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2013年05月01日

鯉幟も凍えるGWの氷雨

・・日曜日の荒天は羆嵐だ。羆嵐に違いない!

 
バスから降りて辺りの様子を覗う熊
龍頭蛇尾な熊
ハンターを呼ぼうと思ったのは秘密だ。

 
地下鉄大通駅のホームに、説得力のある電飾広告がありました:「春雪さぶーるさぶーる



4月27日(土)は札幌芸術の森へ行きました。

ゲートで駐車場の回数券を出したら「今日は無料です。」と言われて、そう言えば以前にもそんなことがあったなぁ・・と思い出しました。

小雨が降る中、水を得た魚のように・・は泳がない「鯉さがり」
春よ鯉

水遊びの季節になりましたから・・。
まだ泳ぎたいとは思わない

改修のためしばらくお休みしていた「芸術の森美術館」では、「生誕100年 彫刻家 佐藤忠良展」が開催されています。

佐藤忠良といえば彫刻しか浮かびませんが、絵画とかデッサンとか雑誌の挿絵などの作品も多く展示されていて、新鮮な発見でした。色々な新発見もあったし。

雑誌の表紙として使われた絵の作品を並べてあったんですが、そこに描かれた女性の横顔が、全てと言っていいほど左を向いていました。
・・ということは、たとえ彫刻でも彼の作品を見る時は、顔の左側から見た方が製作の意図を理解出来るというか、左側から見た形に力を入れて作っているのではないか?と思いました。

彫刻作品では、ほとんどの作品が顔(首)を右側に傾けていました。
中には、こんな姿勢を取らされるモデルさんはさぞ苦しかっただろうな、と思えるポーズもあります。

もう1点の発見は、本人が彫刻作品を製作中に意識していたそうですが、両足の隙間が作る形が面白いんだそうです。
どうしても上半身の動きに目が向きがちですが、周囲を回りながら視点を変えると、確かに色んな形に変化します。
工場の煙突が重なって2本に見えたり3本に見えたりするのに似て・・何も無いようなスペースや空白が重要なのは、サッカーばかりじゃない。笑

 
館内で改修した箇所と言えば・・ミュージアムショップの名前とレイアウトが変わったな、という程度で・・外見を素人が見ただけじゃ分からない部分も改修されたんでしょう。

「中庭インスタレーション」は、鉄棒の溶接が得意な 川上りえ さんの作品が展示されていました。
ある意味でワイヤーフレーム
こうやって作品を運び入れるんですね、裏の関係者用駐車場まで見通せたのは初めてです。

美術館の前にあった倒れそうな立木:野外彫刻の作品ではありません
これがホントの枕木

枯れた訳ではなく、ちゃんと芽吹いています。
老いてなお死なず

 
工芸館では「日本のクラフト展 in Sapporo 2013」が開催されていました。
これがまた見てるだけで楽しくて、芸術の森には1時間ほど費やすつもりが2時間も滞在してしまって、その後の予定に影響が出てしまいました。


posted by 雁来 萌 |21:08 | 雑念 | コメント(0) |

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