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2013年06月16日

千軒も家があった集落の今

渡島半島を巡るアメダス探訪も第4回目となります。

松前を発ってしばらく海岸沿いの道路を進むと、横綱の里・福島町に着きます。ここから国道は山間部に入り、青函トンネル記念館があったとしても、線路は既に地下深くを走っていて見えないので、今一つ実感が湧きません。

アメダス探訪「千軒」の巻(2013/5/5)

ここも廃校で、アメダスは校庭の隅にありました。
廃校と校庭
福島町立千軒小中学校は明治34年に開校し、中学校は平成9年、小学校は平成15年に閉校したそうです。

この建物が校舎の面影を残しているのでしょうか。
あづま~る
表札には、福島町活性化センター「あづま~る」と書かれています。

ここは周辺の地点よりも雨量が多いし積雪も多くて、いつも悩ましい地点です。
雨量と積雪・・が多いんだ
壊れた百葉箱は相当の年季物らしく、ペンキもハゲハゲで屋根がありません。

 
時間割が物置に立て掛けてありました。
1年生から6時間目まであるとは思えない
一年生の時間割・・ではなくて、「一」に見える部分に学年の文字板を貼るんでしょう。

何とも比較したくなる光景です。
どんな校舎だったのか
旧体育館は「体験交流館」という施設に変わりました。

集会所と思われる「あづま~る」を覗いてみると、
花も鳥も・・風も月も
「千軒の自然」が紹介されていました。

最盛期にはこの地区だけで砂金掘り人足の家が千軒もあった、というのが地名の由来だそうですが、現在は福島町全体を合わせても人口が6千人、世帯数は2千世帯ほどだそうです。
砂金は今でも採れることは採れますが、テマ・ヒマ・クマを考えたら、趣味の世界でしかマカタしません。

 
ここは大千軒岳への登山口に位置し、
建物は四軒しか無いのか?

隣には千軒神社があります・・両脇に立ってる木が良い感じ。
山に向かいて

本殿の内部の様子をガラス越しに撮影
ホームでも勝って!
ここは「福島大神宮」の末社らしく、砂金が採れた関係なのか、「金山彦命」(かなやまひこのみこと)も祀られています。
我らがチームの必勝(と金鉱発見)を祈願してきました。←強欲

雪が多かったせいか、欄干が壊れていました。
危うい
少し離れた場所で発見(私の仕業じゃないから)
風雪百年

「浅間神社」も「せんげんじんじゃ」ですが、「浅間神社」は浅間山じゃなくて富士山を崇拝するためにあるらしく、富士山頂にある奥宮を訪問したことがあります。


アメダス探訪「知内」の巻(2013/5/5)

国道のバス停に隣接する「上雷生活改善センター」の横にありました。
交差点の傍

ここでは雨量しか測っていません・・松前へ向かう桜見物の車ばかり。
「S」を象った知内町のマーク
国道脇ながら見過ごしてしまいそうですが、ストリートビューには写っています。

どう改善するのかよく分からない「生活改善センター」
内部の機能は不明

「知内農業発祥の地」という碑が建てられていました。
綿羊といえば仁義好かん
エドウィン・ダンの指導の下、明治14年に緬羊主体の牧畜を始めたんだそうです。

碑の土台の陰に発見・・知内町と言えば北島三郎でしょうが、
どういうい縁なのか
芸道も地に落ちたのか・・。


アメダス探訪「木古内」の巻(2013/5/5)

国道脇の浜辺に、二宮金次郎かと思う像が立っていました。
マッチ売りの少年
恐らく「木古内の坊物語」の主人公だろうと思われます。

全く期待を裏切られずに、消防署の前にアメダスがありました。
火事の無い所に消防署は立たない

普通に4要素を測っています。
ここには柵が無い

道路の向かいは漁港になっていました。
防火水槽のようなもの

ここも国道脇だから、当然ながらストリートビューに写っています。
国道の脇だよ

 
アメダス見物しながら道草を食ってるうちに、花見遊山から帰る車が周りに増えてきました。
渋滞に巻き込まれないよう、さっさと片付けて逃げ帰りたいところですが、まだ他に4ヶ所を探索する予定です。


posted by 雁来 萌 |21:27 | 気象細事記 | コメント(0) |

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