドルシュートがありました(10-0)が、この得点シーンだけ写真を取り損ねました。
ごめんよ、剛・・↓これで勘弁してね。
能登

福田H
36分には左CKを能登が蹴り入れ、福田が豪快に飛び込んでヘディングしました。(11-0)

洋平
43分、多過ぎてどんなチャンスだったのか記憶が朧げになってますが、大西が倒れ込みながら足を当てると、ボールは右ポストに当たってからゴール内に転がりました。(12-0)
本人も振り向いてボールの行方を確認しています。
 

相手GKにとっては罰ゲームのように辛かった試合も終わり、トータルスコアは(12-0)という大差になったので、これでコンサが首位に立っただろうと確信しました。


12点という点差は過去に例が無かった訳ではなくて、プリンスリーグ初年度の2003年には、第一高校が(13-1)で千歳高校を破っています。得失点差は今回も同じですが総得点では及ばないので、通常の順位決定方式に従えば記録更新にはならないんでしょうね。

ピッチAに移動して室蘭大谷と帯広北との対戦を見届け(2-1)、さらに札幌第一と帯広大谷との試合を見てたら、第一がどんどん点を取っていきます。途中で気になって、3節までのコンサの得失点差を計算してみると+17になったので、第一が追い付くためには更に4点取らなければならない、と一安心しました。しかし、その後も第一は得点を重ね、「帯広大谷も少しは頑張れよ」などと思ってる間に、遂に得失点差が+18になって終わりました。(この試合のスコアは9-0)

3日天下どころか、わずか2時間だけの天下でした。(泣)


posted by 雁来 萌 |00:36 | 闘う若梟 | コメント(1) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:プリンスリーグ第3節

プリンスリーグ、カブスリーグを取り上げていただき、ありがとうございます。
毎週水曜道新朝刊のコンサドーレ戦評をする平川解説者の如く骨のある解説に、去年より楽しませて頂いております。
ジュニア、ジュニアユース、ユースの大会は今月がスタートのようなもの。
明日は、ジュニア年代の会長杯兼全日本少年サッカー大会札幌地区予選四回戦、準々決勝。
心身管理を徹底して下さい。
次の戦評更新、淡い期待をしております。

posted by 倶楽部の良さと学校の良さ| 2007-05-18 20:53

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