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2006年10月31日

全道高校ユース新人大会・2回戦

オフィシャルページのニュースを見て、何、それ? と思ったかも知れませんが、この時期には高校2年生以下(U-17)のメンバーによる大会が(密かに?)行われます。
昨年の成績は・・思い出したくないんですけど(笑)、小樽の色内埠頭公園で開催された全道大会は、1回戦で敗退しました。

今年の全道大会の会場は浜厚真野原公園サッカー場で、10月28日(土)~30日(月)の3日間で行われ、1日目が1・2回戦、2日目が準々決勝と準決勝、3日目が決勝という日割りになりました。
19チームが参加するので、コンサを含む13チームは2回戦から出場しました。コンサ以外のチームは全て高校サッカー部なので、以下の文中では「高校」を略します。組合せ→pdfファイル

土曜日や日曜日なら何があっても駆け付けますが、こう見えてもサラリーマンの私は、月曜日に行われる試合は見に行けないので、2日目までの経過を紹介します。

なお、コンサ(U-17)は決勝戦で延長戦の末に札幌第一を降して優勝し、2002年以来で、2回目の優勝を収めました。
今年で35回目になるこの大会は、以前は室蘭大谷や札幌第一が優勝を独占していましたが、最近はどこのチームが優勝するか分からないほどの戦国時代になっています。


10月28日(土)の11時から、2回戦のコンサ(U-17) vs 倶知安の試合が行われました。
35分ハーフで、決勝戦だけは引き分けの場合に10分ハーフの延長戦を行い、さらにPK戦もありますが、準決勝までは延長戦なしに即PK戦を行います。


コンサ(U-17)(赤黒) vs 倶知安(青)(2006.10.28:浜厚真)
今回の写真は逆光が多くて見難いです。

スタメンは、GK:岩田、DF:岩月・加藤(大)・熊澤・鎌部、MF:鶴野・伊東・小川・佐藤、FW:横野・大西 と、1年生が3名入っています。

開始6分頃、伊東からのパスを受けた右サイドの鶴野が持ち上がり、クロスを中央で横野がヘディングして、先制点を取りました。(1-0)
これで楽になると思ったのに、楽になったが故に攻撃が雑になったとは見えませんが、数多く放ったシュートは、ことごとく外れてしまいます。


右CKからのチャンスもクリアされる

チャンスが多いけど決まらないので、ハーフタイムに「イライラしないように」という指示が聞こえました。外野から見てても、慌てる必要は無いように思いました。
 

後半5分頃、横野が左寄りで粘ってキープし、中央へ出したパスを大西がシュートして追加点を上げました。(2-0)
10分頃、鎌部に代えて松本(怜)、佐藤に代えて古田(U-15)を入れました。


サイドネットじゃね?

13分頃、大西がPA内まで突進したところでチャージを受け、倒れずに踏み堪えて進んだのでプレイオン、ゴールにはなりませんでしたが、PKをもらいました。
このPKを大西自身が蹴り入れて、さらに点差を広げました。(3-0)


大西のPKがゴール右隅に入って3点目

続く14分頃、松本?が左からクロスを入れ、大西がヘディングしてゴールし(4-0)、大西はハットトリックになりました。

これで勝負あったと見てか、小川に替えて竹内、鶴野に代えて玉岡を入れました。
続いて岩田に代えて曳地を入れ、さらに熊澤に代えて加藤(拓)、大西に代えて山口と、矢継ぎ早に交代して1年生に実戦のトレーニングを積ませます。明日の試合に備えて2年生を休ませる意味もあるでしょうし。
さすがに攻撃力が落ちたのか、追加点はなかなか取れませんが、27分頃に岩月に代えて打矢を入れて間もなく、打矢が右サイドを駆け上がってクロスを入れ、山口が蹴り込んでダメ押しになりました。(5-0)


山口のシュートがゴール左隅に入り、GK反応できず


試合後の記念撮影←何かのプログラムに使われそう
順調な滑り出しですが、まだ先は長く、これからの対戦が厳しくなります。


当日の朝9時半から行われた1回戦の、登別大谷 vs 札幌新陽の試合を後半だけ見ましたが、両方のチームにコンサジュニアユースの出身者が数名在籍しているので、頼もしくなったOB選手達を発見しては、複雑な心境で試合の行方を見ていました。
結局、登別大谷が(6-1)で札幌新陽を降して勝ち上がってきました。
登別大谷は、プリンスリーグの入れ替え戦に負けて降格が決まりましたが、2週間前に行われた高校選手権の北海道予選では、準優勝に輝いています。
札幌新陽は、同予選で優勝した室蘭大谷に準決勝で破れましたが、健闘しています。

14時から行われた2回戦の、栗山 vs 登別大谷の試合は、(0-7)で登別大谷が勝ち、2日目の準々決勝の対戦相手は登別大谷になりました。しかし、この試合で登別大谷には負傷者が出て、救急車で運ばれて行きました。


釧路工業 vs 北見緑陵 のPK戦
座っている釧路工業のGKは失点を反省しているのではなくて精神を集中しており、PK5本のうちの2本を止め、(4-3)で勝ちました。
釧路工業は2日目の準々決勝もPK戦になり、(0-0)の同点からPK(7-6)で札幌白石に勝ちましたが、準決勝で札幌第一に敗れました。


次回は、2日目に行われた準々決勝の試合を報告します。(予告)


posted by 雁来 萌 |21:48 | 闘う若梟 | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:全道高校ユース新人大会・2回戦

コンサ強すぎ、頑張ってコンサのGKを超える

posted by 倶知安高校GK| 2007-05-01 21:00

がんばれ倶知安

いやぁ、頼もしいですぅ。あの時のGKくんなんでしょうか。
大会プログラムをひっくり返して眺めています。

実は私ね、倶知安高校の近くに住んでたんですよ。
北陽小学生に通ってた頃ですけど。

うちのチームだって、一昨年の新人戦では1回戦であっさり負けちゃったりして、世の中、何が起こるか分かりません。
頑張れば道が開ける、と信じましょう。

posted by 萌| 2007-05-01 21:55

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