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2013年10月27日

温泉の次に温泉また温泉

網走地方に続いて今日は、峠を越えて釧路地方に寄り道し、阿寒湖を経由して十勝回りで帰宅する予定です。
立ち寄る所はどこも温泉地ばかりですが、ゆっくり湯に浸かってるヒマはありません。

東藻琴から峠へ向かう道路を登り、アメダス探訪「山園」の巻(2013/8/20)

昔は「藻琴山」という観測点が近くにありました。

東藻琴には、シバザクラを斜面一面に植えた芝桜公園があって「藻琴山温泉」という宿泊施設がありますが、こちらはもっと峠に近い「藻琴山高原温泉」です。
高原温泉

アメダスを挟んで温泉の反対側に、別荘のような建物がありました。
草葉の陰

雨量計のみです。以前はこの辺に露天風呂があったらしいです。
タンクと似たようなもんだ
入浴中にこんな写真を撮ってたら疑われること間違いなし。

向こうが峠の方向で
山の彼方の空遠く

こっちが下界を見下ろす牧草地・・な~んにも無い。
国見の丘


峠を越えて屈斜路湖に向かって下り、着いた街が川湯温泉です。
川湯といえば横綱大鵬の出身地で、「川湯相撲記念館」は大昔に訪問したことがあります。

アメダス探訪「川湯」の巻(2013/8/20)

温泉街から少し離れた旧川湯駅前小学校の校庭の脇にありました。
いかにも学校

向かいは硫黄の臭いがするアトサヌプリです。
いかにも温泉地

積雪深も測っていて、奥の広場はパークゴルフ場になりました。
空き地があればパークゴルフ

風向風速計と日射計
ペンキもはがれます

校門と校庭(消火訓練のような道具が並んでいました)
駅は少し離れているのだが

川湯駅前小学校の跡地を示す「学舎の碑」が立てられていました。
平成3年閉校


川湯から真っ直ぐ弟子屈へ南下した方が近いんだけど、屈斜路湖の湖岸に沿った道路を(キャンプ場や露天風呂を横目で見ながら)進みます。

屈斜路湖畔のコタン地区に、松浦武四郎の歌碑が立っています。
汐ならぬ久寿里の湖に舟うけて身も若がえるこゝちこそすれ

これを建立した磯里明さんとは、「松浦武四郎ゆかりのピエロ」の記事で紹介した、磯里博巳さんのお父さんです。
古丹の人々と共に建立す

近くに「アイヌ民俗資料館」があって、何度か見学しました。
丸屋根と柱
この建物も毛綱毅曠(もづなきこう)氏の設計だそうで、入口に並ぶ列柱は宇宙の時間を象徴し、円形ドームは宇宙の建築構造を象徴し・・と言われても意味不明。

湖畔に設けられた祭壇「ヌササン」
ヌササン

熊送りに使う仔熊を育てておく檻「ヘペレセッ」
小熊は神の子
 
 
鐺別温泉のある街に下って、アメダス探訪「弟子屈」の巻(2013/8/20)

地図で見ると摩周湖へ登る道路の脇のようだけど、周辺には目印になりそうな施設が無くて、ユースホステルも離れ過ぎているから、何の施設があるのかと思っていました。
確かに道道52号の脇にありました。
モンゴルのゲルか
ドーム屋根の施設の門には「弟子屈上水道 摩周配水池」と書かれていました。

周囲は牧草地で、何も障害がありません。
美味しそうな草だ

測器の近景:浄水場って4ヶ所目かな。
働く測器

風向風速計と日射計
夕立一過

昔は「欧羅巴民芸館」だった施設が道の駅「摩周温泉」になってますが、自動演奏のオルゴールはどうなったんだろう?と思って調べたら、残念


アメダス探訪「阿寒湖畔」の巻(2013/8/20)

温泉街の外れにある学校の近くだろうと思ったけど見つからず、午後に発達した雷雲から土砂降りの雨が落ちてきました。
学校では部活中だった生徒達が道具を持って逃げ帰っていました。自転車で帰宅中の子供達もズブ濡れです。

学校の近くにある、駐車場のような敷地に入ると見つかりました。
ここは何の施設?

何かの事務所のような建物が立っていて(撮影し忘れた)、ゴーカートのコースのように舗装された道路があったので、自動車教習所の雰囲気に似てますが、信号も無くてコースの規模が小さいです。
そこへ通じる道路が無いし、そのコースをよく見ると楕円形になっていて、こりゃ冬にはスケートリンクになるんですね。建物は競技本部で。

夕立の後なので、草地はビショビショでズブズブぬかるみます。
広い原っぱ

四要素と積雪深(レーザー式)を測っています。
危険立入禁止

風向風速計と日射計
スケートに向かい風は辛い
16時を過ぎたし雨雲のせいもあって暗くなってきたところで、今日のミッションもちょうど終了しました。

 
これで、クラセンU-15のついでに回った、北見・網走方面の探索は終了しました。

その後、9月下旬に宗谷地方と紋別地方を回り、10月中旬に根室地方と知床方面などを回りましたが、それらは少し間を置いてからボチボチ紹介する予定です。


posted by 雁来 萌 |21:13 | 気象細事記 | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:温泉の次に温泉また温泉

数年前までは無線ロボット雨量計もあったので、熊に警戒し藪をかきわけながら車一台入るのがやっとの山道をひたすら登って降りてくる重労働もあったけど全廃した今はそれもやらなくて楽になった反面寂しさや物足りなさもあります。

posted by アメダストラベラーズ| 2013-10-28 00:28

Re:温泉の次に温泉また温泉

中でも終沢は難所の中の難所でした。

posted by アメダストラベラーズ| 2013-11-07 18:29

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