2014年10月12日
水野美術館の日本画展@旭川
北海道立旭川美術館では、「水野美術館所蔵 日本画の巨匠たち」展が10月19日まで開催されています。→公式ページ 長野市の水野美術館が所蔵する日本画のコレクションを、道立函館美術館と道立旭川美術館とで巡回して展示するという、かなり贅沢な感じがする展覧会です。→水野美術館による案内 函館で開催されている期間中に観に行きたかったんですが、なかなか都合が付かなかったのと、どうせ旭川でも開催されるんだから、という易きに流れる意識が働いたのも事実です。 会期も終わってしまいそうな先週末になって、やっと行けました。 展示内容は期待に違わず素晴らしい作品ばかりで、懇切丁寧な解説も添えられていました。 図録が2000円なのも割安に感じましたが、写真を載せる訳にもいかないので、作品紹介のページでも見て下さい。
旭川市台場の交差点にて:これは青色LEDじゃなくて緑色LED? 信号灯に透明なカバーが被せられていました。水滴形というかタマネギ形というか、カバーの上部が尖っています。 調べたら、これはカプセルカバー(着雪防止フード)という装着物らしいです。→施工例の詳しい説明 こちらは札幌市内某所の信号(今年の1月) LEDの信号灯って発熱しないから、吹雪の時に付着した雪が融けなくて信号が見難くなります。(きっとこうなって事故が増えるんじゃないかと思ってましたが・・) かつて使われていた白熱電球だって、無駄に発熱してた訳じゃないってことですが、対策が施されて良かったです。
途中で美唄市郷土資料館に寄りました。朝9時から開いてるなんて、時間を有効に使えます。 ここには炭鉱関係の資料が多く展示されていますが、今日のお目当ては「光珠内隕石」です。 北海道で唯一の隕石で、発見当時の古い地名(沼貝村)から「沼貝隕石」と名付けられ、後に美唄市指定文化財第3号天然記念物として登録されました。(日本の隕石リストの27番) 隕石本体は常時展示されていますが、研究調査用に一部を削り取って国立科学博物館や北大総合博物館に保管されていましたが、そのかけら2片が里帰りして本体と一緒に並べて展示されることになりました。(10月26日まで)→『光珠内いん石の里帰り-離別した小片が語る光珠内いん石の今昔物語-』(編集中?) 郷土資料館の玄関に貼ってあったポスター この背景には飛ぶ鳥が描かれていて、野鳥の聖地・宮島沼に飛来するマガンを捕獲して焼鳥を作ってるような誤解を与えそうで・・。 厚別にて試食:やっぱり後ろめたい気がします。笑 作り置きだから冷めてて、いくら猫舌の私でもこれは有難くないから今回限り。 郷土資料館へ行く途中に古い屋敷があったので帰りに寄ろうと思ったのに、すっかり忘れて帰りは違う道を通ってしまいました。「旧桜井家住宅」とか「桜井邸」と呼ばれる建物なんだそうです。(ここも便器が素晴らしい・笑) 美唄屯田兵屋は以前に見学したことがありますが、その時は桜井邸に気付かなかったな。
続いて、深川市の「生きがい文化センター」内にある深川市郷土資料館に寄りました。 文化センターの中には案内の矢印も何も無くて、どこが資料館なのか分からずに彷徨ってたら、母屋の裏に別棟の資料館があって、2階の通路だけで繋がってるという構造でした。 これなら「資料室」じゃないの?と思いましたが、別棟ならば確かに「資料館」ですね。 よほど来館者が少ないのか節電のために照明を消してあり、観覧したい人は内線○○番に電話して照明を点けてもらいなさい、というシステムでした。 トイレも調査:一歩前進、二歩後退・・とはよくある話 屋外に屯田兵屋が立ってますが、後から復元・移築したもので、トタン板や新しい木材が多く使われています。 文化センターの裏側に墓碑・・ではなく歌碑が並んでいました。 「詩歌(うた)の散歩道」という道に並ぶ文学碑だそうです。 道の駅の近くに「旧鷲田農場事務所」の建物が保存されています。 説明の看板で事前に勉強・・ふむふむ しかし入館しようとしたら、冬季閉館中・・えっ! まだ冬じゃないだろっ!と思ったら、10月から3月までは冬季という扱いなのでした。 仕方が無いから、外見だけでも見学します:斜め前から 斜め後ろから 前庭には池もありました。 近くに「音江法華(おとえぼっけ)駅逓所跡」の説明板が立っていました。 「深川市水稲発祥の地」の碑もあります。音江ストーンサークルは何度も見たので省略。 帰る途中で三笠のイオンに寄ったら、炭鉱関係の展示コーナーがありました。 昔、こんな袋でも石炭を売ってましたなぁ。
posted by 雁来 萌 |21:01 | 雑念 | コメント(0) |
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