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2006年10月27日

Jユースサハラカップ仙台戦

10月22日(日)の14時から、宮の沢サッカー場でJユースサハラカップ第4戦の仙台ユースとの試合がありました。

午前中には小雨が降っていましたが、ユースの選手達がピッチの隅でトレーニングしたり、外周をランニングしたりだったので、暖かいココアを啜りながら眺めていました。
手稲山は雨で煙っていましたが、雪でも降ってるような景色に似てました。まさかホントに次の日に初冠雪になるとはね。

午後2時からのサハラカップの試合が始まる頃には雨もほとんど止み、ベンチに乗った水を拭けば座れるほどになりました。


コンサU-18の円陣(2006.10.22:宮の沢)
今回は識別が難しいですね・笑

コンサのスタメンは、GK:平加、DF:岩月・加藤(大)・松本(壮)・熊澤、MF:大西・鶴野・大野・長沼、FW:門間・横野 と、怪我やカード累積で出場できない選手もいるので、この辺が無難なメンバーでしょう。


コンサU-18(赤黒) vs 仙台ユース(白)
山の木々もすっかり衣替えしました

攻撃の形は札幌の方が良いように見え、ピンチも相手の攻撃ミスに救われる場面が多かったと感じました。不用意なファウルでイエローカードを2枚もらいましたが。


熊澤からのフィードを門間がヘディングするが、右へそれる

42分頃、右サイドの大西が突破したチャンスで右CKを得ました。
この右CKを長沼が蹴り入れ、中央で加藤がヘディングしたボールは、GKの手も届かずにゴール右上へ入って先制点になりました。(1-0)


長沼の右CKを加藤(Pマーク左)がヘディングして先制

その2分後くらいに、相手のチャンスになりそうな場面で大野がボールを奪おうとして、一発レッドで退場になりました。
これは後方からのタックルだし、たとえボールにしか触っていなかったとしても、近くにいた審判の目には足の裏が見えていたでしょうから、レッドカードを出したのは正しかったと思います。他の場面で「逆でショー?」と見えた場面が2回ほどありましたけども。

大野は足が長いので、スライディングすると相手よりも一瞬早くボールに届いてピンチを救うことが多いですが、今回は裏目に出てしまいました。
取りあえずFWを1枚減らして横野のワントップにし、前半の残り4分間ほどを凌ぎました。
 

後半開始時に交代は無く、苦しいけど4-4-1で守って、あわよくば攻撃・追加点も・・と望みを繋がなければなりません。
ところが、こっちが1人少ないとは思えないような展開で、互角に闘っています。でも時計を見るとまだ10分しか経過しておらず、逆転されるのに十分な?残り時間があります。


カウンターで大西(右)の突進・・これでまた右CKを得て、


右CKを長沼が蹴り入れて加藤がヘディングするが、左へそれる

ここで門間に代えて岡を入れ、左サイドの運動量をリフレッシュしました。

コンサは、ボールを奪ったら横野をターゲットにして放り込む、という戦法に徹することができます。横野は、最後には足が攣りながらも頭や胸でボールを受け、懸命に役目を果たしていました。そこに走り込む人数を前線に残しておけないのが辛いんですけど、止むを得ません。

仙台は1人多いのだから速攻を掛ければ有効なのに、ボールを奪ったらまずバックパスや横パスを回して体勢を整えるという、厚別などでよく見かける光景が展開されました。トップチームがなぜ勝てないのか、これを見ればよく分かるはずなんですがね。

中盤の上がりも遅く、前線との間に広い非武装地帯ができるので、そこをボールが越えて来る前に、自陣に戻って守備を固めることができました。

終盤の43分頃、大西に代えて玉岡を入れ、右サイドにも燃料を補給します。送り出し際に「ジカンヲカセゲ」とか「キープデイイ」とかの指示も聞こえましたが、真っ正直な性格のヨングンに、そんな抜け目ない芸当は難しいかも知れません。

間もなく、ロスタイム3分の表示が出ました。長いよ~。
仙台は最後の猛攻撃を仕掛けてきます。
絶体絶命のピンチになって、トップチームにありがちなロスタイム同点という場面もありましたが、ヘディングやスライディングで懸命にはね返し続け、試合終了になりました。(1-0)
この試合では、加藤くんが守備に攻撃に大活躍してました。


苦しみながらも勝利を掴んでホッとする選手達
後でバックスタンドへ挨拶に行き、ご家族から大喝采を受けていました。


今年のホーム最終戦になるので、観客にご挨拶
今年も1年間お疲れ様でした。 アウェイ戦はまだありますが。


posted by 雁来 萌 |07:12 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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