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2014年09月30日

SIAF最終章・モエレ沼編

7月19日から9月28日までロングランで開催された「札幌国際芸術祭2014」(SIAF)のうち、まだモエレ沼会場へは訪れていなかったので、9月20日にアミューズメントパークへ行く前にモエレ沼へ寄りました。

すっかり忘れていたんですが、この日は「モエレ沼芸術花火2014」が催される日でした。
どうせ混雑するようなイベントは避けたいし、観覧チケットを買っていないのだから論外ですが、花火と競合しない日中の「海の噴水」までお休みでした。(←水飛沫で火薬が湿るから?)
どっちみち、噴水を眺めるほどの時間的余裕は無いのですが。

まだ昼前なので花火の見物客は押し寄せておらず、家族連れがちらほらと歩いている程度です。
ピラミッドへの道
並木の脇には「スズメバチに注意」という看板が立っていました。これも芸術祭関連の屋外展示なのでしょうか。(違)

ガラスのピラミッド内には、坂本龍一+真鍋大度 による「センシング・ストリームズ - 不可視、不可聴」というインスタレーションがありました。
ガラスの城

アンテナで検知した様々な周波数の電磁波を処理して、幅7.2m×高さ3.9mのビジョンに表示し、スピーカーでも可聴化する仕掛けで、
音と光の競艶
手前に立ってるコントローラーを視聴者が操作して、電波の周波数や表示モードを選ぶことが出来ます。

札幌で検知される主な周波数のリストと表現の仕組み(説明が簡略過ぎて分からない)
もそっと詳しく知りたい

他に、坂本龍一+YCAMInterlab による「フォレスト・シンフォニーinモエレ沼」という作品もあり、植物の生体電位を測って音響に変換するカラクリでした。

竹村真一 による「触れる地球」というオモチャもありましたが、これは自分にとって専門分野の素材を使っているので、大して面白くもなかったです。

館内に常設してある石の芸術品
石の下にも20年
道庁の前に据えてあった石(岩)を期間後も残して欲しいという要望があるそうで、さもありなんと思いました。あのままの状態では無理かも知れませんが。

 
散策路の脇に多くの警備員が立っていて、草原には花火客のためのキッチンカーなどが並んでいました。
見覚えがあるはずだ
モエレ山の写真を撮っていたら、どこかで見覚えのある光景のような気がしてきて・・Windowsの壁紙かっ!

花火師と言うと、半纏に地下足袋という姿しか想像できなくて済みません。
当日は俄雨が降ったので花火がどうなるのか心配しましたが、無事に決行できたようです。→北海道の花火大会カレンダー9月20日の開催状況

ところで大ゴミ拾い大会は盛況だったのでしょうか・・花火の燃えガラは拾うようですが、着火しなかった不発花火とか落ちてたらどうするのかなぁ?と

豊平川の花火大会の音が自宅まで聞こえるのは当然としても、距離が4倍ほど遠いモエレ沼から花火の音が届くとは思いませんでした。北の国からミサイルでも飛んで来て着弾したのかと慌てましたよ。


posted by 雁来 萌 |21:37 | 雑念 | コメント(0) |

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