スポンサーリンク

2015年12月21日

小金湯さくらの森公園

桜の樹だけで森を作るとは思えませんが、数年前から小金湯に「小金湯さくらの森」という公園を造成しています。→札幌市みどりの推進部の公式HP

場所としては、国道230号を定山渓に向かって、ちょうど小金湯温泉(や、サッポロピカコタン)に曲がる交差点の南側にあり、ゆるやかな斜面になっています。

以前は近くの道路縁にあったアメダス「小金湯」が、この公園内に移転したので近くから見たいのですが、もう工事は終わった頃だろうと思って行っても相変わらず工事中で、公園の公開時期が年々先延ばしになっています。

公園の前に立つ看板と工事案内
木を見て森を見ず
平成27年度開園予定と書かれていますが、何回も騙されたからなぁ。

ここに移転してきたアメダス「小金湯」を遠くから撮影(2013/11/02)
桜の斜面になるのか
ゆるやかな上り坂になっている左奥の斜面を中心に桜を植えるようです。

アメダスを双眼鏡でズームするとこんな感じ
かなり高い位置に設置されている
ここでは雨量と積雪深だけを測っており、中心部にある気象台よりも雨や雪が多いです。

来年こそは、接近して撮影したいものです。
「平成28年春の開園を予定しております。」というスケジュール通りになれば良いんだけど。

夕張みたいにドールズが植樹しに来ないかな。


ところで、杭打ちのデータ改ざんが問題になっていますが、札幌市が発注した施設でもデータ改ざんがあったようです。
そのうちの1ヶ所である「札幌市水防センター」という施設は東雁来にあって、雁来練習場やアミューズメントパークからも見えます。

現在、東雁来公園の隣で大規模な工事が行われていますが、それは内水氾濫を防ぐ排水機場を建設している工事です。
水防センターはその工事現場の向かいにある目立たない建物で、豊平川が増水した時に水防活動を行う拠点となる施設であり、敷地内には水防工事に使う資材などを保管してあります。

元々、雁来練習場や東雁来公園の一帯は豊平川の氾濫原であり、砂や粘土が厚く堆積しています。
地下深くにある固い基盤まで届かせるには、何十メートルも杭を打たねばならなくて、水防センターの場合は30メートルだったそうです。(市の調査結果:PDF)

 
アミューズメントパークの土台は基盤まで届いているようですが、建設から10年も経って回りの地面が徐々に沈下するもんだから、相対的にクラブハウスが浮き上がってしまい、最近はその段差を埋める工事をしてました。

雁来練習場のクラブハウスはそんな杭を打っていないプレハブの建物で、
基礎工事
地盤沈下してる回りの地面に乗っかってるだけだから、一緒に沈下してることに気が付きません。
周囲に何も無かった頃
どっちが良いんでしょうね。

 
もし大地震が起こったりしたら地面が液状化して砂が噴き出し、積もった砂がモエレ山より高くなった暁には、「雁来新山」と命名されて東区最高峰の名誉を得ると共に、観光客が押し寄せる名所になるかも知れません。←その前に練習場が砂で埋まるだろっ!


posted by 雁来 萌 |20:14 | 気象細事記 | コメント(0) |

スポンサーリンク

スポンサーリンク

コメントする