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2006年11月11日

わかばライオンズカップ(U-15)(1)

11月4日(土)の午後から札幌アミューズメントパークで、「わかばライオンズカップ(U-15)交流戦」が行われました。2日間の6試合を2回に分けて報告します。
公式には、NPO法人 北海道スポーツクラブ第1回わかばライオンズカップ(U-15)交流戦の記事を参考にして下さい。

今年から突然始まったこの大会が、どんなシステムなのか、残念ながらよく分かりません。
大会プログラムは関係者分しか無いないようなので詳しいことを調べられませんが、開会式の挨拶では「札幌わかばライオンズクラブ・・・北海道クラブユース連盟・・・」と聞こえたので、その辺が主催者団体で、旭川ユースの三浦監督あたりが発案したような雰囲気です。


選手入場:旭川(U-15)を誘導する三浦監督


奇しくも当日は、三浦監督の40回目の誕生日に当たるので、花束を贈呈されました。

参加チームは、コンサ札幌(U-15)、コンサ旭川(U-15)、SSS、帯広FC の4チームでした。挨拶の中にもあったように、来月下旬には高円宮杯(U-15)の全国大会が控えており、SSSと帯広FCは北海道代表として出場します。
敗退して暇になったチームと出場チームとが対戦すれば、全国大会への壮行(強化)試合になるし、留守番チームのモチベーションも高まるでしょう。


試合時間は35分ハーフで、対戦しないチームから主審(スタッフ)と副審(選手)を出します。
まず、SSS vs 帯広FC の試合が行われました。
SSSが前半1分に1点、後半3分に1点を上げて、(2-0)で無難に勝ちました。


帯広FC(緑) vs SSS(黄青)(2006.11.4:SAP)
主審は旭川(U-15)の川口コーチが務めてました。


続いて、コンサ札幌 vs コンサ旭川 の試合が行われました。
この対戦は同時に両方を見れて退屈しない・・どころか、両チームのメンバーや攻守、交代まで記録しなければならず、大変な作業です。


コンサ旭川(白) vs コンサ札幌(赤黒)(2006.11.4:SAP)
札幌のスタメンは、GK:安田、DF:嘉藤・神谷・黒谷、MF:平井・飯塚・松野・島田・岡本、FW:菅原(康)・近藤 で、対する旭川のスタメンは、GK:斎藤、DF:小山内・内田・京野・菊地、MF:菅野・佐藤(佑)・鈴木・近藤、FW:藤田・箭原 でした。


旭川・藤田と札幌・黒谷との駆け引き
立ち上がりは互いに積極的に攻め合い、ワタクシ的にはウハウハな状態で、メモも手に付かないんですが、努めて冷静を装います。


12分頃、旭川・菅野(右端)が突破してクロスを入れたチャンスがありましたが、GK安田がセーブしました。


17分頃に、菅原が右からクロスを入れて、近藤がちょっと触った後に松野がシュート、バーに当たって入りました(1-0)。


22分頃には、菅原(ゴール右奥)がドリブル突破して、GKもかわして逆に流し込みました(2-0)。
26分頃には、ゴール前の混戦から近藤が押し込み(3-0)、(札幌にとっては)順調に点差を広げていきます。
この後、旭川は近藤に代えて木島を入れ、小山内に代えて田辺を入れました。


33分頃に旭川が左CKを得て、入ったボールを木島がヘディングしましたが、急角度で枠外へ上昇して行きました。
 

後半開始時に、札幌は黒谷に代えて中山、近藤に代えて小島(翼)を入れ、旭川は菊地に代えて松原を入れました。
10分頃に、菅原が右クロスを入れたチャンスから小島が押し込み(4-0)、ラッキーボーイぶりを発揮しました。


14分頃に左寄りでFKを得て、蹴り込まれたボールを菅原がヘディングすると、ボールは当たり損ねのようにふわっと浮きましたが、GKのタイミングが合わなかった感じでゴールに入りました(5-0)。

ここで旭川の三浦監督が「何しに来たのよ!」と檄を飛ばしました。確かに、旭川地区のタイトルを取ってるチームがこのまま惨敗しては、旭川に帰れません。
旭川は内田に代えて塚原を入れ、札幌は飯塚に代えて荒野を入れました。

さらに旭川は、佐藤に代えて藤村を入れ、なんと、鈴木に代えて本池を入れました!!
本池は控えのGKとしてベンチに入っていましたが、ただでさえ怪我による欠場が長かったのに、このままの展開では出場する機会がありません。そこで右サイドのポジションで使うという、三浦マジック(?)が全開しました。
シャツやパンツはFP用の白に着替えましたが、穿き替える余裕が無かったソックスは、GK用のグレーのままです・爆。
意外にも、「そんなプレイできるんだったのか」と思わせる攻撃参加もあり、ベンチや観客席からどよめきが起こりました。

しかし流れは変わらず、20分頃には平井がミドルを打って追加点を上げました(6-0)。
札幌は平井に代えて三上、黒谷に代えて羽石、菅原に代えて森と、どんどん交代します。旭川も、箭原に変えて近藤を再投入しました。

旭川はかなり疲れてるはずですが、精力的にチェイスし、パスをつなぎ、ゴールに向かいます。札幌が、嘉藤に代えて西田、島田に代えて小松を入れた直後の27分頃、旭川・近藤からの右クロスを藤田がヘディングして、やっと得点できました(6-1)。
これで気が抜けるはずがありませんが、その後も旭川の防戦は続き、カウンターのチャンスには守備を考えずに思いっきり上がる、というパターンになりました。
終盤には、京野に代えて内田、田辺に代えて小山内をそれぞれ再投入してリフレッシュしましたが、一矢報いただけで終わりました。


明日は、2日目の4試合が行われます。
全試合を見ると疲れるので、途中で休みながら見ようと思って対戦を考えたら、札幌が2試合、旭川が2試合で、両者の対戦は今日終わったから残るは・・えっ、4試合とも全部見なきゃならないの? と気付きました。
イヤなら無理して見なくてもいいのに、そういう選択肢が無いんです。


posted by 雁来 萌 |01:04 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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