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2015年03月04日

野鳥とホッキ貝の聖域

一瞬、「ロリ・コンサ」に見えました。←こら

簡潔な名前で、良いネーミングだと思います。←素直に
北海道代表チームのユニフォームカラーである紫色に近いし。←ユニの色は赤黒なんでショ?

でも、何となくシックリ来ないのは何故かなぁ・・確かに「リラ」で札幌や北海道をイメージ出来るけど、必ずしも「女子」には結び付かない気がします、私の頭の中では。
リラ(lilas)というフランス語は男性名詞で、語感も女性っぽくない印象だから・・なんか変。

多分、試合が始まる頃になれば、「リラ」に慣れるだろうと思います。
なんなら、「北海道リラ・クンサドーレ」でもいいかと。


道の駅「ウトナイ湖」の隣に「ウトナイ湖野生鳥獣保護センター」があり、いつも横目で見ながら通り過ぎていたんですが、遂に訪れることが出来ました。
道の駅の駐車場に車を停めれば近道を歩いて行ける、ということは後で分かったんですけど。

流木のフォルムを生かして作ったオブジェが見事でした。
自然の造形は巧み

2階では「北海道に生きるガンを追って」という写真展が開催されており、
グース ストーカー

壁に並んだ写真パネルは見応えがありました。
良い写真ばかり

鳥の鳴き声がしてふと天井を見上げると、迷い込んだガンが飛んでいました・・さすが野鳥の聖域、ウトナイ湖だ。
雁が鳴いて東の空へ飛んで行かぁ
と思ったら、吊り下げられた模型ながらよく出来てます。

 
苫小牧港の近くに海の駅「ぷらっとみなと市場」があり、まぁ漁港のすぐ横ですから、朝市のような雰囲気で通路の両側に商店が並んでいます。

その向かいに、「ほっき貝資料館」という怪しい建物がありました。
マジメなんだかふざけてるんだか
こういう怪しいの大好き人間ですから、嬉々として探索してみますよ。

入口から伸びる薄暗い通路の壁には、ホッキ貝が崩れ落ちんばかりに飾られており、
このワクワク感は何物にも堪え難い
その奥にはさらに怪しい御神体らしきものが鎮座しているようです。

広げて飾られた大漁旗の下には、チョコファクにあるような「真実の口」がホッキ貝をあしらわれて・・
怪しさ満載・・ホッキ大王だって
右手に賽銭箱が据えてあり、素通りすると罰が当たるような錯覚に陥って誘い寄せられ・・我に返ったら小銭を入れてしまった後でした。

資料館の中には、ホッキ貝の分布や成長過程などを紹介するパネルなどがあり、ホッキの貝殻を利用して作ったグッズなどが展示されていました。

ホッキ貝が「苫小牧市の貝」に制定されているなんて知りませんでしたよ。
水揚げが年間900トン・・といっても貝殻を含めた重さ
私が住んでいた頃にはそんな話など無く下駄にして遊んだ程度で・・苫小牧の自慢としては「王子スモークサーモン」か、駅弁の「シシャモ・チップ寿司」くらいしか思い浮かびませんでした。
少なくとも、「ずーしーほっきー」よりは素性が確かなようです。

 
道の駅「ウトナイ湖」の入口では、当地のゆるキャラである「とまチョップ」が迎えてくれますが、こっちの入口から入ったことが無かったので、こんな石像があることを知りませんでした。
とまこまいの「とま」、ハクチョウの「チョ」、ハナショウブの「ョ」、ホッキ貝の「ッ」、ハスカップの「ップ」 なんだって
中国の友好都市(秦皇島市)から、健康・長寿にご利益がある(とされている)石で作った像が贈られたそうな。

ショップで「とまチョップ ガラナ」を売ってたもんだから、道産子ならトライしてみますよ。
ガラナと聞いたら無視できない

でも、このキャラはどういう脈絡ですか?
どこから北乃?
調べると「北乃カムイ」という名前だそうで、漫画の中のウトナイ湖を舞台にした話にゲストキャラクターとして登場したのが縁らしいです。

「おは羊蹄山」とか「ありがとうきび」とか言うのなら、・・こんにち稚内、こんばん和寒、さような蘭越、またあし滝川だね。
今夜のおかずは酒を絞っ鷹栖とコン美深、ごちそう佐呂間舌辛、歯を磨い手稲、お休みなさ今金、そろそろ根室、羊ヶ丘1匹・・羊ヶ丘2匹・・

 
本命の「苫小牧市美術博物館」に寄ってから、新千歳空港に「雪ミクスカイタウン」というコーナーが新設されたとのことで覗いてきました。
抹茶ミルクじゃなくて「抹茶ミク」というドリンクにそそられたけど堪え、特にグッズを買う気にもならずキャラメルを買っただけです。ここは以前、アイヌ工芸品を展示していたコーナーなんだけどなぁ・・。

空港内のショップ「Flyers」で買ったタオル
♪まるで滑走路by ユーミン
自衛隊の千歳飛行場(RJCJ)の滑走路を模してあり、自衛隊の滑走路2本は182゚/002゚(磁方位)を向いているので「18/36」と表示されていますが、民間の新千歳空港(RJCC)の滑走路2本も全く同じ方向を向いてるんだけど、混同しないように「19/01」と表示されています。
間違って自衛隊の滑走路に進入しようとしたら撃墜・・


posted by 雁来 萌 |22:22 | 雑念 | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:野鳥とホッキ貝の聖域

リラは男性名詞でしたか。知りませんでした。

フランス語の女性名詞・男性名詞は、どうも釈然としませんね。
自動車が女性名詞なのにタクシーは男性名詞。
お菓子が男性名詞。
寿司が男性名詞で天ぷらが女性名詞。

理屈を考えてもダメなんですね。
ドイツ語のように中性名詞の区分があればよかったのに。
いや、中性名詞があったらその分、冠詞(格変化)が多くなってしまうデメリットもあるか。
英語のように性別区分がなくなればいいのに。

ちなみに、météorologie は女性名詞なんですね。
理由なんてないですよね?

posted by かもめ| 2015-03-05 18:19

酸性・中性・アルカリ性

年度末なので、こんな時間帯になっています。

名詞の男性/女性の区別は理屈ではない、と教わりました・・法則性があれば、覚えようという気にもなるんですけど・・でも何となく、感覚的に、分かるような気がします。

「~ologie」が付く名詞は女性なんじゃないでしょうか。
気象学って、究極的には自然災害を防ぐための知識ですから、人間の力が及ばない怖い自然現象を相手にしています。
怖いものといえば・・日本では地震・雷・火事・親父ですが、西海岸を除き地震が少ないアメリカでは、ハリケーンが最も怖い自然現象なんでしょう。

かつて、ハリケーンや台風の名前に女性名を付けていたように、手に負えない怖いものは女性に結び付けたがるものなんでしょう。(心境は理解できます)

それは蔑視だとか差別だとかいう非難を受けて、男女の名前を交代で付けるようにしたり、台風の被害を受ける6ヶ国で好きな名前を考えさせて順番にネーミングライツを与えたりして、苦し紛れの対応をしているように見えます。
でも、本心は変わっていないと思います。笑

posted by 萌| 2015-03-05 22:33

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