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2007年05月09日

プリンスリーグ第2節

  ~~ ヤマノテナチオをこぢ開けろ ~~

前日に続き、5月6日(日)はプリンスリーグ第2節の5試合がアミューズメントパーク(SAP)で行われました。

今日の(コンサ以外の)見所は、北海 vs 室蘭大谷 の対戦でしょう。コンサ vs 山の手 の試合はその後に同じピッチで行われるので、北海 vs 室蘭大谷 の試合が行われる天然芝ピッチの前に陣取ることにしました。

朝早くSAPに着いて駐車場を歩いていると、北海関係者が「平野くんの出場は無理・・」みたいな話をしてるのが聞こえました。
昨日のコンサとの試合では、負傷の原因になるような場面は思い当たりません。それとも、昨日「空気読んで」と願った想いが変な方向の呪いに変わって、今頃になって祟ってきたのでしょうか。
結局、その噂は現実となって平野くんは欠場し、室蘭大谷にとっては有利に作用した筈ですが、意外にも、前半の早い時間帯にゴール前の混戦から北海が先制し、後半になっても室蘭大谷は惜しいチャンスを生かせません。
終了寸前にやっとのことで同点に追い付き、U-18代表の宮澤くんにドイツへの手土産を持たせることができました。
終盤になると、北海の控えの選手達が盛んにチームメイトを鼓舞していました。見れば、控えのGKはコンサU-15出身の高本くんでした。


さて、前座試合が終わって肝心の我がチームの試合ですが、
スタメンは、GK:平加、DF:打矢・加藤(大)・熊澤・松本、MF:古田・鶴野・佐藤・能登、FW:大西・横野 と、昨日の試合とほとんど同じです。

山の手
山の手(水色) vs コンサ(白)(2007.5.6:SAP)
今日は昨日と逆向きの風向になりましたが、見てる方の向きも逆になったので、相変わらず向かい風です。でも昨日と違って、少し温かめの気温でした。

山の手側では、しきりにベンチや選手達から「こわがらないで!」という指示が出ていました・・うちの選手達はそんなに怖い顔してますか?(笑)
それでも山の手は攻めて来ません。チャンスには一応上がって来ますが、カウンター攻撃に失敗するとサ~ッと自陣に引き上げてしまい、コンサの逆襲に備えます。

作戦としては、「あわよくば引き分け、得点できれば儲けもの」という狙いなのか、あるいは「負けるのは止むを得ないとしても、失点を最小限に抑えて次につなぐ」というプランのようです。そういう「ヤマノテナチオ」を実現できるチームならば通用する作戦でしょうけど。

コンサ側では「動かせ!」と・・そう、「アクション&ムービング」です。このままでは相手の術中にはまるので、16分には打矢を上げて3バックに変え、古田をトップ下に上げてガンガン崩しにかかります。ロックされた錠前を開けるには、合鍵を作るか、強引にガスバーナーで焼き切るか・・。

21分に左CKから加藤のヘッドがあって・・これは止められましたが、
加藤
27分、能登が蹴り入れた右CKを加藤(副審の陰)がヘディングシュートするとゴール左上隅へ飛び、DFのクリアも届かずに先制しました。(1-0)

この後は他にもチャンスがありましたが、追加点を奪えずに前半が終わりました。
こんな、勝負する気の無い引き篭もりチーム相手に、1点だけじゃ不足です。取れるだけ取らなきゃ・・錠前が開かなかったら、扉自体を壊すという方法もあるし。
 

後半開始時に、能登に交代して福田が左SBへ入り、松本が中盤の左サイドへ上がりました。
開始早々に、加藤が足を踏まれて一時アウトしました。山の手側でも、腿のあたりを負傷し、両脇を抱えられて退場した選手がいました。倒れてすぐに×印が出されたので、明らかなダメージがあったんでしょうけど、それほど強い接触の場面はなかったと思うんですが。

打矢熊澤
オーバーラップする熊澤(右)へパスを出す打矢(左)
途中まではパスも楽に繋がるので、スペースへ流したり、素早い楔を入れたり、サイドチェンジなどで相手を崩して、弱点を突こうと試みます。

17分に、大西に代わって竹内がFWに入りました。大西は今日も惜しい(見てて楽しい)チャンスを演出しましたが、得点には至りませんでした。まだ体調が万全ではないのかも知れません。

横野
詰めてもダメなら遠くから打つ・・28分、横野(左フレーム外)が思い切って打ったミドルシュートがゴール右隅へ入り、追加点を上げました。(1-0)

31分に打矢に代わって岩月が入り、34分には佐藤に代わって伊東が入りました。

熊澤
その直後、ハーフウェイラインを越えた辺りで熊澤(左フレーム外)がロングシュートを打つと、ゴール左隅へ入ってしまいました。(2-0)
見てる方はもちろん本人も意外だったようで、ゴール後の熊ちゃんのパフォーマンスを撮影できなかったのが返す返すも残念です。

さらに37分に、古田に代わって小川が右ボランチに入り、鶴野がトップ下へ上がりました。交代枠の5名を有効に使って、2試合目も勝利しました。(3-0)
もう少し得点を稼いでおきたかったところですが、コンサの得失点差は現在+5で、2連勝した3チームの中では最下位(=3位)です。

芝補修
芝が傷んだ箇所へ目砂を入れる当番メンバー
天然芝はメンテナンスが大変です。


厚別でも見えたようで、あちこちで「虹」と書かれていますが、これは「虹」ではありません。
Halo
これは太陽にかかる「(かさ)」の一種で、「22度ハロ」又は「内暈」と呼ばれる現象です。
両者の成因も違っていて、虹は、太陽光線が水滴(雲粒)の内部で屈折する時に色が着く現象ですが、暈は、氷晶(ひょうしょう)と呼ばれる小さな氷の結晶の内部で太陽光線が屈折する時に色が着く現象です。
出現する方向も違い、虹は太陽とは反対方向に現れ、暈は太陽と同じ方向に現れます。

理屈を考えずに楽しむだけならば、→この辺が面白いかと思います。


posted by 雁来 萌 |21:48 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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