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2013年09月30日

丹頂鶴がいない丹頂の里

釧路町や標茶町のアメダスに続いて、今回は鶴居村から釧路市阿寒町にかけてのアメダス4地点を紹介します。

巷では「丹頂鶴」と呼ばれたりしますが、「タンチョウヅル」という名の鳥はいなくて、「タンチョウ」が正しいのです。
「ナベ」や「マナ」だったら何の動物の名前か分からないけれど、「タンチョウ」と付くのは鶴だけだし。

昔、釧路で「丹頂湯」という銭湯に入りましたが、今でも営業してるみたい。

アメダス探訪「鶴居」の巻(2013/8/16)

予想通り、鶴居中学校のグラウンドの脇にありました。鶴はいませんけど。
ボールがぶつかったりしないのか
グラウンドにネットの囲いが無くて、ボールが飛んで来そう・・

もっと素朴な佇まいを想像してたんだけど、立派な敷地です。
一段高い、ひな壇だ

積雪深(超音波式)も測っています。
やっほー・・・やっほー

風速計と日射計:ここのポールも低くて6.5mみたい。
南東風

隣に地震計と電子基準点もありました。
地球物理的観測のメッカ
これだけ揃っている地点は珍しいです。


アメダス探訪「中徹別」の巻(2013/8/16)

地名の読みは「なかてしべつ」です。
あっという間に通り過ぎてしまうような集落だから、ここの学校だと思うんだけどなぁ・・と探しても見つからず、しばらく周辺をさ迷って駐車場のような場所で降り立つと、林の向こうに見えました。
あんな所に

用事が無ければ分け入りたいとは思わないような草深い道を進むと、中継局のアンテナの隣に立っていました。
呉越同舟

敷地内には結構な草が蔓延っており、そろそろ刈り込み時かも。
けっこう草が伸びてる

近くに高い樹があって、ちょっと気がかりです。
樹高よりは高いか
元々は別の場所にあって、2002年にここへ移転したのかも。


アメダス探訪「阿寒」の巻(2013/8/16)

阿寒町の中心街に役所を集約した、行政センターの右奥にありました。
いかにも役所な建物

ここは「スポーツトレーニングセンター」という施設のようです。
トレセンだって

雨量だけを測っていますが、この立派な芝生は何に使うのでしょう。
立派過ぎる芝生

道の駅「阿寒丹頂の里」の天井に、怪鳥が飛んでいました。
電気仕掛けで羽根や足が動くのでしょうか?
始祖鳥か
とても鶴には見えませんけど・・。


アメダス探訪「鶴丘」の巻(2013/8/16)

鶴丘という観測点は、実は「たんちょう釧路空港」の敷地内にあります。
たんちょう釧路空港

空港ビルの正面に立つタンチョウのモニュメント(と観光客)
飛行機を威嚇している

当然ながら敷地内は立入禁止なので送迎デッキから双眼鏡で探すと、画面中央の草地に気象測器がありました。
確かに確認した←馬から落ちて落馬
空港の滑走路の横だもの、観測の支障になるような高い建物や樹木など立ってるはずがありません。

千歳からの朝一の便らしく、ちょうど到着しました。(撮影時刻は09時16分)
鶴丸機ではなかった
これも怪鳥みたいなもんだけどさ・・操縦席の屋根を赤く塗って、フラップを黒く塗ったらカッコイイと思うのだが・・。


posted by 雁来 萌 |22:09 | 気象細事記 | コメント(0) |

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