2015年08月14日
入浴を断わられそうなアート
最近になって少しだけ世間を賑わせた話題として、刺青を入れてる人は入浴を断わる原則に従い、タトゥーを入れてる外国人が温泉に入ろうとして拒否された、ということがありました。 関西の自治体でも、職員が刺青を入れてるかどうかを申告させる、ということが行われたようです。 そんな報道に接して、「自慢じゃないけど、刺青なら自分にもあるぞ、どうする?」と思ったのです。
根が几帳面な性格ですから(?)、図面書きの仕事とかは大好きなんです。 今はもう無理になったけど、眼がキンキンするような細い線や小さな字を描くのが快感なんです。 学生時代に図学の講義があって、刃物砥ぎも好きなもんだから、製図用の烏口の先を砥ぐなんてお得意の作業でした。 課題として出された図を描き終わったら、黒インクを使った烏口とか細い「丸ペン」と呼ばれる製図用具を洗わなければなりません。 水道をジャージャー流してペン先を洗おうとしたのに、そのペン先を自分の手の平にブッ刺してしまったんです。 細くて鋭いペン先だから大して出血もせず、しばらくして傷も治りました。 ところがところが、そのペン先を刺した位置だけ、皮膚の下が青黒く変わっていたんです。 考えてみれば、製図用の黒インクだって墨と似たような成分だから、黒インクが付いたペン先を刺したら、そりゃぁ刺青を入れたのと同じアート効果になりますよね。 自分の手を広げると、まるで白魚のような細い人指し指の付け根に(←異議は却下)、ちょうど白魚の眼が出来てしまいました。笑 画龍点睛を欠く・・というか、欠かないとは、正にこのことです。 一回で懲りれば良いようなものの、忘れた頃に同じ失敗を繰り返して両目が揃ってしまうところが情けないのですが・・。 手の平を返したように態度が色が変わってしまう。 白魚どころか・・まるでカレイの表裏のようだな。笑 この程度の刺青で入浴を断られたことは勿論ありませんが、何となく後ろめたさを感じるのも日本人だからでしょう。
posted by 雁来 萌 |22:07 | 雑念 | コメント(0) |
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