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2014年07月17日

追直漁港に浮かぶ人工島

もう、何の用事で訪れたのか忘れてしまいましたが(笑)、6月に室蘭へ行ったついでに、追直(おいなおし)漁港の沖合いに出来た人工島を見学してきました。

この人工島は「Mランド」と呼ばれ、昨年出来たことは知っていましたが、見物しに行った11月には既に夏場の公開期間(5月~10月)を過ぎていました。Mは室蘭のMですよね、当然。

室蘭駅の近くから、追直漁港へ向かう道を進みます。
ずいぶんと寂れてしまった通り
生まれ故郷なので、地図を見なくても適当に曲がれば行き着けるから便利。

島へ繋がる橋の入口が漁港の傍にありました。
駐停車禁止・・白鳥大橋みたい
まるで自動車専用道に入るような気分です。

こんな橋を渡って進みますが、橋上での停車は禁止なので途中の写真を撮れません。
島に架ける橋
セントレア空港や長崎空港へ向かう感じ

島にある駐車場から、今来たこの道を振り返ってみます。
橋脚をガード

これが追直漁港の防波堤ですが、
漁港の沖というより脇

追直漁港の沖合いと言うよりも、室蘭人にしてみれば「電信浜」の沖合いと言った方が適切です。
泳げる浜ではないな

島の正面に測量山が見えて、景色が良いです・・こんな景色は船の上からしか楽しめなかったのに。
力道山・・じゃなく測量山
参考→北海道地質百選の「測量山」
測量山から見ると、Mランドは↓こんな感じに見えるらしいです。
http://www.geosites-hokkaido.org/images/lightboxphoto/0711sokuryouzan4.jpg
形としては、MではなくてJに見えますが。

駐車場の先に、漁網を干してありました。
網といえば餅焼き
陸上の浜には網を干すスペースも無くなってしまったということか。

フェンスの頂部には、鳥除けと思われる針金が植えられていました。
羽根休め禁止、排泄禁止
鳥にとっては・・針の筵かも知れません。

照明だって、これほど防御しなければ止まり木(=トイレ)にされてしまうことは必定
つけまつける


続いて、御崎駅に寄りました。
海抜3m
御崎に住んでいた時期がありますが、この駅で乗降したことはほとんどありません。

ここの駅の近くに「室蘭線発祥の地」という標柱が立っているはずなんですが、マジメに下調べをしなかったので発見できませんでした。でも、その後の調べで場所は分かりました。(遂に倒れたらしい)
次は母恋、終点は室蘭

ホームの脇で勾配標が草木に隠れていて・・いーんでしょうか。
勾配が分かりませんよ


さらに、東室蘭にある中嶋神社に寄りました。
真ん中を通ってはイケナイ

手水の使い方を教えなければならない時代です。
柄杓に口を付けてはイケナイ

本殿の前に丸い輪が見えますが、これに火を点けてライオンがくぐるショー・・ではなく、これは「茅の輪(ちのわ)」と言って、半年間の穢れを祓う「茅の輪くぐり」神事に用いられる輪らしいです。→参考
知恵の輪ではない
横に立ててあった説明看板を読んで、よっぽど、今年前半の試合成績の厄を祓ってもらうためにくぐろうかと思いましたが、(清廉な身の)私がくぐってもご利益は期待できませんから。

 
本命のミッションは、境内に保存されている「輪西屯田兵旧火薬庫」(明治19年建設)を見学することです。
禁酒禁煙、火気厳禁、湿気厳禁
室蘭市の指定有形文化財第2号で、火薬庫だからというより、木造だから火気厳禁というのが心細いです。江別の火薬庫はレンガ造りだったけど。←江別だけ特別?

裏に回ると、不審者を検知する人感センサーらしきものが。
防犯カメラだったら笑ってVサイン

これは床下の換気口のようです。
ネズミは出入り禁止

近くに輪西屯田兵記念碑が立っていました。明治42年建立で、こっちの方が新しいのに有形文化財第1号です。(指定日は火薬庫と同じ)
天之逆鉾か
この碑は青銅製で、断面が三角形の鉾の形をしています。屯田兵△

そもそも、明治20年に屯田兵が入植した頃に、この神社の基となる兵村社(円山神社)が建立されたそうな。
開拓期には湿地の中に小高い丘があって、海に浮かぶ島のように見えたのが「中島」の由来だとも言われています。


posted by 雁来 萌 |20:39 | 蝦夷の細道 | コメント(0) |

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